5919f8a5 d2ba 47a4 a8dc 23ef5eace2fc

マコト

渋谷区在住

渋谷区在住。 好きな作家は、オンダーチェ、カポーティ、ヘミングウェイ、マッカーシー、クリスティ、モーム、谷崎、大江など。 趣味は、夜カフェと散策。 音楽は、Maroon5とビル•エヴァンス 映画なら、タランティーノとベッソン。

39

コメントした本

江戸川乱歩傑作選

江戸川乱歩の描く倒錯的性癖の齎す人間の闇とは、見えないものを見ようとする衝動や、普段人には見せない部分の真実に深く関わっている。デビュー作「二銭銅貨」、「D坂の殺人事件」、「屋根裏の散歩者」などを含めた短編集。

2年前

A59da6bc ce6e 47bc a9ba 16e69c5d9b4aIcon user placeholderBd8068de 7d23 4c66 bfa4 ba57767db09bA753de47 6c6b 4ad8 811f 5ebffadabf65A20082ed d295 42eb 90be 13906f650b32Effb4c23 fb3f 47c8 9686 b73b6f1adf97E8712501 c020 4096 b020 92d2ed0fc81b 41
若い小説家に宛てた手紙

ノーベル賞作家リョサの手紙という対話方式で語られる小説作法本。この手の著作は随分と多く読んだが、この本に勝るものは無いと心から思う。小説というものの基本構成から、技法、視点についての考察など、あくまでも実践的な教えが事細かに記されている。小説家志望者には至高の一冊。

2年前

夏への扉

SF小説大家ハインラインの長編小説。これほど読了感の清々しい作品も珍しいと思う。まるでまだ続きがあるような感覚が残存する。信じていた人に裏切られ騙された男が時間旅行の果てに得たものとは?

2年前

1ca6db25 d162 41dc 9881 a70df25b9aefFbf919aa bc1e 41a6 a5ad a3d3b59603d1Ffb744ea 1210 443b b408 22c325be210e1c1c2eed ad80 4d0d a6a6 88f25caa11a0D664126d 99e3 4cd9 8ee7 bb9195810a3cIcon user placeholderC17e5ddf fd7c 4655 a028 d401a2587f88 80
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

言わずと知れた鬼才ディックの長編小説。昨今リメイクが製作されると言う噂の映画「ブレードランナー」の原作。人間に紛れたアンドロイドを処理する男リック•デッカードは、モノと生命の存在性に困惑しながらも彼らを追う。

2年前

Fbf919aa bc1e 41a6 a5ad a3d3b59603d11ca6db25 d162 41dc 9881 a70df25b9aefFfb744ea 1210 443b b408 22c325be210eFa338592 ac40 47ab 9162 b199065078005faa07dd 879c 4597 8380 96e9cbad2a6c9e5d4a7d 718b 4d22 b875 bf1c8279b9365cc7980a 4cef 4104 80ca 8c4ee643fcc2 97
そして誰もいなくなった

絶海の孤島に招待された十人。何処にも姿が見えない館の主。古い民謡マザーグースになぞらえて次々に殺されていく男女。その後には十体のインディアン人形の無惨な痕跡が。果たして犯人は誰なのか?閉鎖された状況下、クローズドサークルものの最高峰だと個人的に思う。読み易く、情景が美しい。何度読んでも面白いし、忘れた頃に再び読みたくなる。

2年前

75ef2886 d3bc 4d56 93be c5436a914af49e5d4a7d 718b 4d22 b875 bf1c8279b936C6babf18 4a1d 4470 91fe 0ebd639a94d0Fc022402 904f 44f1 834b 18e3e5ada2677693d805 41a6 49ad ba0a 6e9e1ddaafec613f7c20 ba47 490c 853c a102b84e449a#<actiondispatch::http::uploadedfile:0x007f6feb88e138> 11
薔薇の名前〈上〉

イタリアの数学者にして小説家であるウンベルト•エーコの紡ぎ出した中世ミステリ小説。地方の修道院で発生した連続殺人を修道士とその弟子が解き明かす。数学的ミステリとも言うべきその理由は、表紙を開いた瞬間に目にする修道院図面の繊細さに所以するが、読み解きながら未知の世界を探索する愉しみもある。

2年前

D8f43538 4f9d 4615 b1ad b65fd020481066a93fcb fedf 403a bb2d 31a5b5d5e9a9Ffbc26e2 2758 4166 a12f 0fee91ae2f9fMu4t9wbx normal656673eb af9a 412b ab81 2d9e2efc9d2d1a658a23 2c15 4578 bab5 fdc8f60c6606F82ab2a3 69b3 4914 ab0e 94688f085e4e 10
トータル・リコール

鬼才ディックの短編集。その多くが映画化されているのは、やはり発想の見事さと、秀逸なストーリーテリング技術なのかもしれない。表題作トータルリコール、マイノリティリポート、ペイチェックなど。SFの未知の世界観は映画だけではなく、原作小説も眠る前のひと時に丁度良い。

2年前

C86daa0f 5ca1 4297 a406 ca3ed905d46cF060dddb 03e9 4547 8591 84afdcd4d779
雪国

胸に抑えながらも滲みるように溢れ出る情感、研ぎ澄まされた文体、繊細でありながら鮮烈。日本美に焦点を合わせた投影技法。それらが隔たりなく紡ぎ合わされた著者中期の傑作。

2年前

A59da6bc ce6e 47bc a9ba 16e69c5d9b4a5cc7980a 4cef 4104 80ca 8c4ee643fcc2Icon user placeholder640f728f e769 44af ba9a 68ef8e0f4affIcon user placeholderF7c576e9 180f 4041 ab2a 70765d8c4cacIcon user placeholder 39
イギリス人の患者

このうえなく美しく、悲しく、力強い、詩篇のような物語。 砂漠に墜落した複葉機から救い出された死にかけの患者。彼を看取るために従軍看護部隊を脱する女。二人は無人の洋館に身を寄せ、互いに心を近付けながら、やがて心を通わせてゆく。男が語り出したのは、かつて誰よりも愛した女性と、彼女と過ごした日々の記憶。砂漠の地理、知る人の無い遺跡、ヘロドトス。 全ての情景が静謐な美に溢れ、一枚の絵画を眺めているかのような感慨が沁み渡る。

2年前

E3429d5e 1734 460e 8d95 f9e374d2854aD2c5fcb0 0448 4e7d af7e 92dd913953b43fffa52e 7fbd 4a53 b0f5 f61afeaf798b