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kantaroh

ブルーにこんがらがって

ブルーにこんがらがって

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コメントした本

神戸・続神戸

東京の人にとって馴染みがないかもしれないが、 神戸という街は関西人にとっては大きな街なのだ。 港街であること、自由であること、 京都でも大阪ない、洒落た街なのだ。 さて、この小説に話を戻すとしよう。 戦時下の神戸に集まった得体の知れない人々。 彼等が繰り広げる断片的な営み。 彼等の営みが西東三鬼の視点を通じて、 言語化されている。 戦時下から戦後の表舞台には姿を現すことのない 市井の人々の暮らしがそこにはある。 ただ一つの合言葉は『自由を我等に』。 EUが悪戦苦闘して実現しようとしているコスモポリタニズム的な社会が、戦時下の神戸で産声を上げている。 自由であることを信条に営まれる人々の在り方が どういう訳か全く古臭くなく、説教じみていない 文章で綴られている。 やっぱり港街、そして神戸はいい街だ。 グダグダした感想はこの小説には似合わない。 つまるところ あらゆる時代をも美しい文章に昇華できる。 それが物語のいいところ。 とにかくみんな、読んでみて!

5日前

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サロメ

蠱惑的な人がお好きなら、読んでみるといい。 悪女という言葉はあまりに一面的で、当てはまらない。運命を翻弄する女の人、そう、ファム・ファタルが相応しい。 挿入されているビアズリーの挿絵もいいけど、ぼくはモローの描いたサロメが好き。 モローの描いたサロメが脳内で動きだす。 幻想的な絵画が、蠱惑的な瞳が、刎ねられた首が、ワイルドの戯曲が、全てが重なり合う。 あなたのサロメはどんなイメージ? 秋の夜長に語りませう。

約2か月前

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海の向こうで戦争が始まる

海の向こうで戦争が始まる。 祭りが始まって、日常が壊れ、戦争が訪れる。 次第に外れる秩序のタガと街の高揚。 退屈な日常が瓦解していく。 イメージの中で脳髄が溶けていく。 祭りが戦争が、全てを無に還す。 おーい、村上龍。 才気、溢れちまってるぜ!

4か月前

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竜の学校は山の上 九井諒子作品集

ファンタジーと日常が絶妙なバランスで組み込まれているからこそ、それぞれの話が面白くて、どこか 親近感がわく。 魔王を倒したのに浮かばれない勇者。 ケンタウルス族がいる日常。 竜を学ぶことができる大学。 あぁぼくもこんな世界に暮らしたい。と呑気に楽しく、少し切なく、読後はなぜかスッキリと。 世の中には知らないだけで、 まだまだ面白い漫画がたくさんあるもんだ!

5か月前

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田園交響楽

盲目の少女を拾った牧師が、案の定少女に惹かれていく話。 妻に対する愚痴やら、息子に対する嫉妬やら、信仰に託けて、ほんとにしょうがねぇよ、まったく。 でもそういう人間の弱さや醜さをさらけ出せるのが文学のいいとこなんだなぁ。 盲人もし盲人を手引きせば、二人とも穴に落ちん。 ぼくたちは自分たちが思っているほど、世の中を、人を、自分自身を見通しているわけではない。

5か月前

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熊の敷石

Le pavé de l’ours フランス文学を大学院で学ぶなんて、物好きだったぼくをよく飲みに誘ってくれた教授が、教えてくれたフランスの諺を冠した小説。 ありがた迷惑とかいう意味のこの諺を、日を跨ぐ飲みの席の三次会で、どういう経緯でぼくに話したのかを思い出すことはどうしてもできない。 そういえば、この物語で登場するリトレという辞書の編者もまたその教授が教えてくれた。 この小説の裏表紙には「なんとなく」という感覚に支えられた違和感と理解。そんな人とのつながりはあるのだろうか。との一文がある。 なんとなく、フランス文学を学び、なんとなく、博士課程ではなく、就職をしたぼく。 それでもなんとなく、未だにぼくのiphoneには教授に教えてもらったリトレの辞書のアプリがインストールされている。

5か月前

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惑星の影さすとき

SFってのは不思議な魅力に溢れている。 Amazonからこの漫画が届いたとき、何で買ったんだろうと少し後悔した。 けれども読み進めるうちに虜になっていた。 ほんとに面白いんだ、この漫画。 数学もわからない、ましてや宇宙のことなんて、ちんぷんかんぷん。 なのに面白いんだ。 遠い未来、遠い星で、時間の流れが変わってしまうほど、ここから遠いどこかの銀河で、想像するだけでこれほど楽しいことはない。 たまには分からないことを夢想するのも悪くない。 それにしても出先のカフェの空調が効きすぎている。そろそろ平凡な地球に戻るには頃合いだ。

6か月前

いつか深い穴に落ちるまで

日本とブラジルを繋ぐトンネルを開発する会社の広報課の物語。 突拍子もない計画のすぐそばで発表することのない原稿を書き続ける、広報課、鈴木一夫。 穴を掘った副産物の温泉に浸かりながら、彼はいつか来る計画の完成を待っている。 そして深い穴がトンネルになったとき、彼は物語の表舞台へと登場する。 いつか深い穴に落ちるまでの軌跡がこの物語であり、鈴木一夫の仕事なんだ。 鈴木の意志を継いだ後輩、大森が語る鈴木の最後の様子。語り手を大森にするなんて、洒落た演出じゃないか、ほんとに。 もしほんとうにこんな事業が秘密裏に行われていたのなら、そしてどこかに鈴木がいたのなら、いや、やめておこう。 この計画を表沙汰にするにはまだ早い。 ぼくたちの社会がもう少しゆとりとユーモアを取り戻すことができたなら、大森よ、存分にプレスリリースを発表してくれ。 ぼくたちはまだ深い穴に落ちる準備ができていないのだから。

6か月前

海を見たことがなかった少年―モンドほか子供たちの物語

大人になるとくだらない物差しで人を見定めたり、ほんとうに必要なことがわからなくなるからこそ、この短編集の瑞々しさがすごく刺さる。 海を見るために旅立った少年を大人たちは失踪というけれど、残された子どもたちはそうは思っていない。 時折誰かが思い出したように「あいつ、あっちにいると思うかい?」と少しだけ語るそんな関係性が凄くいい。 ある作家が文章で1番大切なことは、いかに瑞々しい文章を書き続けられるかと語っていた。 読後、その言葉が脳裏にフッと浮かんでは消えた。

6か月前

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経済のしくみがわかる「数学の話」

世の中には2種類の嫌な奴がいる。 この本の著者は、頭の冴えた嫌な奴だ。 確かに性格はひとクセあるし、はなから文系をバカにしている。 でも世の中に流布している数字のまやかしや意図的なミスリードを誘うデータの類いにはハッキリと物申す人だ。 頭の冴えた嫌な奴の特徴は、うやむやにせず、物事の本質を突くことだ。 多分それが、数学の明晰性なんだろうな。と頭の弱い嫌な奴は思いました。

8か月前

伝奇集

ボルヘスは牙を剥く。 何処までがフィクションで、 何処までが現実に基づく物語 なのかがわからない。 階段を上っているのに、下っているような 見知った街なのに、道に迷ってしまうような 奇妙な物語なのか、お話なのか。 虫の音も聴こえない東京の秋の夜長に ボルヘスのコトバはちと刺さる。

17日前

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ジョン・レノン対火星人

誰にも書けなない何か特別なものを書きたいという青臭さがいっぱい。 恥ずかしくて人には見せずに机の奥にしまっている端書きを一冊の本にまとめたような印象だ。 背伸びしたかったあの頃、ぼくはそんな落書きをそっと机の奥にしまった。 対照的にこの作者はそんな作品を世に問うた。 何かに突き動かされるような感じ、尻が青いクセに自分に自信がある感じ。そうじゃなけりゃ、こんな本書けないよ。 これだから全共闘世代はイヤなんだ。 やれやれ、今の時代に生まれてよかったよ。

4か月前

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幻獣遁走曲

凄惨なことが起こらない推理小説。 主人公も探偵と自分では決して言わないし、その場に居合わせて、事件を解決する探偵の役割を担うただのアルバイト。 ふらふらとニヤニヤとその場の状況を楽しんで、さらりと事件を解決してしまう。 不思議なのは辛いことや悲しい事件のインパクトがなくても十分面白いこと。 猫丸先輩のような人と事件に出会えたなら、世の中はきっと今よりも面白く、みんな朗らかに暮らせるはず。 悲しいニュースや複雑なことが現実で多いからこそ、ゆるい事件を気楽に読むのもたまにはいいんじゃない?

4か月前

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あれよ星屑 1

色んな人の苦労と汗と安酒と、匂い立つような日常のリアリティ。 辛いとこも勿論あっただろうけど、少しだけ楽しいこともあっただろう。 そんな生活感が溢れてる。 誰も彼もが大変だった時代を娯楽として享受できるなんて、幸せな時代に生まれもんだ。

5か月前

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AM/PM

AM:1 → PM:120 存在する時間から存在しない時間にかけて語られる120の断片的な物語。 久しぶりにわからない本に出会った。 一貫したストーリーはなく、きれぎれの掌編が収められた短編集。 どうして魚しか食べない女性が出てくるのか、 どうして狭い空間に閉じ込められた二人組の男が出てくるのか、わからない。 でもわからないからいい。 わからないからいい本だと思う。 わかりやすいコトバ、わかりやすい物語にはもう飽き飽きしてたところさ。 たまにはこういう本もいいもんさ。 それにジャケットもイカしてるしね!

5か月前

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大工よ、屋根の梁を高く上げよ/シーモア-序章

死んでしまった人に対して、残された人は何が出来るんだろうか? 懸命にシーモアの物語を綴ろうとしているバディ。 けれど、二人の世界には誰も立ち入ることはできない。 読者であるぼくたちに出来ることは、バディを通じて謎めいたシーモアの幻想をみるだけだ。 神童だったシーモア。 日本と中国の詩に傾倒したシーモア。 結婚式に現れないシーモア。 バディが、フラニーが、ゾーイが、ブーブーがそれぞれにシーモアの死を受け止めている。 まったく、バナナフィッシュにうってつけの日に こめかみを打ち抜くような洒落た男は、彼以外に現れないんだろうな。 だからこそ一度でいいから会ってみたい。 不思議な魅力を感じたい。 もう書かれることのないグラース家の物語に思いを馳せて、急いで。急いで。ゆっくりと。

5か月前

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奇譚を売る店

夕暮れどき、理由もなく物哀しく、何処と無く恐ろしいあのひとときを想起させる物語たち。 そうだ、逢う魔が時みたいな本だ。 また買ってしまった。 6遍からなる物語は全てこのひと言と古本屋からスタートする。 6つの虚構がいつしか現実を侵食し始め、 現実が知らず知らずに融解している。 つくづく奇妙な本だったな、しかし。 さてと次はどんな本を読もうかな。 古本屋ではなく、専らネットで本を買うぼくは、今日もカートに本を放り込み、いつしかこんなことを呟くようになった。 また買ってしまった。 あれ、これってどこかで聴いたような言葉だな...

6か月前

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これは花子による花子の為の花物語

物語の主人公は煌びやかな人たちでなければならない、なんてのは幻想だ。 日陰に生きる人たちも立派な主人公なのだから。 心に傷を負ってしまった人、デジタル空間を漂流するだけの人、スクールカーストの下位にいる人、引きこもっている人、『みんな、物語を諦めないで』 ゲームアプリのメッセージから展開するこの物語は、デジタルネイティブのぼくたちに何かしら刺さる要素を含んでいる。 素性のわからない人と繋がることは時として、危ないかもしれない。けれど、そんな世界でしか繋がれない人もいる。 止まってしまった物語を再び動かすには、何かキッカケが必要なんだ。 たった1件のメッセージがその人の物語を変えることだってある。 とうとうマッチングアプリに登録してしまったぼくは、花子同様にどこかの誰かと繋がるキッカケを静かに待っている。 おゝい、物語が動き始めるキッカケはどこにあるんだ。 ぼくはまだ物語を諦めてはいない。

6か月前

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プールサイド小景・静物

慎ましい生活に魔が指し、少しずつ綻びが生じている家庭を丹念に描いたプールサイド小景。 どの短編も日常に深く溶けて込んでいるからこそ、それぞれの登場人物が目立ない。 プールサイド小景、静物とはうまく言ったもので、本当に一つの情景として物語がまとまっている。 それが何となく愛おしくて、晴れた日の昼下がりに、穏やか物語と融解するのも悪くない、そんな本と人との距離感がいいんだな。

7か月前

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昆虫学者はやめられない: 裏山の奇人、徘徊の記

随分前にあるTVのドキュメンタリーで、南米に住む昆虫学者の特集が組まれていた。 その人の部屋には無数の透明なビニール袋が吊られてあって、そこで無数の虫たちを飼っていた。 異様な光景だった。けれど虫たちに対する愛情を感じた。この本の著者からも同様の愛情を感じる。 ぼくたちは自分の住んでいる環境が良くなることには貪欲で、その影にある犠牲に目を向けることはあまりない。 ましてや美しい蝶ならともかく、光の届かないジメジメとした洞窟に蠢く体長1ミリ程度の微小な虫たちのことなんて、歯牙にも掛けない。 裏山に出掛けて、無数の虫たちと触れ合う奇人の生き方に憧れを抱き、大都会の一室でこの本を読むぼくは、せめて虫たちとぼくたちの生活が上手くバランスを保つことを願うばかりです!

8か月前

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