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マコト

渋谷区在住

渋谷区在住。 好きな作家は、オンダーチェ、カポーティ、ヘミングウェイ、マッカーシー、クリスティ、モーム、谷崎、大江など。 趣味は、夜カフェと散策。 音楽は、Maroon5とビル•エヴァンス 映画なら、タランティーノとベッソン。

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コメントした本

江戸川乱歩傑作選

江戸川乱歩の描く倒錯的性癖の齎す人間の闇とは、見えないものを見ようとする衝動や、普段人には見せない部分の真実に深く関わっている。デビュー作「二銭銅貨」、「D坂の殺人事件」、「屋根裏の散歩者」などを含めた短編集。

2年前

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若い小説家に宛てた手紙

ノーベル賞作家リョサの手紙という対話方式で語られる小説作法本。この手の著作は随分と多く読んだが、この本に勝るものは無いと心から思う。小説というものの基本構成から、技法、視点についての考察など、あくまでも実践的な教えが事細かに記されている。小説家志望者には至高の一冊。

2年前

夏への扉

SF小説大家ハインラインの長編小説。これほど読了感の清々しい作品も珍しいと思う。まるでまだ続きがあるような感覚が残存する。信じていた人に裏切られ騙された男が時間旅行の果てに得たものとは?

2年前

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アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

言わずと知れた鬼才ディックの長編小説。昨今リメイクが製作されると言う噂の映画「ブレードランナー」の原作。人間に紛れたアンドロイドを処理する男リック•デッカードは、モノと生命の存在性に困惑しながらも彼らを追う。

2年前

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そして誰もいなくなった

絶海の孤島に招待された十人。何処にも姿が見えない館の主。古い民謡マザーグースになぞらえて次々に殺されていく男女。その後には十体のインディアン人形の無惨な痕跡が。果たして犯人は誰なのか?閉鎖された状況下、クローズドサークルものの最高峰だと個人的に思う。読み易く、情景が美しい。何度読んでも面白いし、忘れた頃に再び読みたくなる。

2年前

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薔薇の名前〈上〉

イタリアの数学者にして小説家であるウンベルト•エーコの紡ぎ出した中世ミステリ小説。地方の修道院で発生した連続殺人を修道士とその弟子が解き明かす。数学的ミステリとも言うべきその理由は、表紙を開いた瞬間に目にする修道院図面の繊細さに所以するが、読み解きながら未知の世界を探索する愉しみもある。

2年前

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トータル・リコール

鬼才ディックの短編集。その多くが映画化されているのは、やはり発想の見事さと、秀逸なストーリーテリング技術なのかもしれない。表題作トータルリコール、マイノリティリポート、ペイチェックなど。SFの未知の世界観は映画だけではなく、原作小説も眠る前のひと時に丁度良い。

2年前

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雪国

胸に抑えながらも滲みるように溢れ出る情感、研ぎ澄まされた文体、繊細でありながら鮮烈。日本美に焦点を合わせた投影技法。それらが隔たりなく紡ぎ合わされた著者中期の傑作。

2年前

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イギリス人の患者

このうえなく美しく、悲しく、力強い、詩篇のような物語。 砂漠に墜落した複葉機から救い出された死にかけの患者。彼を看取るために従軍看護部隊を脱する女。二人は無人の洋館に身を寄せ、互いに心を近付けながら、やがて心を通わせてゆく。男が語り出したのは、かつて誰よりも愛した女性と、彼女と過ごした日々の記憶。砂漠の地理、知る人の無い遺跡、ヘロドトス。 全ての情景が静謐な美に溢れ、一枚の絵画を眺めているかのような感慨が沁み渡る。

2年前

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