Ef4ffbd6 c450 4396 9082 efc282d86408

えむぜっとえすじー

小説、漫画、雑誌まで読んだ書籍はどんどん…

小説、漫画、雑誌まで読んだ書籍はどんどん投稿していきます。 長めの感想文は↓ https://t.co/2mUonYZj0x

60

コメントした本

ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン

日独がWW2勝利して、二毒歩行ロボが街を闊歩している、という設定のみでストーリーを知らずに購入したのだが、始まりからしてベスト級に面白い。ハードボイルド+アンダーグラウンド+人探し+戦争と好きな要素しか入っていない。 日本合衆国として現実のアメリカのように世界の中心となりつつある日本では1988年にも関わらずスマートフォンと酷似した「電卓」と呼ばれる機械が普及されていおり、現実2016年以上に技術が進んでいる。 「高い城の男」では勝利をした結果のみだったが、本作では経緯から描かれる。 だが、戦後40年経過した今でも日本を卑下する発言をすれば国賊として烙印を押される。 「高い城の男」と「パシフィックリム」の組み合わせを全面に出してはいるが、どちらかといえば「一九八四」を下地にしている気がしてならない。それほどのディストピアっぷりに息苦しささえ覚える。 日本テイストがそこらじゅうにあるのだが(おしろい、天ぷら、日本刀、特高)それはハリウッド映画で見られるエキゾチックに誇張された日本像となっている。(そこは個人的に面白ポイントに入ってしまう) 史実をひっくり返して、様々な過去作テイストのいいとこ取りをしているので、ある意味で同人誌的。だからこそなのかちょっと悔しい部分がある。パシフィックリムもハリウッド版ゴジラも元をだどれば日本産作品が基礎になっている筈なのに海外で実写化されると、誇らしくもあり、同時に悔しくもある。 USJでは同じ感情が芽生えてしまうほど面白くて悔しい。 とはいえ、シン・ゴジラでみどと復活をした日本産ゴジラの様に、本作に影響されて日本テイストをフルに注いだ日本人による小説ができる可能性もなきにしもあらず。。かな<終>

約2年前

C9aac18d d852 4af4 8d36 bceac3897d4e9b92c5df 953f 473f be92 1f218474893d3bfa8377 8b42 41b2 b274 6714ef37d8aeAfbad0e2 07ad 46e4 9eb8 de2357ec1535
キッチン

家族の中心とは食卓。 つまりはキッチンがなければ成り立たず、何百回と見てるサザエさん夕食シーンは家族として無くてはならない一番大切な事なのだと腑に落ちた。 そして、それは日本だけの話ではなく世界中共通だからこそベストセラーになりえたのだろう。 個人的には二作目の「満月」の方が愛おしくてしょうがないのだが、家族としてのあり方や生と死と愛が入り混じるリアルスティックな作品であるにも関わらず、とても幻想的な印象を受けるのは私だけだろうか。

2年前

24beb10b af7a 46ec 9ab3 93446f7d78782a050e69 16fc 4c46 9dd8 a77dc80df1a20b96158e 2a4b 4f0d b8d9 9c25ace90ca016f7c012 6d0d 49c1 9a43 571fdf6ec7c397a324dc 0c61 4901 b94b c33e24c3f351D75136a9 b4f4 46d0 8014 ed40eb1e53e31e4ee0ab a97f 4c59 b552 9fb7a5259895 226
ドライ・ボーンズ

トリックを用いたミステリーものとは少し異なる。謎が最後の最後にひっくり返される感覚がとても気持ちがいいものだけど、本作品においては人物像や周辺の環境に重点が置かれているので、『どんなトリックなのか』ということに期待していると肩透かしされてしまうだろう。 山間の町の暗い側面が見え隠れして、都会を舞台とした物語には見られない闇がある。それは純粋で深く濃く暗い。明かり一つも持たずに夜の森の中、手探りで真相を探し回る主人公ファレル。彼が時折見る過去の記憶が現在と交差するとき一瞬の光が差し込める。 大仕掛けのトリックではなく、粛々とした現実寄りの大人のハードボイルドミステリーに仕上がっている。 アメリカドラマや映画が好きな方にお勧めしたい一冊です。

2年前

ディスコ探偵水曜日〈上〉

淵の王をきっかけに舞城王太郎さんの作品を連続して読み始めたんですが、この作品はこれまた奇天烈で奇怪。 迷子専門の探偵ディスコが預かる事になった子供が急激に大人になったかと思えば、未来からやって来たという。 そこから連続して起きる事件と解決はこれがまた頭がこんがらがってしまう。これはミステリーなのか?SFか?いや、やっぱりミステリーか?とオーバーヒートしそうだ。 とはいえ、ノリで進んでいくストーリーに全て意味がある。これは完璧主義者のが創り上げだ小説だ。

2年前

3428fc80 72e2 43b4 9753 356297cf4d9e47602d20 d451 4b55 b9ae c84f12ece47c516532af 12e8 45f2 9f3d 0daae676f528B28d8472 e447 4a77 ba3d b9897eb56eca6ec982d9 36b6 4b4b 807e fa82bc1351e6
あるいは修羅の十億年

古川日出男さんが案内する近未来の日本。 縦横無尽に駆け巡る人間、馬、鯨、菌、歌、東京、島、カウボーイ、少年、青年、少女、母、父、子。無造作で莫大なイメージを脳へとダイレクトに流し込まれてクラクラしてしまう。

2年前

24a8bcb7 2020 4a2b 8cbb c346bd1b26a365c12427 15d9 42bf 971b 1c9691ef9fa3Eda65764 b19a 4fb9 9bf2 0053fa3d5501
東京タクシードライバー

通り過ぎていく多くの人々。 その大半は自分とは関わり合いののない人間。それでも一人一人が生きていて、浅くも深くもある人生を送っている。 当たり前のことだがそれを再確認してくれる一冊。

2年前

8276a5f8 944d 4af4 b696 ec8049a0b744Da0fc94d cab2 456e 95d5 cf0e660535d8F7cd00f5 d3ed 4475 8cea 58f6ae5cf7edC64ee4ab c710 4fea a859 9a826a78947b
羆嵐

「女の味を覚えた」その一言が熊の恐ろしさを増幅させ、同時に嫌悪感まで抱いてしまう。 永きに渡り受け継がれる、受け継ぐとは何なのかその理由が分かる。

約3年前

9b92c5df 953f 473f be92 1f218474893d96d5802b 6451 4dab abd2 12cf27d2aa1cIcon user placeholderD2e3f5a7 ca3d 4fbc a529 fb7802d27c86Eaf4a5f0 bc3b 4b28 b90f a039ca5c7ba8840af13a 7572 4368 82d4 67845dac04e098890aaf 2d07 4311 8d59 aca2df815a60 21
異邦人

共感できる部分と出来ない部分がある。 中には完全に共感できる人もいるだろうが、だからと言って変人というわけではない。 人間がたった1つの考えしかないのではなく、人間の数だけ多様な考えがある。

約3年前

D48c813c ac7a 448c 9d2a 99ada2ced29a0cc66c8c edb4 4949 bc0e 7b0cb5a4e408F6d87aa6 3579 41ba 95b0 873b70fa8305Icon user placeholderDb8e8619 41d4 40de a264 8ceb344936146e31084b 4fe8 491b a70d 0088972ac7c069a4e54c d97e 4756 96e4 5bbd095d863b 77
さよなら、愛しい人

ロンググッドバイよりも若く、相変わらず腕っ節は弱いものの恐怖心の欠片も無いような振る舞い。 ハードボイルドとはこの事か。

約3年前

821e5a20 19ab 4ec7 a4b3 167e80d468c4C3c5948a 46dc 4471 abfc 816b7a7cfc13871870e0 8aa8 44a7 916c b2afb52a041e81ca1b53 736e 43a7 b353 075e2b6342c8D13ac351 6a8b 4f23 ae40 0869116ee6c0Eb552d48 dd94 4640 ab00 366b6d191d6608634c99 3a43 40c1 9ad5 6ba772150f2c 20
ディザインズ(1)

遺伝子操作によって生まれた半獣半人の子供たち。その姿は神話を思わせる美しさを持ち、同時に人を殺す事に特化されている。 子供たちは生産者によって戦争ツールとして売りに出され、その手で、その牙で命を絶つ。 五十嵐大介氏の繊細なタッチとハードな設定が狂おしいほどマッチしている。恐ろしい漫画が出てきてしまった。

約3年前

364c4739 6f8a 4cf1 bbf2 e876cbe1b47b31e7b81a 0737 4473 b357 80a9f96b9322F67a58ad d731 4233 a620 485ea92874bc22322742 0fb9 47b8 99c1 98207a0d04d1Picture96720e30 7fbb 4be5 9f88 65102b0ab49e9b92c5df 953f 473f be92 1f218474893d 11
ビビビ・ビ・バップ

勝手に奥泉光さんは純文学の人だとばかり思っていたのでSF小説を出した時には思わずハテナマークが頭に浮かんでしまったが、読み始めてみればエンターテイメントに特化している。 「我輩は猫である」とおきまりのフレーズから始まった物語は古臭さとSF的未来のミックスに一行目から惹きつけられる。 故人をトレースして本人さながらの動きをするアンドロイド、ネット世界にトリップする人間、そしてそこにジャズが組み合わさる。 電脳世界+パプリカのような夢世界は押井守監督案件、もしくは亡くなってしまったが今敏監督案件。

2年前

38e6da79 d16f 446c 84d6 13b9464b1823Ce6676dd 05fe 4fe1 bd60 44f7b05f9af3Afbad0e2 07ad 46e4 9eb8 de2357ec1535
楽園のカンヴァス

ルソーという画家について正直あまり知らなかった。 画像検索してみるといくつかは教科書などで見たこともあれば、巧いとは思えない日曜画家的な印象をうけてしまう作品もあった。 作中のキーとなる”夢”という表題された作品も初めてだったが、作中では発表された当時笑い者にされていたことに驚いてしまった。 生まれる遥か前に描かれた作品がいまなお残っている、ということにロマンを感じてしまう。しかしその時代の空気感や詳細についてはわからない。今であればノンフィクションとして本になるだろうが

2年前

9bd23011 edff 4ad8 9cc4 3b0a522a71344fbc6684 368f 439b 8ac9 7009d40dede7Icon user placeholder6ee099c2 876b 42c6 a86e a50b5b0d369b52bd9325 ad4e 4e79 bb55 f580f1d324aeD0a9380a 67b5 418b 8c14 3b49d31cec611eb00c1e 9037 4dd8 ab18 13d6b9963c2c 173
今夜、すベてのバーで

中島らもの半自伝的小説。 とにかくアルコールを含んでから読もう。 時に恐ろしく何故か爽やかで、現実的であるにも関わらずどこかこの世では無い世界のようだ。

2年前

Cbe668ff bf8e 4314 915b 5a089a85446670823200 e58a 4519 9542 9ee10d79f58f8817d9d2 f670 4857 8844 aad4222e18feCb6fee81 97ab 4c85 9b00 6906ef9481a0D4f58d88 cacc 444e 98ed e78a0362b8f0218650bc 089c 483e 92a2 20e17d1140dc1d813434 4499 4c3d 9919 d89a274d467a 40
バベル九朔

個人的にはヒットしなかったものの、笑いを除かれた本作は今までとは異なる万城目ワールドがある。 夢を見ている人、夢をあきらめた人どちらが読んでも琴線に触れるだろう。

2年前

5add06fa 3a81 4e51 a9cf 262f9b413794F37a7b3a 68ca 4679 820d be410780daf9Icon user placeholderIcon user placeholder7c1b1289 399e 445f a1a7 2eea4c2ebab44ca4ec68 d5a1 41f9 b014 2153953b8009Icon user placeholder 18
高い城の男

とことんフィクションのはずなのに現実よりも現実味を帯びている。嘘っぽくならない日本人の日本人感が絶妙。そして「本当にこうなっていたかもしれない」とあう薄ら怖さもある。

2年前

9215a4c1 4f02 42a2 9358 213197507ba114857bb1 ec70 476f 8f56 0eddb885335400951b95 1591 4009 b362 e29c67a25e83Icon user placeholderC9aac18d d852 4af4 8d36 bceac3897d4eIcon user placeholderIcon user placeholder 37
動物農場: 付「G・オーウェルをめぐって」開高健

四本足は良い 二本足は悪い

約3年前

865fadca 5273 4ec0 a42c 9a58c52348ea99f3c4e0 ddcb 4f7e 8a33 32c8e52927c5A2c42132 e90d 4fe1 b5ef 607b02b13261C9614ddb 5152 4cea 952d 99baf6e098f94996440f beee 41a9 986c 4635076a0080799e1007 5ec6 4de4 bbb4 00183ea4c5671a8344a9 7c43 4d18 82d8 ff4d68e2951c 29
怪奇探偵リジー&クリスタル

スペシャルなボディを持つ二人組の探偵リジー&クリスタル。 二人に舞い込む事件はどれも怪奇的であり、二人もまた… パロディとしての面白さとエンタメ的な楽しさを掛け合わせた作品。

約3年前

48b8c55e 0ea8 4b52 8fa2 66d3dfd9698899e0f4a3 c14f 48c8 b653 b2ff5fd23c95
かめくん

かめくん、君はいったい誰なんだい?

約3年前

パプリカ

最初はゆっくりと、中盤から終盤にかけて怒涛の如く畳み掛けてくる。 夢を文章にするとそのおかしさが理路整然される訳ではなく、より混乱を極め読み終わる頃には脳みそがジンジンとして今夜寝るのが少し怖くなる。 恋愛として、スペクタクルとして、恐怖として読む事が出来る一冊。

約3年前

5add06fa 3a81 4e51 a9cf 262f9b4137942c144179 394e 42df a05f 5d380807297c8b354e59 db2d 4865 bc65 d0e53f6403967262626b 2805 4a8b b0cb 7802ea43127dA166054c b63b 4eaf 8a37 0ced1c8fb7e02431e89a 3f32 4955 bd04 75f9d814504eBf1e1472 c4ff 4b24 a9d2 585f29fe1dc2 22
トーキョーエイリアンブラザーズ 1

ほのぼの宇宙人による地球調査ものの側面を持ちつつ、宇宙人から地球を見る事で普段見慣れている風景が異化される。それが自然としていてギャグとはまた違う。 抜け感のある絵柄が押し付けがましくなくカッコ良い。 妙な力の抜け方があるにも関わらず、次のシーンにはゾクッとしたり、惹きつけるセリフが出てくる。個人的に1巻から名作な臭いがしてたまらない。

約3年前

A1a7853d b225 46af a441 79d2ff2082bf32c25c04 6874 44c6 b646 8d917d1c4f6605be7eea 16b3 4b0a a029 0e432d12fa60C8ab4ca0 717e 41de af3d e95859008373