53e40bc2 f249 43d8 88dd 0d4b900b2a8a

岸本ミリ

好きなものは桃とクリームソーダです

好きなものは桃とクリームソーダです

140

コメントした本

(3-3)月のぶどう

バリバリとワイナリーを経営していたお母さんが亡くなったところからストーリーが始まる。 みんな、何となく誰かと自分を比べてしまったり、素直になれなかったり、何かに必死になれる人を羨んだり。自分がするべきことと向き合って、誰かと会って、生活をしてって当たり前のようでなかなか出来ない。どこか遠くのワイナリーで心を込めて作られたワインを飲んで、私も一度人生と向き合いたいと思えた一冊でした。

7日前

A2c42132 e90d 4fe1 b5ef 607b02b13261A5bb4209 c90f 4f50 b406 4374ad741ed4E6c6f1f7 2317 45ea a86d e092853b20b841b3002c d6d0 4a80 8a9d a086eb92199421d1582d 00a9 472b 8fef 4234d9656c62
ツバキ文具店の鎌倉案内

ツバキ文具店、キラキラ共和国を読んですっかり鎌倉に魅了された私ですが、鎌倉へ行く機会を伺っているうちに、随分時間が経ってしまった。今でも心のすみにある、あぁ鎌倉へ行きたい…という気持ちを完全に強いものにしてくれた一冊。とんでもない、観光どころか住みたいとまで思ってしまった。オクシモロンのカレー、左可井の穴子丼、レンバイにあるニコニコパン。食べ物ばかり名前をあげてしまったけれど、由比若宮でいただけるお神酒の白い器を見てみたいし、二階堂川の蛍を眺めて帰ってそのまま眠りに就きたい。はやく行ってみたい、鎌倉。

23日前

Eed95086 9e10 45c8 b09d 4e8dc238478dEed2419f 2b1b 46e7 a20a 7a322cb7e9dc6cc053b7 a35f 4d76 8b84 5f08ee0a5def0e94ce6a 797c 437f b16a f426f37ac12b9922679c 987e 440a beab 7bdc46dc49f4E344ca04 c576 4479 85dc 7c3c83597ed4943c2df2 5b57 4942 8f91 52570b62057a 25
ドリーマーズ

福島駅のホームのこと、観覧車がある水族館の近く、私の知っている過ごしてきた場所がたくさん出てきて読みながら何度もハッとした。 本を読みながら丁度その場所を通ったり、土地と記憶と夢で繋がれた場所にいた気分だ。 柴崎さんの書く東京もいつか、ここのこと言ってるんだな、ってわかるようになりたいな。 あの景色たちを夢に見れますように、と願いながら。

3か月前

3221c9d3 635b 4ff4 b7d7 38140ce9362e147b636e f7bc 4dcd b95b 758ad1e4092e
学校の青空

もっと今よりもっと若い頃、高校生とか10代の頃、命が軽かった気がする。でもそれは悪気があるわけじゃなくて無知ともまた違って、エネルギーばかり有り余ってそのままいつでも死んでしまえそうな感覚の中で生きているから仕方がなくて。そんなどうしようもない狭い世界の中で必死に生きる少女たちのお話。

4か月前

Icon user placeholderIcon user placeholderIcon user placeholder24a40ddd fe3b 4a69 84ad 011f9f2c283c5aad0610 8005 4190 b54f 5622c0f4f5beIcon user placeholderAbddc058 3fe3 42d6 b423 43c838ad5629 42
パノララ

みんなきちんと辛い過去を持って、傷付きながら、疲れながら生きているのにどこか夢の中のようで読み心地が良くて、とにかくずっと読んでいたかった。私は東京で生活すること、について詳しくないけれど、主人公が屋上からパノラマ写真を撮ったあの景色は何だか少しだけ想像できて東京で暮らすのは案外良いのかもしれないなと思った。

5か月前

80e02f84 921f 4faa be0d 64c6a3f8a4535c50f524 f6b7 412a b19b e458d59db9fdIcon user placeholder8fe9c0bf 1fa7 40bd 831f f37f992766deA2c42132 e90d 4fe1 b5ef 607b02b13261D4138166 69d5 4d95 92ef 41346866a4ab978030b8 5d27 45ce a8ec ef18a8f163c2 21
風は西から

テレビで過労死、過労自死のニュースが流れれば、またか… と悲しくなる。現実はこの本の中よりもっと酷いものかもしれない、判断を誤れば真実は捻じ曲げられたまま、無かったことにされてしまう。ひとりでも多く、この本を読んで欲しいと思った。そして、ひとりでも多く、会社に、誰かに、人生を奪われるなんてことさせちゃいけないと思った。甘いと言われようが何だろうが、まだ20代半ばの、今を生きる私の気持ちです。

6か月前

Icon user placeholder24a40ddd fe3b 4a69 84ad 011f9f2c283cIcon user placeholderIcon user placeholder11a85ecf 2cb9 4388 a102 0db4a3efd7d05aad0610 8005 4190 b54f 5622c0f4f5beD431913d 3530 44b9 9bd5 db358ed18c33 17
きょうのできごと

柴崎さんの本、3冊目。だいぶ関西弁にも慣れてきて、心地いいくらいだ。抱えてるまではいかないけれど、みんな何か思いながら生きてるということ。ある長い一日のお話。どこまでも優しい中沢くん、わがままで、好かれている女の子たち、似ている男の子ふたり、家主の正道、かわちくん。読み終わる頃、この人の本もっといっぱい読みたいという気持ちでいっぱいだった。かわちくんってどんな漢字なんだろ

6か月前

94e67008 1e6b 4971 8bfa fe092db3c9f29d62825c 1436 4b41 918f 3b5e6affb185Icon user placeholder80c9af28 2457 4c13 b006 8462e2d6f693De88307d 1012 4c10 a10d 243fe62b8355Maman putain6 normal7cf89040 903d 4577 9f5d 18ed1a8c7fa5 12
寝ても覚めても

町を歩く人、立ち止まっている人、あの人じゃないかと思ってドキッとしてしまう感じ。見つけたような見つかったような、生きなきゃいけないのに、そして確実に何か行動を起こしたり、誰かとお喋りすることもそうだし、絶対に生きているのに、どこかずっと私の人生は霧がかかったみたいに、ぼんやりしてしまっている。そういう状況みたいなのが良くわかるから、とても危険な読み物だった。ものすごくゆっくりじっくり読んでしまった。

7か月前

6d30a362 8032 44f0 92fe 587b369650bbA60b29b3 e075 4eed aa83 c66d3504b3bc2c144179 394e 42df a05f 5d380807297c06746da7 973f 482b 885f 5b5db0c96fa6B3fd0ffa e716 4bd9 b3c4 c042a9d231246ce246ea 6801 44c3 bc07 1153d7dd25689d62825c 1436 4b41 918f 3b5e6affb185 31
いつか記憶からこぼれおちるとしても

あの時「うん」と言ったけれど、本当は頭の中で、別にそうでもないこととか、それ以外のこととか色んな情報が飛び交ったような、そんないつかは記憶からこぼれおちてしまうような細かくて自然で、でも江國さんのお話6話。最近、少し歳をとったのか、考えたこともなかった、高校生をもう一度したい願望がよく頭をよぎる。

8か月前

3460025e e2b0 4b61 8233 ad371a2ad4f0F31e36dc 4ce3 4735 975c cd4212413c64Eee012af 17a1 4e72 aafb bf45bd195ec9Bd3ef171 d3f8 477e 9e12 ef3b5ddc2770B0f9209d aa6d 4ae3 bf15 9b0e65096a98D3f10d98 87b1 4c10 8449 416c757048feB8aad435 d4c9 4448 98ae 27273aa9335e 17
TUGUMI

ここで見つけた本だ。海辺の、ある夏のお話。夏は儚いけれど、つぐみはさらにとてつもなく儚い。心地良さに揺られながら、でも最後になるにつれて少しドキドキしながら読んだ本だった。夏は良い、記憶に残りやすくて、儚い。 私はこの本を誰にオススメするだろう、と考えたとき、そうだな、少し独り占めしたい気分になった。

8か月前

Icon user placeholderIcon user placeholderIcon user placeholder35fb1555 2061 4d69 a3d8 035c5aa9d47aD90aebb2 cc38 47cf 97b4 cd69dea3f0f529ca499b b7c3 42a5 9daa 62cdf29cbea68e0d90fc 19e4 4707 8216 d7b36e443826 119
ピンクとグレー

ピンクとグレー、何となく覚えてしまうタイトルにピンクとグレーの装丁。 書いた本人がアイドルだから、という理由で普段から本を読むような人から、普段小説を読まないような人まで色んな人が手に取ったであろうこの本は、私はすごく面白かったと思う。所々にある、渾身の表現とか、タイトルごとに付けられるお酒や飲料水の名前とか、読んでいて本当に書きたかったんだろうなと思うし、気付けば次々とページをめくってしまう私の指と文字を追う目は、まんまと彼の戦略にのせられていたんだと思う。 あー、面白かったな、熱量がある文章っていい。

11日前

3eb798a2 2e61 4412 9e06 c975ca204000Ab7e8a14 4768 414c 80b5 29fe644cd2bc052029ef dda7 4173 81d0 754c485703c2C6995a8b 5298 4aae 8be5 9d5dcfc49eadB188422e 4194 4408 a813 f6cbf0ed5084763975fe 96d4 4bf4 b507 10749544f460De18f7c1 0729 43cd b1fa f04d0d592b02 39
きょうのできごと、十年後

きょうのできごと、の十年後。私の好きな女の子二人に、優しい中沢くん、顔がかっこいいかわちくん、十年後も頑張ってる正道くん、顔が似ている男の子二人。いい意味で、"彼らの十年後だけ"を見れて本当に嬉しい。それはこの日が来るまでの日常を知ってしまうよりずっと意味のあることで(もちろん日常を知れるなら膨大な量でも読みたいですが)、こうして生きてて、ままならなくて、そんな一夜は十年前のあの晩を思い出すにはぴったりの日で、この日がずっと続けばいいのにな、なんて思いながら読んだ一冊でした。

約2か月前

羊と鋼の森

全てが丁寧に、美しく書かれていて、小説家にとって作品は全て大切なものだとは思うけれど、その中でもこのお話は特別なんじゃないかな、とか勝手に考えながら読んだ。数年前から気にはなっていたけれど読めていなかった本。私はピアノが弾けないし、音楽の事もわからない、でも読み進めるうちに音楽の良さ、ピアノの素晴らしさが体に染み込んで行くのがわかった。音が体に浸透するように、文字がすっと入ってくる感じ。丁寧に生きることの尊さも。本当に素晴らしい一冊でした。

4か月前

Icon user placeholderIcon user placeholderIcon user placeholderE6c6f1f7 2317 45ea a86d e092853b20b86ca31c9d d608 4c92 a4f3 f2f8c75fa949761d4b6c d863 4830 8926 77beaede5c56Icon user placeholder 273
白河夜船

夢と夢みたいな現実のはざまで、恋人とご飯を食べ共に夜を過ごす。死んでしまった友達のことを思い出しながら、ぼんやりと過ごす。 生きてても死んでいても誰かと過ごしていても人はどこか孤独で、どこかでは一人きりだ。 でもその中で生きていくお話。 でも絶望はしていない。

5か月前

29ca499b b7c3 42a5 9daa 62cdf29cbea6Icon user placeholderD30db78e dbba 401a 96e1 6b00f9212d8e621bad00 17cd 491e 872c 9640559276c28a3c6c69 7e82 4ce3 b03d 6811f4e797c41a58a418 9404 4011 85da d661916a181f842b13a3 69d2 47ba baa9 ca6023211f0f 27
また会う日まで

あの時のあの人に会いに行く。頭の隅でずっと気になっていたこと、会ってしまえば何か変わってしまうんじゃないかなんて不安と、微かな期待。 その他のどんな楽しい予定の中にいても浮き足立ってしまうような、東京旅行の話。パイナップルのチャーハン、食べてみたいな。

5か月前

81bf3836 f8c4 44d6 a38e b3c631adc6d170823200 e58a 4519 9542 9ee10d79f58fC6541c1a af4c 4abd a981 30e7891f96bd10dee52f a736 471e 9b9f 8267b8e9b931Bd080493 0c94 44e6 8353 048ac9ddba36
その街の今は

頭の中で思ったこととか、思わなかったこととか、私が意識するまでもなく文章としてじゃなくて、感覚として頭の中に入ってくる。だから多分私はこの人の書く文章が好きで、読み終わりたくないなぁといつも思う。今回の舞台は心斎橋。大阪に住んでいるので、何回も行ったことがある場所だ。でも、地名だけじゃピンと来ないところもあって、今度、文庫本片手に心斎橋を歩いてみようかと思う。 それから、川上弘美さんのあとがき。『柴崎さんの本に出てくる、女の子も男の子もかわいい。』うん、まさにそれ。すごい。

6か月前

D6630da9 772e 49b5 b568 1d687963fbe07cf89040 903d 4577 9f5d 18ed1a8c7fa5
おまじない

無茶苦茶だっていいんだ。本の中の人たちがみんな西加奈子さんに救われたように、私も彼女の思いを知り、救われる。自分のこと、こんな風に思ってしまうのは、私だけじゃないんだ、そうか人間って汚いものなんだ。と知る。ショッキングな出来事がすらりと出てきてはぎょっとしたり、でも気付けば安心して読めてしまえる自分もいた。

7か月前

F7a1302b ab9e 4c05 82ee 2e133855b37e53aeda8b 256f 4a32 8dd7 8e9f659b34f2Cba3559f 2040 495e 911b 953916d3cd38Icon user placeholderC3d1845f 9b56 4c33 a555 61091d93e415A13cfc2c 655b 48aa 9a13 29ccd51ddcfb22f12ffc cd73 46f4 b484 2de14c579783 55
旅屋おかえり

何か、大きな一つがダメになりかけた時、いつも原田マハさんが助けてくれる。 登場人物全員がマハさんの優しさが分け与えられた優しい人ばっかりで、時折その優しさに涙しそうになった。(通勤の電車や会社の休憩室で読んでいたから我慢したけれど) 読んでいる間中、旅へ出たくなったし、ずっと読んでいたいお話だった。続きが気になって休憩中に読み切ってしまったのを、帰り道で後悔するほどに。 ところで、私も明日旅に出る。一泊二日のほぼ弾丸旅だ。そこで何かいい出会いがあるといいな、なんて。

8か月前

Ddf01909 15e6 4b9a 97a7 21e23fc58f1e98c17f47 4c70 4349 a025 b711718c129e2b38ce49 817b 4cff 8351 d7ae923b1dbdA76b3b5b c2b8 431c b326 88beea67e44b0d5b41db a6c2 4a51 b9c1 3d1e5b58c0c46321cd00 979a 497f b8a4 279b41ab03212d5edc6f 5ff8 4b10 923e f58e258d3311 48
夜とコンクリート

大きな本屋さん何軒か回っても売り切れていたから、アマゾンで家に届けてもらった。日常的な少しの鬱々だ。とっても良くて、仕事で疲れて帰ってきて、どんなに遅くても1日1話ずつ、4日間なんだか満たされた。静かなカフェとかに、ひっそりと置いておいて欲しい一冊でした。

8か月前

D46c570e fe0b 44bd a78f 46d48244fe5b8cfbd4c3 9206 47ae 965f 95f4dcfdda640449a703 84b8 4bda 8f5f ede9c5a23f71Icon user placeholderIcon user placeholder515af6c3 d417 4d4c 9d63 55a5e0f20080Icon user placeholder 66
私の頭が正常であったなら

京都へ向かう電車の中で読んだ。私はこの作家さんの世界観が、文章が好きだ。登場人物は、悲しい出来事があっても悲観的になりすぎず、むしろいつも前向きで、少し非現実的な感じ。気軽に読めるけど、ふいに感動する瞬間もあって、面白いなんて一言で片付けられない。この人の文章で私の読書人生が始まったと言っても過言ではない、そんなすごい人の最新本でした。

8か月前

Icon user placeholderE5ba1bc5 2ebe 418c afed 1fea8a3b42c81525b978 75b4 4758 ae92 afa4d5728ad458a23ffc d346 4f93 b2f2 1608c4cb4a18B4484f2c d460 4346 b947 54893d05fb90427c6b74 d757 4a90 b196 eb453196302b9d62825c 1436 4b41 918f 3b5e6affb185 17