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Joe

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コメントした本

国盗り物語織田信長

4巻。 織田信長編と銘打ちつつも、文章量は明智光秀の方が多いんじゃなかろうか。 そのおかげもあって、光秀について今までほとんど何も知らなかった人物像を、初めて知ることができた。 これまで、光秀は自分の出世欲のために謀反を起こした、と認識していたのだが、この小説を読むことで、その認識が大きく変わった。 信長の徹底した合理主義、という切り口でもって、光秀は(光秀でなくとも。光秀でなければ他の誰かが)信長を殺さざるを得ない運命に最初から巻き込まれていた、とみる視点。なるほど。アハ体験。

4日前

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戦の国

2020年の大河ドラマ明智光秀に決定に触発されて、光秀関連の小説を読みあさっている中の一冊。 光秀を含む、戦国武将6人の短編集。 それぞれ、適度に濃く、適度に軽い。 記憶に残ったのは、上杉謙信の短編。 信仰の持つ力の大きさが印象的だった。 天下を取るという大望を目指すことができるのは、それに伴う屍の山、血の川を、自身が生み出すことに耐えうる者だけ。もはや狂気。 それは自身の大望に対する信仰であるとともに、犠牲にする者達から自身への信仰を形成することが重要。 現実社会でも、人が実際に死なないという違いはあっても(間接的に死ぬこともあるだろうが)、同じなんだろう。月並みだけど。 大望のためなら、なんでもやれる。そういう人が、エネルギーに満ちて生きられる。 まず大望があるかないかが、大きな違いなんだろう。 そんなことを思った。

2か月前

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コンビニ人間

生き方にマニュアルがあればいいのに、 という理想を描いた小説。 (この小説の中では、) その理想が実現されるのが、完璧なマニュアルが存在するコンビニという場所。 (この小説の中では、) コンビニ以外の場所には、マニュアルがない(または不完全、あるいは難解、もしくは無数にありすぎる)、だから生きづらい。 みんな、自分はこれでいいのだ、と思えるようになりたい。 そんな場所をたくさん持っているほど、きっと生きやすいのだろう。 そんな人は、場所ごとのマニュアルを持っていて、上手に使い分けているのだろう。 あるいは、場所を選ばない一つのマニュアルを信じているのだろう。 そう考えると、生きづらさの要因は、 多数のマニュアルを使いこなせないキャパシティの狭さ、 一つのマニュアルを信じきれない優柔不断さ、 なんだろうな。

4か月前

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蜜蜂と遠雷

装丁がすばらしい。 中身の方は、読んでいる間ずっと閉じ込められている感じがした。シーンがずっとコンテスト会場という密室だったからだろうか。

9か月前

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キャッチャー・イン・ザ・トイレット!

漫画版であるオナニーマスター黒沢の方を読んだ。 とても気持ちのいい読後感。

約1年前

アフターダーク

ゆっくり歩こう。たくさん水を飲もう。

1年前

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雪沼とその周辺

のめり込むタイプの小説ではないが、 淡々と読み進むことで心が凪ぐ。

1年前

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サラバ! 下

2年ぶりに再読した。 2年前の感想を読んでも、共感できなかった。 2年という時間が、今の自分と2年前の自分を大きく隔てているのだと感じた。 それは、この本のいくつかあるキーワードのうち、「時間」と「隔たり」に意識が向いたから生まれた感想だ。 今の自分がこの本の中でそこに注目することは、なるほどそうだろうなと納得する。 そういえばここのところ、自分の変化について常に頭の中にあったような、そんな気もしてくる。 歩のお父さんのような幸せに、憧れる。

1年前

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空飛ぶタイヤ(上)

中小企業の社長を主人公として、大企業の不正を暴く勧善懲悪のストーリー。 大企業とその社員が抱えるリスクと、それに伴う心労が他人事とは思えず、主人公側に感情移入しきれなかった。 しかし、中立の視点で読んだにも関わらず、終盤のカタルシスに心地よさを感じた。 大企業の失墜ではなく、野心家個人の失脚に慰められたのだと思う。 自分が平凡な大衆の一人だから、その現実を肯定されるような気がするのだろう。

約2年前

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壬生義士伝 上

タイトルからの想像に反して、新選組について書かれた小説ではない。 新選組の話がほとんどを占めているのに、読後感は吉田貫一郎個人にフォーカスしている不思議。 新選組を切り口にして、人間の本質を断面図にしてみせた小説だと思った。 地に足の着いている、歯車の噛み合った良書でした。

2年前

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国盗り物語〈2〉斎藤道三

大河ドラマで明智光秀やるってんで、光秀について知りたくなって手に取った。 光秀につながる斎藤道三の物語。 光秀も、ちょこっと出てくる。 司馬遼太郎にしては余談が少なくて、テンポよく読める。 斎藤道三は、クーデターの人、って、一言で言うとそういう印象を持った。 光秀の本能寺の変は、特別な悪事だと思っていた印象が改まった。この時代によくあったクーデターの1つなんだな、って思った。

約1か月前

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光秀の定理

2020年の大河ドラマが、長谷川博己主演で明智光秀をやると知り、にわかに光秀に興味が湧いて読んだ作品。 読みたかった光秀の小説ではなかったが、「確率」について、不思議な、かつ新鮮な発見を与えてくれた。 モンティ・ホール問題というらしいこの「定理」は、とても興味深い。

3か月前

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死神の浮力

僕の想像の中では、 山野辺…滝藤賢一 美樹…大塚寧々 千葉…福山雅治 本城…木村拓哉 でした。 難しい描写がなく、淡々と読み進められる本でした。 淡々と読み進められる分、盛り上がりにも欠ける感じがして、残念だった。 千葉が山野辺の復讐に力を貸す理由が、仕事だから、以上の何かがあればよかった。

4か月前

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生きる意味

生きる意味=内的成長 地域社会の再創造→生きる意味 いまいちピンと来ない本だった。

10か月前

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変身

もともとあまり幸福ではない一家が、一時的な幸福を手に入れるまでの過程を描いているように感じた。 息子が怪物になるという不幸は、その不幸が去ることによって一時的に幸福を感じるための過程なのか。 この一家のように、長い不幸と、一瞬の幸福を繰り返すだけの人生は、つらいな。

約1年前

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本日は、お日柄もよく

掲載当時の連載期間は2008~2010年。 日本での政権交代、アメリカでの大統領選は、当時リアルタイムに作品に反映していったのだろうか。 政権交代直後に読むのと、今読むのとでは、感想が大きく異なるだろう。

1年前

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生成不純文学

娯楽作品。下ネタ多め。

1年前

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みかづき

学習塾を物語の核として、理想と現実の間で葛藤する人達が描かれた小説。 登場人物のほとんどが、理想をもって、全力で生きている。 こんな風に、出し惜しみなく生ききることのできる人が、現実にはどれくらいいるのだろう。 そんな羨望を感じながら、夢中になって一気に読んだ。

約2年前

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マルドゥック・スクランブル 文庫 全3巻 完結セット

続きが読みたくてワクワクする山場があり、おもしろい小説である。 中盤から、自己啓発本じみてくる。 勝つためには長期的に見て有利な位置に居続けることが重要である、ということに主人公が中盤のカジノでのブラックジャックの場面で気づき始め、終盤の決戦の場面でそれを実践する。 眼前の勝ちや負けに振り回されることなく、負けが続くときも、確率的に有利になると信じる行動を徹底して選択し続ける精神力を、 だがしかし主人公は持っている訳ではない。 主人公は、信じただけ。 信じた相手が、精神力とそれを支える知識と処理能力を持っていた。 将棋が強い人、企業経営ができる人ってきっと、耐えることと信じることができる人なんだろうと思った。

約2年前

火花

文句無しに面白い本でした。 文章の上で繰り広げられる漫才そのものが面白くて何度も笑った。 ウーマンラッシュアワー村本大輔が、 最高月収340万だけど、10年やってきて、テレビに出だしたのがここ2年くらい。 その年月で割ったら月収8万程度。 もっと貰わないと割に合わない。 と自身のラジオ番組で語っていたが、まさにそれ。 夢を叶えるとは、そんなリスクを負ってまでやる価値があることなのだろうかという問いかけを感じた。

約3年前

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