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じゅんじゅん

大学・大学院で文学を研究して修士号も2つ…

大学・大学院で文学を研究して修士号も2つも持っているのに、最近ほとんど本が読めてません。本に没入するとはすなわち魂が観念の世界に飛び立つことです。夢と現実の狭間でイメージと戯れこの世に戻ってきたとき、確かに世界は深みを増しています。

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コメントした本

古代への情熱―シュリーマン自伝

究極の自己実現を行った天才。古代遺跡を発掘する夢を幼少期に持ち、そのためにはお金が必要だと信じてビジネスに没頭、富を得て直感を信じ発掘したのがトロイア遺跡。また語学にも通じ、ラテン語や古代ギリシャ語などかなりの数の言語を習得している。発掘方法には批判も多いが、とにかくワクワクしながら読むことができる。語学の勉強方法についても一読の価値あり。

2年前

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カラマーゾフの兄弟1

いろいろと難しいことは横に置いておいて、この長編が純文学でありながら優れたサスペンスの側面を持ち、読む者をストーリーテリングで引き込みながら深い思惟へと誘う傑作であることは誰も否定できないだろう。必読の近代文学。

2年前

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風と木の詩 全10巻完結

キリスト教における純愛について正しく理解していないと到達できない地平。極めて文学的で、河合隼雄の解説が秀逸。

2年前

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ワイド判 風の谷のナウシカ 全7巻函入りセット 「トルメキア戦役バージョン」

読む度に発見や気づきがある珠玉の名作。我々は全にして個、個にして全という王蟲の言葉の意味が分かる人と出会いたい。

2年前

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ランボー全詩集

人類と魂の解体と再構築を繰り返す詩篇群。始原的な生のあり方を強く求めた現代に生きる僕らの魂を内奥から震わせる。同時代にゴーギャンらがいたのは偶然ではない。その系譜ではマチスへと繋がる。昔、詩人と画家は同じ場所にいたのだ。

2年前

山月記

ここ数年で読んだ本の中で一番ガツンと来た。芸術を志した人には響くはず。

2年前

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キッチン

人生が辛く感じられる時に読むと救われる本がこれ。簡明な文体で物語が綴られており、読むとほっとする。魂の救済というテーマは吉本ばななのデビューから一貫したテーマであり、野崎歓は良くも悪くも変わらないと指摘するが、吉本ばなな本人は変えるつもりはさらさらないのだろう。 ちなみに筆名がまた吉本ばななに戻ってますね。知らなかった。

2年前

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バビロンに帰る―ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック〈2〉

一度犯した過ちは取り返しがつかないことを、悲しみの中で切々と感じている人には痛切に響く作品。フィッツジェラルドには良い短編が多いが、表題の「バビロンに帰る」はかなりの佳作。何度も読み返したくなる。

2年前

ねじまき鳥クロニクル泥棒かささぎ編

村上春樹の真骨頂。ぐいぐい引き込まれて、いつの間にか壁を抜けているという。全巻読み終えた後は、こことは別の所に立っている。

2年前

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マラルメ詩集

19世紀当時、一番神のあり方に近づいた詩人。我々は一人一人が神なのだ。 現実から<観念>(Idée イデー)の世界へと瞬時に飛翔できる精神をもったマラルメが見つめていたのは、新プラトン主義の伝統を少なからず受けた「観念」である。花、劔と言った形象は影であり、観念こそが真実である。<観念>へと降り立ったマラルメの精神は言葉に内在するリズムを読み解き、始原の語まで引き戻された意味と共に、一見するとバラバラな、しかし厳密に見れば確固たる現代フランス語文法に則り詩が構築される。マラルメにとって音楽、舞台は詩を構築するための重要な参照項であり、オーケストラの指揮者、あるいは舞台の書割を裏から見る演出家のメタ的な視点を持ったまなざしで宇宙を見つめ、観念を繋ぎ合わせ芸術を組み上げて行く。感動は計算して作れるとしたエドガー・アラン・ポーの芸術論は、ボードレールを経てこのようにしてマラルメに行き着く。すべての芸術の鍵はマラルメにある。 真の芸術家は、そのすべてを<観念>の世界に、精神も魂も没入させなければならない。そこには時空を超えて永遠の存在を約束された神性がある。 なお表紙はベルギーの象徴派画家、フェリシアン・ロップス。

2年前

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悪の華 (集英社文庫)

モデルニテです。都市の雑踏の中で自分がふと消えた気がしたら、それはボードレールの詩を正しく体験できたということです。 安藤元雄訳が一番定評あり。

2年前

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