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おひさま

活字中毒の書店員

活字中毒の書店員

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コメントした本

今昔百鬼拾遺 鬼

京極夏彦の作品はいつも禅問答のようだと思う。 表と裏は常に表裏一体でそれは善でも悪でもなく「無」である、というところに行き着いていると感じる。 因縁や呪いといったものも全ては「無」の中に何かを見出そうとする人間の業なのかもしれない。

約7時間前

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まことの華姫

真実を語ると噂の姫さま人形・お華とお華に命を吹き込む人形遣いの月草、見世物小屋を仕切る親分の娘お夏が謎解きをするミステリー時代小説。 畠中恵先生らしいチャーミングでユーモラスな中に切なさと温かさを感じる人情もの。 お華は人形遣いが腹話術で操る木偶人形で魂があるわけではないのに、どこかファンタジーな要素を感じるのもこの先生ならではのような気がします。 次回作が楽しみです。

2日前

きのうの影踏み

ホラーというより、身近に潜む小さな謎のような怪異の短編集。 永遠に真実が分からないまま日常に埋もれていってしまうようなちょっと不思議な出来事たち。いつか子供の頃放課後に友達と噂をしてキャーキャーと騒いだ思い出とふと重なるような小さな怪談はどこか懐かしい。

16日前

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夜の淵をひと廻り

交番勤務にこだわり続けるひとりのおまわりさんと「大いなる悪意の意思」に飲み込まれていく街のお話。 冒頭の「警官だって怖い」という言葉にハッとさせられます。

約1か月前

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よこまち余話

長屋で暮らす人々と、あの世とこの世、いつかしらの時間が混ざり合う不思議な物語。 どこまでが現実でどこからがまやかしなのか、夢なのか、幻なのか、読めば読むほど分からなくなる。 それでも関わりやう人々はみな優しく人間味に溢れていて温かい気持ちになる。 これは一種のファンタジーなのだと思う。

約1か月前

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かたみ歌

昭和40年代の商店街を舞台にした7編の連作短編集。 懐かしく温かい昭和の町が生き生きと描かれる中にふと垣間見える切なくて物悲しい物語。 携帯電話もインターネットも無かった時代のゆったりとした時間の流れが人の悲しみをそっと包み込んで、最後にほんのりとした温もりを感じる怪異譚です。

約1か月前

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春、戻る

結婚を間近に控えたある日、突然兄と名乗る青年が主人公さくらの前に現れる。兄がいるとは初耳だし、何より自分より一回りは下に見える青年はいったい誰なのか…? マイペースで少々押し付けがましく騒々しいその兄と名乗る青年を訝しみつつ読み進めていくのだが、物語は淡々とした日常の中に大らかに展開していきます。 深く傷ついた時には見えなかったものが今なら見えるということがある。 優しくてホッとするお話です。

2か月前

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三鬼 三島屋変調百物語四之続

もしかして…とは思ってたけど、やっぱり単行本で既読済みだった…。

2日前

拝み屋怪談 壊れた母様の家

なんてことー!まさかの「続く」!!

5日前

おはようの神様

「失敗続きでつらいとき、何でも話せる相手がほしい。」という裏表紙の一言にほだされ、仕事帰りにまんまと買ってしまいました。 そして帰りの電車で一気に読みました。 ありがとうタヌキ。 ありがとう神様。 美味しいご飯が食べられそうです。 あとがきを読んでシリーズものだと知りました。 1作目から読み直したいです。

12日前

ご存じ、白猫ざむらい 猫の手屋繁盛記

大好きなシリーズ、第6弾。読了。 早くも自作が楽しみ。

16日前

FBI心理分析官―異常殺人者たちの素顔に迫る衝撃の手記

様々なドラマや映画のモデルとなったプロファイラーの手記によるノンフィクション。 ドラマ「クリミナルマインド 」が好きな私にとってはシリアルキラーたちの解説書のようで非常に興味深かった。 通常では理解できないような人の行動がどのような心理によって生まれるのか、その一端を垣間見ることのできる一冊。 ミステリーが好きな方にもオススメです。

約1か月前

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庵堂三兄弟の聖職

遺族の依頼で解体した遺体から様々な日用品へ加工・細工するという「遺工士」庵堂家の三兄弟。 芸術的な遺工職人だった父の跡を継いだ長男・正太郎、汚言症を患い周りとトラブルが絶えない三男・毅巳、そして一人実家を出て東京で働く次男の久就の物語。 全編にわたり死体解体の描写と三男の「汚言」による罵詈雑言が並ぶ作品なので、非常に不快に感じる人もいるかもしれない。 それでもその先にある「かつて生きていた人」と「遺された人」の悲しみの納め方、みたいなものと、一見バラバラでめちゃくちゃな三兄弟の静かな絆が次第に胸に迫ってきます。 飲まず食わずでハイになりながら作業に没頭する正太郎のスピードで駆け抜けるように一気に読みました。 いろんな意味で稀有な作品。 常識に囚われず読んでみてほしいです。

2か月前

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奇譚を売る店

古書店を出て「また買ってしまった」とつぶやくところから始まる短編集。 本好きならば必ず経験あるはずの「また買ってしまった」と、沢山の本を読んでいればいるほど「あやしげで見たことのない本」につい吸い寄せられてしまう気持ち、分かりすぎてつらい…!と思う方は要注意。 そんなあなたが主人公です。

2か月前

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