314dff71 eaf5 42ce bd43 bab0471cad01

ユタカ

ワンコソバ・シティの上空163センチから…

ワンコソバ・シティの上空163センチから地球をながめています。

63

コメントした本

飼い喰い――三匹の豚とわたし

人工肉とか昆虫食とか家畜のゲップとか菜食とか狩猟とか、肉まわりのことっていつもほんのり気になってるので読んだ。不穏なタイトルだけど、3匹の豚を育てる割とドタバタな奮闘記。世界の屠畜現場を見ている人なので、今さら殺すことを深刻ぶったりせず、肉になる前の豚の色々を教えてくれる。‬

3か月前

2abee3b1 71da 4dd8 9205 eb3fa5ad3996Icon user placeholder8a9d07e8 262e 4104 a224 e74b72dcc96f
鯨

母子二代にわたる途方もなく脂っこい大河ドラマ。この長大な物語の荒波を渡り切った後だけに見ることができる景色は、曲者ばかりが跋扈するキテレツな躁状態からは思いもよらない、底なしに深い静かな祈りだった。まさかそんな角度から心をえぐってくるとはー!

4か月前

Icon user placeholderF1cbc8fe 8677 45c1 b00f 1bf7f89ad113
菜食主義者

最後の数十ページの才気ほとばしる言葉の密度に、息をするのも忘れて読みました。入り組んだ心の隙間を、右に左にぶつかりながら、肉をえぐって暴走する列車が通り過ぎて行ったかのよう。このシリーズは表紙がとても美しいので、手にするうれしさもあります。

5か月前

D487fe1c d403 4567 8828 809aeb6f9869Fa2f46de 09b8 4291 8d2c 025044e17ae20c0a9e37 6a00 44f9 af19 b6d64c2eedae46baa3a2 b5d4 481f a76a 26f9ada3ac55151a20ec 11c6 4572 b74d 1715202fc241E72f28d4 a6b5 4141 939b e96b2ce9e59e
最初の悪い男

全開のミランダ節が創造したイタくて孤独な妄想中年女の生態に本気で引いたりゲラゲラ笑ったりしていたはずが、いつの間にか彼女の味方になっていた。美人で巨乳ですごく足が臭い女に徹底的に破壊された彼女の世界が、まさかあんな結末に化けるとは!

約1年前

Daa0a7b8 9d45 400b 953e c54a388ba659B34cac5a 01ca 4493 95e7 bee2a969a01eFbad6930 13ee 4484 b2de 3e4dd1e15de50c0a9e37 6a00 44f9 af19 b6d64c2eedaeIcon user placeholderB81813b6 473e 46cd 90d2 a98ad0bc98f478c5345e d02a 4ad4 899e 40f89c28aaed 44
光の犬

様々な人物の恋や老いや祈りや諦めのエピソードが、時間軸にとらわれずランダムに綴られる。胸がつぶれそうになる場面の後に、その人の青春時代の煌めくひとコマが現れた時、嬉しいや悲しいが散りばめられた人生の眩しさを俯瞰できた。それは、別れも出会いも等しく遠ざかったかつての思い出がいつも美しいのとよく似ていました。

1年前

4275d5a0 4c99 45a9 a9a4 d3aa57745d2f1ac099b6 c7ba 48ad 80ad bd934bb185f3Fbad6930 13ee 4484 b2de 3e4dd1e15de5B7c07a55 361d 4690 b7f4 b95d617328d5Ff5ad4ab 784c 48ad a80d 341802f65847
カタツムリが食べる音

作者が寝たきりの生活を送っていた時に、ひょんな事からルームメイトになったカタツムリの観察記。世界に興味を抱き、意思を持って冒険を繰り返す小さな命に、「スターウォーズ」で実は男前な勇者だった R2-D2 に喝采を送った時のような興奮を味わいました。「食べる音」が聞いてみたい。とてもよい本です。

1年前

誰が音楽をタダにした?──巨大産業をぶっ潰した男たち

スリリングなノンフィクション。引き金を引くことになってしまった3人(mp3開発者、レコード業界の超大物、ギーク)の視点で次々と話が切り替わる構成が、まるでギャング映画でボスと裏切り者と囮捜査官それぞれの思惑が交錯してやがて臨界点に達するあの感じ。面白い!

約3年前

D9429e6d a22d 4bf6 8cdf e7e857719efa0c0a9e37 6a00 44f9 af19 b6d64c2eedae362f3c5a 4480 4574 a7a2 e765d0a514e2Eb552d48 dd94 4640 ab00 366b6d191d662217ec47 cf62 46d7 9a1b 8be5c7340c0c56ce6ff4 d79e 4985 afcb 9a57d9042487Da66ede6 6108 4580 9046 29e4eef3ea01 106
アンネ・フランクについて語るときに僕たちの語ること

「どうしてイスラエルではバスもトラックもすべてメルセデスなのか知ってるかい?」 「そりゃあ罪の意識に基づいた大幅な割引きをしてくれるからだろ?」僕は答える。「でなきゃ、ユダヤ人を運ぶ車両を作るのはメルセデスが一番うまいから、彼らがある種のコツを心得ているからかなあ?」

3年前

かたちの理由-自然のもの、人工のもの。何がかたちを決め、変えるのか

精密なイラストとともに、分子レベルから機械や動物まで、あらゆる物の形についての解説が淡々と述べられているのだけれど、なぜかどこを読んでも詩のようでゾクゾクする不思議な本。 “ 十分に時間をかければ、宇宙のあらゆる物質は液体になる。地質学は、地表が風にはためくシーツのように隆起し、収縮し、褶曲し、崩れていく様子を調べる。(中略)この動きの速度は重力への抵抗力、つまり相対的な硬さによって決まる。”

約4年前

B0f2fbed 969d 4d77 8b09 04fbbcd2563cPictureDa7ed40f 2e85 4d0f b348 238216b8aa922d956e87 97c4 480f 817b 05bc9b4e14997fd25228 bb55 49bc 97aa 02cfb55e19b88c180de7 b117 4c6e b01f b88b628c421d234d0023 c28c 44ab ac21 b2d5f88e802c 9
羆撃ち

まるで一緒に山にはいり、すべてを見てきたようだ。

4年前

8f275109 ffe4 4b67 bb66 46d0d5b931a524a1cb48 1125 4abb 94b1 a36b7246dc1c978030b8 5d27 45ce a8ec ef18a8f163c251874f89 4f9e 4dfc ac8b 5afe88c14f82
レシピがいらない! アフロえみ子の四季の食卓

冷蔵庫なし、火はカセットコンロな生活で編み出した、干して萎びた大根のおろしが抜群においしいとか、豆腐のピクルス大成功!とかいう地味飯自慢を、「ぎゃー!うまそー!」って悶えながら読む本。‬

3か月前

6279c3dc c4e6 441c 886d a8c1c7d5204a6afd9e7b 40a8 4dc6 a6d8 b5e06bc37339Ca2dd7a9 6517 464f 8045 466a9579b90aBf74771d fe87 4162 b1ad 3da191288c8dA1f0cf18 cd3b 436b 9e21 13edaa9ee4beC3c5948a 46dc 4471 abfc 816b7a7cfc1379887820 f565 4157 afbd 20a48b6202a7 9
ある世捨て人の物語: 誰にも知られず森で27年間暮らした男

20歳で家を出て、冬は氷点下30度になる森の中でテント生活を始めて、27年後(!)に捕まるまで、近くの別荘地で千件もの盗みを働いて生き延びた男の取材記。その生活は意外なことだらけで面白かったのだけど、1人が好きな人なので、取材に協力的じゃなかったのが少し残念。笑 想像を絶する半生、もっといろいろ知りたかった!

5か月前

A209443d 9caa 4ef1 a492 e750cfcdc656F646b277 8082 421d b784 3d99fa15bc6b66b38508 5a46 4f97 a0fb 87ff00c4b34a75e05375 99d6 43a8 9717 6f92deb748ac08634c99 3a43 40c1 9ad5 6ba772150f2c359f49d4 c3a3 4dbf 8349 d1a93fcfac74Icon user placeholder 13
105歳の料理人ローズの愛と笑いと復讐

20世紀に起きた色々な大量虐殺事件で次々と家族を奪われ、だけど復讐すべきろくでなしにはきっちり落とし前をつけて生きてきた、かつてのとびきりの美女で、腕の立つ料理人でもある、ただ今105歳のおばあさんの一代記。「フォレスト・ガンプ/殺戮の20世紀編」みたいな感じ(なんだそれ)。

11か月前

Fb6e4b2d fd53 4079 9d49 7cbaa0d5dfd8A497086c 1bd2 4c8f 9e96 e729c6074ba41b6144f5 51b5 4072 aba3 8badef78069e79887820 f565 4157 afbd 20a48b6202a79b7b10e5 4fb3 4a41 a86b 9a79d145935dB30ed6db d9e4 45a3 a5a5 03505f2b2f44Icon user placeholder 9
すべての見えない光

‪「名作。読み終えて、胸いっぱい吸った息を長々と吐いた後、しばらく動けなかった。清らかな魂の持ち主が時代の暗い影に飲まれていく様を、胸を痛めて見つめ続ける500ページ超。彼らが守ろうとする世界の美しさと終盤に訪れる奇跡の眩しさ。★★★★★‬

約1年前

8f6d6436 5bfe 42c4 b7e5 9ac73f0999fd92ba8856 ba0e 4fd9 b549 42afaab3a3af84d1a374 bc29 4c2e b929 01982e9a969009a422f2 9923 4b4c b36a 2c8b7a1e0881Icon user placeholder0b0fe38f 579a 4952 bd4f 5d5737d9c1ae1b6144f5 51b5 4072 aba3 8badef78069e 55
たすかる料理

お店の成り立ちや、とても不思議なメニューの紹介、風変わりなアプローチに目からウロコの自炊の様子など、肩の力が抜け過ぎているように見えてミョーに心の芯を喰う話ばかりでとんでもなく痛快。写真も味わい深くて、佇まいの美しい本。あっという間に読み終わるけど、このユカイさに未練がありすぎて続けてもっかい読んだ。

1年前

79887820 f565 4157 afbd 20a48b6202a7238468ea a244 42a2 9fcc 7b6adc3d69903224a647 4b88 45d5 bd89 950138ddbe558e56d571 b5e9 40eb 8f73 cdc295a236506afd9e7b 40a8 4dc6 a6d8 b5e06bc373398a147539 d412 4499 b071 084ec14a5be6Icon user placeholder 10
体の贈り物

エイズが猛威を振るった時代の、患者の生活の面倒を見るケアワーカーが主人公。患者たちとのやり取りの中で、心を静かに震わせるひとつの場面をぽんと投げてすっと幕を閉じる短い話が積み重なります。まるで、見たことがない切り取り方で息を飲ませる静謐な写真のよう。1日に1編ずつ、冷ややかで愛しい感傷を抱きしめるように読みました。文庫版が流通しています。心からおすすめしたい一冊です。

1年前

638b1e14 04ca 409b b722 ec91464dba4bB202f626 0795 4027 99ca 47cba8606095Icon user placeholderBa04bdee fbaf 4a6e 9a67 cfa92b2b9671645c1955 fb61 4d5e 8fed e322470381c209a422f2 9923 4b4c b36a 2c8b7a1e0881608f6a3d ff4b 4aa0 9902 73b47ad1565f 29
彼らが写真を手にした切実さを―《日本写真》の50年

森山大道、中平卓馬、荒木経惟、篠山紀信、佐内正史、藤代冥砂、長島有里枝、蜷川実花、大橋仁、ホンマタカシ。

3年前

B895e8fe f2e0 4393 b335 c54abfd41f56C218082a 83f0 4c03 a4d0 435a80a6c0da
あいうえおの本

あらゆる細部にたっぷりと宿った「やおよろず」に夢中になります。

3年前

進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線

「へぇ」と思ったページの端を折っていったら、折り目だらけになったばかりか、折ったページの裏にも「へぇ」があってどう折ったらいいか困ったりした。

4年前

0906b403 a7cf 4775 bdd5 8082f181150a2d8240a5 1e4f 42bf af70 212487e71ac6Icon user placeholderIcon user placeholder94672d9e 97e5 4749 af08 3f6f1cecc2fe7c07e33c 1af7 43ef bc1e a8622d8bb77a92657f91 27f8 414c af22 c37a7811e65e 13