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しろいはなび

【2017.05.01~から記録開始】

【2017.05.01~から記録開始】

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コメントした本

一九八四年

どっぷりと物語の世界に浸かりたいと思って手にとった一冊。その期待にはしっかりと応えてくれるほど、堅牢な世界観設定と、まさにありそう(というか、部分的には達成されている、物語世界よりも洗練された形で)な出来事が織りなしながら、徹底的な逃げ場を潰されていくように、追い詰めていくドSなストーリーに掻き回された感じの読後感。 2分間憎悪はツイッターそのものだし、ニュースピークは昨今の誰にでも分かるように書かれた文章こそが専門的であるみたいな風潮に似ているし、歴史は常に改竄され、常識はかなりの速度で書き換えられつつある。他にも、二重思考、ダブルスピーク、テレスクリーンなど、既視感のあるものばかり出てくる。 この物語世界における希望は、人口のほとんどを占める最下層階級であるプロールたちに託されているわけだけれど、私たちが生きる世界のビッグブラザーの支配はエリート層だけに限ったことではないことだと思う。そういう点においては、1984年は楽観的だったと言わざるを得ない。 とは言え、小説全体の60%ぐらいまでは世界観の説明と後半部への長大な導入となっており、昔のSFによくある「世界観はすごいけれど、物語はありきたり」という状態で、とくにラブロマンスシーンは、読むのも退屈だった。もちろん、この60%があったからこそ、あとの40%が活きているというのもあるのだけれど。。。

20日前

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WordPress 仕事の現場でサッと使える! デザイン教科書

平成最後のGWは、これを読んでWordPressを弄って過ごしていました。 どちらかと言うと、htmlで組み上げたページをwordpressに落とし込んでいく系?の教科書でした。この本の通りに、サンプルページを作り込んでいく過程で、どのような構成で作られているのかが分かるところは、すごく良かった。 ただ、さすがにちょっと古いので、wordpressもバージョンが上がってしまったし、紹介されていたプラグインも丸々使えないものがあったりもした。 良い、GWが過ごせました。

約2か月前

近代文化史入門 超英文学講義

Kindleにてセールになっていた本。 実用書というか、これくらいの内容の濃い文章は、やっぱり紙の本で読まないと、いまいち内容が頭に入ってこない。ところどころ面白いところはあったのだけれど、読んだ端から忘れていってしまう。不思議なものだ。 ちょっと出会い方が悪かったかも。

3か月前

メルカリ 希代のスタートアップ、野心と焦りと挑戦の5年間

後書きにも書いてあったけれども、まだ勝敗のついていない企業について書くのは難しいことだよなあ、と思うけれども、たくさんの有能な人たちが、どんどん集まったり、時には離れたりして、日に日に会社の規模が大きくなっていくのを追体験できてワクワクしてしまった。 シェアオフィスの一角と、深夜のファミレスで仕事をしていたのが、本書の終わりの方では、アメリカに支社を構えたりして、すごくワクワクできた。 あと、社外の人や、ライバル企業にも、取材をされていて、緻密に書かれているなあ、と思った。

5か月前

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人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

いわゆるハロー効果について書かれた本。 タイトルの通り、「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」ということについて、図解や詳細な説明が加えられている。書籍というよりも、ブログという構成になっているため、遅読な人でも1分で2ページは読み進められるので、電子書籍版の方が手が疲れないかな。 でも、確かに、こういうことって往々として世の中にはありふれているし、自分もやってしまいがちで、だからこそ、いわゆる「要領の良さ」っていうのは人生の質に直結してくるなあ、と思った。 なんというか、自分はマイナスの錯覚資産ばかり生み出していたなあ、と思って、反省した。もっと、プラスになる錯覚資産を生み出していかないと。

5か月前

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たった一人の熱狂 仕事と人生に効く51の言葉

この前読んだ箕輪厚介さんがこの方の考えに共感して、懇願してこの人の本を出しただけでなく、彼が率いる幻冬舎に転職したという話を聞いて、どんな人なのか気になったので検索してみたら、Kindleで299円だったのでポチって読んでみた。 ものすごく熱いお方で、今でこそネットミームになった「圧倒的成長」や、「圧倒的努力」という言葉を多用されている。そうやって、角川時代に角川春樹についていき、1人で幻冬舎を立ち上げたので、実績に裏打ちされた言葉の重みがあった。そして、これだけ熱狂できる仕事に出会って、これだけ打ち込めたら楽しいだろう。 今でこそ「働き方改革」とか「ワーク・ライフ・バランス」とか「イクメンパパ」なんていう言葉が流行っていて、このような仕事に心血を注ぐ働き方は、平成の終わりとともに駆逐されそうだろうなあ。 日本赤軍や学生運動の話は、もはや自分にとっては、おとぎ話みたいにしか聞こえなかったけれど、重信房子のエピソードはロマンチックだった。 面白かったには面白かったし、参考にしたいと思ったし、励まされたような気にもなったけれど、ちょっと、鼻白んでしまうような章もあった。安倍首相スゴイとか、ゴルフとか、時計とか、高級料亭の話とか・・・

5か月前

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死ぬこと以外かすり傷

2018年に読んだ最後の本。 この数年間でネットメディアの勢力図は大きく変わった。SEOで最適化されキーワードを散りばめただけの模倣記事が上位に食い込むことはなくなった。 そのかわり台頭してきたのは、「さよなら、おっさん」で話題になったNewspicksだ。あれはあれで、色々と言いたいことがある人は多いだろうが、2018年はまさしく、NPの飛躍の年だった。 そのNPのビジネス書は、いまや多くの書店で平積みされるようになった。前田裕二「人生の勝算」、堀江貴文「多動力」、佐藤航陽「お金2.0」、落合陽一「日本再興戦略」などなど。 彼らの本を仕掛けている編集者の箕輪厚介の自著。正直、帯に書いてある「革命的仕事術」というのはいまいちよく分からなかった。多分、「働き方改革とか言ってないで死ぬほど働け」ってことなんだろうけれど。 読後の感想は、彼が手がけた本の特典メイキングDVDって言う感じのテイスト。

6か月前

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学びを結果に変えるアウトプット大全

書店でも平積みされているし、ネットのレビューでもすごく評判が良いけれど、自分にとってはいまいちな本だった。 「挨拶をする」というのも一つのアウトプットとして書かれていて、自分が知りたいアウトプットとは違った。 さらに「泣く」というのもアウトプットとしてページを割かれていて、著者の泣ける映画リストが掲載されていて、んんん???ってなった。 こう、もうちょっとメモ術とかノート術とか、アイディアの発想法的なものかと…

6か月前

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0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書

「AIに仕事が奪われる」とか「○○年後には現在存在していない仕事が大半になっている」みたいなことは、よく言われいて、そういう不安な気持ちに対して、どういう対策を取ったらいいか?みたいな本だった。その答えはSTEAM(科学、 技術、 工学、芸術、数学)の素養が必要になってくるだろう、というもので、プログラミングや英語などは、後から付いてくるから、とりあえず、それを勉強しておけ。みたいな話だった。 落合さんは自分よりかなり先を見通しているみたいで、いまいちピンとはこなかったのだけれど、なんとなく言いたいことは分からないでもない気がする。(でも、数学とか、科学みたいなのは、けっこう早い段階で脱落してしまっている自分・・・どうしたら学び直しができるのか・・・までは分からなかったので、結局「お手上げ?」ってことって思った)

6か月前

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世界音痴

人から「あなたは、穂村弘さんみたいな路線でいきなさい」と言われ、この本を勧められた。 読んでみると、けっこう面白いし、なんとなく境遇も似ているような感じもする。そして、臆病だけれど、どこか遠い世界を望んでいるような心持ちもどこか似ているような感じもして、親近感を覚えて好きになった。 これを読んでいる途中に、二冊目も注文してしまうくらい、気になる作家さん。

6か月前

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数学者の休憩時間

ツイッターのフォロワーさんがおすすめしていた本。 大ベストセラーになっていたのは知っていたけれど、なんとなく「国家の品格」って、そういう話?と思っていたので、食わず嫌いをしていたけれど、これはすごく面白い。 自分の子どもが産まれるまでの、夫として、妻とともにあたふたしながら、試行錯誤を重ねる話と、亡くなった父の足跡を辿る話に、軽めの話がサンドイッチされているといった構成。具にあたる部分には、軽めとは言えど、数学者としての苦悩や、教育に関する話など、ずっしりと詰まっている。 亡くなった父を巡る話。自分の父方の祖父が亡くなったのは小学生の時なのだけれど、あまり感情を表さない父が、夜、寝静まった後、声を押し殺して泣いていたのをふと思い出して、胸がぎゅってなった。 死と、そして、遺された者、そして、これから死にゆく者。なかなかの良書でした。

約1か月前

孤独の価値

だいぶ前の作品だけれど、森博嗣が隠遁生活を送っているとは思わなかった。。。

2か月前

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ライト・ノベル

NHKへようこそ、から7年ぶりの新作。 舞城王太郎とか、佐藤友哉とか、そういうファウスト系が好きで、滝本竜彦とかももちろん読んでいた。小説版のNHKへようこそ、とか、ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂとかは、当時としてはベストに入る部類の小説だった。というか、思春期のころに小説を読み出すときに、入り口として彼から入った。 あれから、何年も経った、新作、ということで、読んだ。個人的には、すごく面白かったけれど、そういう「ゼロ年代」とか、「ファウスト系」とか「新青春エンタ」とか、そういうのが好きでも何でもなかったら、まったく面白くもなんともないと思う。 ストーリーは、家族関係に悩み不登校気味の高校生が部活を立ち上げて文化祭に向けて頑張るのだけれど、ロッカーが異世界に繋がっていて、という青春異世界モノだったのだけれど、ストーリーらしいストーリーが展開されず、「闇の世界」と言った精神世界が展開される。 ただ、この七年間、小説を創作することに、すごく苦しまれていたんだな、ということがすごく分かるし、ゼロ年代の旗手の一人として、走り続けてきた彼の想像を絶するような苦労が刻み込まれた小説だった。そして、この小説をもって、ゼロ年代が、ほんとうの意味で、終わったんだ、って思った。

4か月前

しょぼい起業で生きていく

えらいてんちょーのnoteで無料になっていたので、一気読みしてみた。なるほど、200ページ近い文章をネットで読むとこれくらいの手応えがあるのか、と、思った。 内容は、最初からあまり大きく賭けず、なるべくお金をかけず、融資を受けず、仕事も辞めずにやっていけば、運が良ければ人脈が育って、段々儲かるよ、ということだったと思う。 後半はphaさんと、借金玉さんの対談が掲載されているのですが、テーマに関連してるようでしていないような印象を受けました。 調べてみたところ、要町のバーエデンを作った方ということで、そのバーの名前はツイッターで聞いたことがあるので、ネットってのはすごい。 まあでもツイッターも長くやっているけれどフォロワー600くらいしか増えなかったので、自分にはキラキラ起業家は難しそうだなあ、、、

5か月前

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地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門

地域再生に関する本。 国からの補助金や、旧来の組織や、地元に根付く慣習によって、地域再生が阻まれていく構造が小説仕立てで描かれている。 作者がぶち当たってきた問題が、小説という形をとることで、実例とともに、その解決策を紹介している。このことによって、結果だけではなくて、問題解決にいたるプロセスが、手に取るように追える。 あと、普通にお仕事小説として読んでも面白い。

5か月前

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本当はちがうんだ日記

ほむほむのエッセイはこれで三冊目なのだけれど、さすがに三冊も読んでくると、前に読んだような話も出てくる。それでも、飽きずに面白く読めるのは、やっぱり言葉のセンスと、深い観察眼があるからだと思う

5か月前

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メモの魔力 The Magic of Memos

ダ・ヴィンチやエジソン、ヘミングウェイなど、メモ魔だった偉人というものは多い。 この本で書かれているメモ術は、ファクトに、自分なりに解釈した抽象と、そのアイディアを自分の事業に転用できるか、を付け足そうというもの。 ただ、メモってけっこう難しくて。何よりも、持ち歩くのがめんどくさい。自分はメモを持ち歩いていても、鞄が雨に濡れてびっちょびちょのごわごわになって、何冊もダメにしているし、濡れないように袋に包んでいれておくと、めんどくさくなって取り出さなくなる。じゃあ、家に置いておけばいいや、って思うと、なかなかメモを拓くタイミングが無く書類の地層に生き埋めにしてしまう。 じゃあ、スマホでメモを取ろうと思っても、なかなか閲覧性の高いメモアプリっていうのもない。Evernoteは、昔アカウントを取ってはいるけれど、階層がぐちゃぐちゃになってて、めちゃくちゃになっている。Googleカレンダーにメモをしたこともあったけど、目当てのメモを見つけるのがすごく難しい。Keepはメモをするのには良いけれど整理がつけにくくて放置。ScrapBoxもいまいち肌に合わない。 しかも、やっぱり手書きに勝るスピードに勝てるのは、キーボードくらいで、フリック入力で文字を打とうとすると、なかなか上手く打てない。そして、図を書く必要があったときには、手書き入力がなかなか上手くできない。そして何より、人前でスマホを持っていると、まるで話に興味がないように見えてしまう。 携帯性と入力のハードルが高くて、そもそもメモ術以前の問題だということが自分には分かった。。。笑 すっげー持ち運びやすくてすぐに手に取り出しやすくて見返しやすくて、かつ、粗雑にメモを書き殴れる程度に安価なメモ、発売されないかなあ。

6か月前

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バカとつき合うな

ネットニュースを度々騒がせている2人の共著。 実際、読んでみると、それほどおかしなことは言っていないので、イメージは変わった。 「行動しろ」ってことが言いたいのかな。

6か月前

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現実入門―ほんとにみんなこんなことを?

なにかのインタビューで『「僕の人生を四文字で表すと「びくびく」だと思う。でも、怖いものを、怖いから避けるんですけど、一方で惹かれもする。」』って言ってて、なんとなく自分に似ているような感じがして、ああ、似たような人っているんだな、って思ってすごく安心しながら読める。 けど、エッセイって共感を誘うものだし、なんだかんだ言って、臆病な割に、歌人と課長の二足のわらじを両立させていて、「あざとさ」を感じなくもない・・・笑 面白すぎて、三冊目のエッセイまで買ってしまった。

6か月前

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私はあなたの瞳の林檎

この本に所収されている3本の短編のうち、2編は2010年代の初めに「群像」に掲載されていたもので、そのころはまだ自分は大学生で、大学の図書館で読んでいた。 あの頃からだいぶ時間が経ってしまったし、ずいぶんと遠くまで来てしまったな、という感じがする。あの頃に比べると、舞城王太郎の言いたいことというのは、なんとなく分かるようになってきた気がしないでもない。 どちらも不思議な事件も怪異も無く、青春の一瞬のきらめきのような恋愛を描いていて、甘酸っぱい気持ちになるやら、自分には失われてしまったもののように感じてちょっと切なくなるような感じがする。 でも、自分が面白いと思ったのは、書き下ろしの「僕が乗るべき遠くの列車」。内省的な彼の作品において、その内省を吹き飛ばすような「菊池鴨」というキャラクターは、強さを感じて魅力的に見えた。

7か月前

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