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らいこ

ファンタジー好きな、雑食読みの積読家

ファンタジー好きな、雑食読みの積読家。since 2016.3.5

753

コメントした本

病気をしない暮らし

タイトルに(あまり)とあるところがミソ。書き口が軽やかで読みやすい。ノウハウ本でもTo Do本でもなくエッセイともちょっと違う、そのアイノコみたいな内容だなーというのが感想です。 ダイエットとかアルコール依存とか、ふむふむ楽しく「あーわかるわーー」と読めるのです。 番外編は、謎の「大学教授という職業」の、ご自身の実感を多分に交えた解体新書も面白いです。

8日前

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インド倶楽部の謎

久しぶりの国名シリーズ。 ミステリを推理しながら読めない読者なので、犯人に「え?! なんで?!」となり、火村の謎解きを読みながら「あ、アレってそう繋がるの?!」を楽しんで読みました。 花蓮の存在は、前世も来世も信じていない現世を生きる人代表みたいな語り役で、ピリリと辛い山椒のようでした。はっとさせられるq

12日前

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暗夜鬼譚: 血染雪乱

今回の事件の直接の被害者の死に方が、ちょっと怖い。「軽い」ということが示されたリアリティ… まだまだ空回りの深雪の恋模様は、今までと違った要素が出てきて、空回りだけではないものに変わってきたのかもしれない。でも、名前からして正反対の深雪と夏樹…うーん、どうだろう。 今回は一条の師匠とその兄弟の話でもあるけど、弟さん、本当に陰陽道には進まなかった人っぽいですね。このお話ではどう描かれるだろう。

15日前

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砂子のなかより青き草 清少納言と中宮定子

色々な物語でそれぞれ描かれ方をする、定子中宮(皇后宮)と清少納言ですが、ここでの定子は登場したときはちょっとワガママな世間知らずのお嬢様風だった。それが栄華の絶頂からの転落を経験する間に、自分の運命に翻弄されながらも力強く前を見据えた大人の女性となり、運命の波に飲み込まれて消えて行く様が、胸を打った。清少納言は全体的に控えめな性格。 最後に定子の葬送を見送ることもできなかった一条帝の和歌が載せられていて、切ない気持ちになる。 定子の辞世の返答の和歌なのかどうかは不勉強で知らないのだが、一条帝が激動の人生を終えた妻を悼む気持ちと、この物語を読みきった読了感が相まって、よい体験だった。 彰子中宮と紫式部のサロンの方に思い入れのある人たちには、向かないかも。 清少納言と紫式部は同時期に後宮にいなかったと、どこかで読んだ気がするので、この辺はもう創作とわかっていても、ちょっとやりすぎに思えた。面白かったけど。 彰子の態度は一番最初の定子と重なる部分があるし、逆の立場なら清少納言もやったかもしれないと思わせるものがあるし。

29日前

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増補 魔女と聖女: 中近世ヨーロッパの光と影

面白かった! これは男性側から見た、あるいは男性たちに書き遺されてきた「女性史」。男たちが、女をどう捉えればいいのかわからない混迷の歴史のように感じられる。魔女と罵り、聖女と崇め、両極端な扱い。『魔女の槌』の中の「女はその迷信・情欲・欺瞞・軽佻において男を凌駕し…」って。書いたのは修道士ですが、そんなに忌避しなくてもいいでしょうに、と呆れちゃう。欲求不満で性的に惑わされた原因を女性に押し付けてるんじゃないの?って笑っちゃう。 根本にある聖書の教え、イブ由来の原罪と、聖母マリアの存在が彼らを迷わせ、目の前の女性たちの不思議さ(多分、不思議な存在だったのでしょう。女性特有のコミュニケーションとか、気分の上がり下がりだとか…不可解だったんでしょう。)が、男性側が女性たちとどう向き合えばいいのか、どう捉えていけばいいのか、を悩み続けた歴史のように見える。 女性たちは女性たちで、社会的に抑圧されたり、財産を持てなかったり、火刑に処されたり…という歴史の中でも、逞しく生きていたのでしょう。コミュニティの中で、家庭の中で、役割を持って生きてきたからこそ、現代の女性たちがあるのでしょう。 色々考えていくと、もっと色々知りたくなる本でした。

約1か月前

風の王国―竜の棲む淵

翠蘭以上のお騒がせヒロイン再び。リュカちゃん。嫌いじゃないです。不器用なところとか。ゲルモロンのカウラとラトナと違う不器用さ。彼女も幸せになれればいいな。 久しぶりの読み返しでも、翠蘭が記憶を奪われたあたりのリジムは、なんとなく覚えていました。対応が大人ー。焦ったり怒ったりしないで向き合ってる。

約1か月前

風の王国 天の玉座

戸惑いの多い翠蘭の新生活は、リジムが多忙すぎてリジムの言葉がたらなくて、何かと気苦労が多い。得意なものもたくさんあるのに、翠蘭の美徳が全く光らないシーンが長く、翠蘭の気持ちの落ち込みが伝わってくる。 クシェンの一件では朱纓の占いに悲しい結果がもたらされたり、ゴタゴタに飛び込む結果になったりと、翠蘭もなかなか忙しい。

約1か月前

火の鳥12 太陽編(下)

太陽編。なぜそう名付けたのだろう。太陽=火の鳥 という単純な構図ではないと思う。 繰り返す戦。権力者が「神」を目指す構図。 火の鳥全編を通して繰り返し登場する同じ顔の人物は、生まれ変わった彼らなのだろう。人を殺し、両腕を失い、権力者になり、人類最後の人にもなる。人になり、獣になり、花にもなる。 万物が巡り巡る中で普遍的な存在、火の鳥。 そこから私たちは何を読み取れるだろう。

約2か月前

火の鳥8 乱世編(下)

奢れるものも久しからず ただ春の夢の如し 平氏が都を追われ、追いやった木曽が打たれ、平氏を滅ぼした義経が打たれ、頼朝も子の代で滅ぶ。その波間でおぶうが死に、弁太も死に、何もかもが変わって行く。

約2か月前

火の鳥14 別冊

これは別腹!描きかけ原稿とかがてんこ盛り。

約2か月前

小林賢太郎戯曲集<br>CHERRY BLOSSOM FRONT<br>345 ATOM CLASSIC

小林賢太郎が作るものが好きです。 驚かされたり笑わされたり泣かされたりしています。 言葉の使い方と驚かせ方が好きなんだと思います。 例えば、「アトムより」のラスト。「小説家らしき存在」のラスト。 CHERRY BLOSSOM FRONT345、ATOM、CLASSICの三作に登場するギリジンも好きだし、バニーボーイも好き。片方がぷっと笑ってしまう瞬間が好き。

12日前

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メモの魔力 The Magic of Memos

ツイッター界隈で騒がれていたので、読んでみました。 私もわりとメモ魔な方で、TO DO リストやら買い物リストやら、何かのアイデアやら、いろいろメモします。書くことでアウトプットして、それを読んでインプットして、という効能は体験していることなので、本の言わんんとすることはわかる。 この人のすごいことは「メモ」という何気ない誰にでもできる手段を、より高次元に繋げているメモへの熱量だと思う。巻末の自己分析メモの量!本の中で「変態」と書いていますが、本当に変態の域かもしれない(笑)

14日前

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黒猫のいない夜のディストピア

黒猫シリーズの第2期スタート。 第1期は、と考えてみたら、付き人の成長物語であり、付き人と黒猫の不安定で柔らかな恋愛がゆっくり育まれていく物語であり、未婚の母と父との間に確かに存在していた時期を探す旅であり、親たち世代の秘めた恋を知る旅だったりしたように思う。 第2期のスタートの初っぱなから付き人と黒猫は喧嘩するし、黒猫はその状態のまま出張してしまうし、黒猫とは全然違うタイプの男性が現れて付き人を振り回すし、で読み手としては混乱させられる。作者は舞台にいない黒猫をどうしたいのだろう、って。 最後の母娘のシーンで、母君が「よかった」のセリフが一番泣けてしまった。 母君はその後、一晩中、亡き人を思って泣くほどとても深い想いを抱き続けて生きてきた。それとはまた別の部分で未婚の母として生きていくことを若干23歳で決断た娘を愛している母でもある。その二つの側面が過不足なく表れた言葉のように感じたのだ。好きな人に自分たち二人の娘を会わせたいと願っていた気持ちと、母としていつかは父親と対面させてやりたいと抱いていた希望と。それともう一つ、恋人として母としてではなく、一人の人間として、自ら父親が誰であるか正解にたどり着き、会う機会を得ていた目の前の女の子への賞賛もあったかもしれないとも思う。 最初の「よかった」は、彼と娘の双方に向けて、「あの人は〜」は彼に向けて。最後の「本当に、よかった……」は、父娘が出会えた事象に対して、もしかしたら、親の事情で娘にはさみしい思いをさせたかもしれない、という負い目に対しての言葉だったのでは。 アルバムを開いて過去を辿る行為は、街を歩き回っていた意味の延長線上にあって、そこには決して写っていないけれど、娘との日々の中にあった最愛の人への想いを辿っていたのではないだろうか。ドッペルゲンガーの存在は付き人が父親似であることを示していたわけだから、父親の面影をしっかり宿した可愛い娘との生活は、母君にとって幸福な日々だっただろう。 全然違う分野でそれぞれ大成して、遠くでお互いの存在を活躍を感じてきた彼らの深くて長い時間が終わってしまった。いや、会わずに終わらせたことで(たぶん葬儀も行かないだろう)むしろ、母君の中の彼は「死」を経験せずに済んだのかもしれない。 二人は彼の名前を言い合って確かめ合うことはしない。それが二人にとっての当たり前だだから。これからもその当たり前が続いてゆく。そう感じさせる最後だった。

28日前

京都寺町三条のホームズ あの頃の想いと優しい夏休み (11)

今回の「夏休み回」は、葵ちゃんの一人称のお話がほとんどないせいか、「葵ちゃんを崇める回」のように感じます。円生のせいですかね。

29日前

風の王国 月神の爪

今回のお騒がせ男は、いつにも増して「最悪だなコイツ!」と何度も思わせる卑怯なやつでした。やつには全然同情しないけど、お爺さまの心情は察して余りある。 ダワとのお別れがあったり、相変わらずガルが真っ黒だったり。

約1か月前

風の王国 女王の谷

翠蘭は相当お騒がせだとおもうけど、上をいくお騒がせ姉妹に思い切り振り回される3巻目… 一番の被害者はたぶん慧じゃないかな。 慧とのお別れシーンがあっさり気味で、らしくていいと思います。ちょこっとしか書かれていない素っ気なさも。

約1か月前

風の王国

昔途中まで読んでいた。最近出版社のサイトでプレイバック連載やってて、懐かしく読んでいたんだけど、もどかしくなって続きが気になって古本屋で買ってしまった。 久しぶりの翠蘭。リジムの唐突な登場と退場。登場人物それぞれが背負っている過去の暗さと鮮やかさ。高地の高原の国と高い山々も含めて、懐かしくて。

約2か月前

火の鳥11 太陽編(中)

壬申の乱直前の世界と、1000年後の世界を行き来する物語は、どちらの世界でも一種の宗教戦争をしている。人ならざるものたちと仏族の戦の中で、ちらりと八百比丘尼が出てきます。異形編では戦国時代とか室町時代の頃だったけど、時空が歪んでいたから、治療者は彼女だったのだろうか。 戦はむごい。

約2か月前

火の鳥7 乱世編(上)

舞台は鎌倉時代直前の源平の時代。おぶうと弁太は同じ田舎の幼馴染だけど、その運命は対称的で、二人ともそれぞれに世の中に揉まれ揉まれてたどり着くのが源氏と平氏。 やっと巡り合えても添えるわけではなくて、切ない展開。

約2か月前

火の鳥13 ギリシャ・ローマ編

わりと日本が舞台のお話が多い火の鳥の中では、エジプトからギリシア、ローマと古代文明で有名な花形地域が舞台。いくつものエピソードは、少し歴史を知っていると一層楽しめるように思う。 同じ登場人物がずーっと続けて出てくる。永遠の命を持つことが幸せか?不幸なのか?少女漫画の形で、問いかけてくる。

約2か月前