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いさ

♡をまーるく。

♡をまーるく。

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コメントした本

わたしたちは銀のフォークと薬を手にして

☆4 「十代の頃みたいにはできないよ。好きになっただけで生きていける、て信じてたときみたいには」──若い時みたいにがむしゃらに人を好きにはなれない、そんなアラサー女子の、それぞれの恋愛模様。 人と人が出会って、お互いに好きになって、一緒にいて、同じ瞬間を過ごせるって、天文学的数字の確率なんだなあって思うと、すごいことだってあらためて思う。 椎名さんと知世がこの先も幸せでいられるようにって、願ってしまう。

1年前

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授乳

☆4 デビュー作。 とにかく気持ち悪い。のに、主人公の気持ちが理解できてしまって、そんな自分が気持ち悪い。村田作品の気持ち悪さって、全てをむき出しにするから、全てをむき出しにされているようで、他人のそれを見てしまったと同時に私のそれも見られてしまったってとこ。 「ソレは形を変えて、必ず、お姉ちゃんの中からもう一匹生まれてくるよ。(中略)ソレがなくちゃお姉ちゃんはもう、生きていけないんだもん」(「コイビト」)という美佐子のセリフは何もかもを裸にされているようで、だからこそ気持ち悪いし嫌悪感を覚える。

1年前

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ぼくたちのリアル

☆4 2017年小学校高学年課題図書。 学年イチの人気者リアル、リアルと幼馴染みで彼に少し劣等感を覚えている主人公アスカ、そして転校生サジ。彼らの「リアル」を描いた作品。 ツイッタで「面白いけど小学生には理解できるの?」という感想をちらほら見かけたので気になって読んでみた。彼らの抱えているものを小学校が理解できるかというと、難しいかなと思うけれど、その辺の描写はサラッと軽く、読みやすいとは思った。

1年前

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生まれる森

☆3 終わった恋を振り返ると「一緒に聴いた曲を耳にすると(中略)気持ちは湧き上がるけど、だからって、もう1度くり返す気はありません」っていうのわかる。好きすぎて、振り回されて、疲れちゃって。その過程があってこその今の私ではあるけれど、恋をするのは1度でいい。

1年前

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豆の上で眠る

☆4 いつも私は家族と自分の共通点を見つけては喜んでいた。いや、自分を安心させていたのかもしれない。小さな豆粒のような不安を打ち消すために──行方不明になった姉と残された妹の物語。面白かったんだけどオチが…豆の上で眠る、言い得て妙だなと思った。

1年前

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消滅世界

☆4 人工授精が主流となったこの世界では、セックスという行為が「汚れたもの」として描かれている。狂っている、のだけどある意味今の社会の理想形であり進化形なのかなあとも思った(肯定するわけではないけれど)。

1年前

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夏の裁断

☆2 島本さんの書く男の人って、最低なんだけどとても魅力的だっていつも思うんだけど、柴田さんはほんと最低すぎて読みながら腹が立ってきた。正直好きじゃない話なんだけど、ところどころにハッとする表現があるのが、さすが島本さんだなあって。

1年前

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フラニーとズーイ

「エゴ」だらけの現実世界に嫌気がさして精神を病んで宗教に救いを求める妹フラニーと、彼女を助け出そうとする兄ズーイの物語。 フラニーの厭世観は世の中の汚いところを許容することができない若さゆえの感情で、私も覚えがあるので共感してしまった。その汚さを含めて世界を、そしてそんな世界に生きる自分自身を受け入れろ、というズーイの主張は正しいとは理解はできるけれど、私はそこまで大人になりきれないフラニーの気持ちに寄り添ってしまうかなあ…聖書片手にもう1度リトライしてみようと思う。

1年前

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海辺のカフカ (下)

再読。父親にも母親にも愛を与えられず、でも彼らの血は「呪い」のように「僕」の中に流れていて、「自分」というものがわからなくて、立ち止まったり悩んだり苦しんだりするけれど、もがきながらもタフに生きるカフカ少年の生き方に勇気をもらえる物語。

約2年前

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殺人出産

10人子供を産めば合法的に1人殺すことが許される、という遠い未来の世界。 「部長や瑞穂さんはすごいって思うよ。そんなに一途に誰かを殺したいって想い続けることができるなんて」「そうですよね。素敵だなあ……」という冒頭のセリフからゾクッとさせられた。狂っている…

約2年前

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成功者K

☆5 芥川賞受賞作だからという理由で本を買ってくれる人たちのことをKは本当にありがたく思っているが、同時に、芥川賞受賞作にとびつくだけのミーハーな心理の総体のようなものに、復讐したいような感情も備えていた──芥川賞を受賞したK。それから彼の人生は一変する。 タイトルの「成功者K」とはもちろん作者の羽田「圭」介のことで、フィクションではあるのだけれど、あんなことやこんなことまで、いろいろ生々しくさらけ出していて、もしかしてこれってノンフィクションなんじゃ…って思ってしまった。

1年前

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図書館100連発

☆3 「フツーの図書館」のユニークな取り組みを取り上げた本。中でもPOPでの取り寄せサービスの案内、本の中から印象的なフレーズを引用してポスターを作り館内に貼り出す、面展本の後ろ(借り出された後)に貸出中のサインを貼っておく、とかしてみたいなあ。

1年前

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泣いちゃいそうだよ

☆4 季節は、駆け足ですぎて、中二の春も夏も、もう二度と戻らない──そんな一瞬を描いた作品。 少女漫画を読んでるみたいで普通に面白かった。続編も読んでみたい。 青春は、いつだって、泣いちゃいそうだよ。

1年前

タダイマトビラ

☆4 子供だから愛せるわけではないし、親だから愛せるわけでもない。それでも、私たちは「家族だから」愛してる愛されてる、って思いたくなる。 村田さんの作品は型に嵌った枠を壊しちゃうことで物事の本質を剥き出しにしちゃうのが恐ろしい。今作もとってもクレイジー。

1年前

リアルプリンセス

☆3 6人の作家による童話をモチーフにした短編集。タイトルと表紙のかわいらしさに惹かれて読んでみたんだけど、なかなかにクセのある物語たち。中でも、寺地はるな「鍋かぶり」が1番好き。シュールな物語なんだけど「皆と同じではない、という理由で、ひとを笑ったり嫌ったり遠ざけたりするやつらのほうが、おかしいに決まってます。(中略)わたしには、幸せになる権利がある」というセリフにグッときた。

1年前

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匿名者のためのスピカ

☆2 どうして正しいものと私が欲しいものはこんなに違ってしまうのだろう──それは愛じゃなくて、ただ自分の存在を肯定してくれる人が側にいてほしいだけなんだって、気付いて。

1年前

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世にも奇妙な君物語

☆3 短編集。特に「リア充裁判」が好き。 「「コミュニケーション能力」なんていう、誰にも定義できない言葉にあまりに多くの人が振り回されている」という知子の考えに共感しつつも、でもそれをこの世界で主張することができるのだろうか、と思っていたら…ね。

1年前

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スプートニクの恋人

再読。回収されずに宇宙空間を漂い続けるスプートニク号のように、人は孤独で、でも誰かを苦しいほどに愛さずにはいられなくて。

1年前

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女のいない男たち

再読。大切な人を失った男たちの物語。タイトル通り「女のいない男たち」が主人公の短編集なので、どの作品も切なくて苦しい。本当に大切なことだけを忘れることなく、その他のおおかたの付属的事実をうまく忘れられたら、どんなにいいことだろう。

約2年前

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騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編

目に見えるものが現実だ── 謎の男免色、不安定な少女まりえ、そして「騎士団長」。「リンボ」とも言える9ヵ月の間に肖像画家の「私」が出会った人々と「私」の物語。 ここ数年の村上作品の中では1番面白かった。純粋に。初期の村上作品を彷彿とさせる作品だった。

約2年前

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