53e40bc2 f249 43d8 88dd 0d4b900b2a8a

岸本ミリ

好きなものは桃とクリームソーダです

好きなものは桃とクリームソーダです

149

コメントした本

リップヴァンウィンクルの花嫁

文庫化をずっと待っていた一冊。映画も本も、悲しくて儚くてだけれどとても美しい世界が広がっていた。最後の安室の涙は本物なのかそれは私にはわからなかったけれど、世界にはたくさんの奇想天外が待っている。

24日前

Eb552d48 dd94 4640 ab00 366b6d191d66Cb292262 5d04 49b0 a83b 2c35d1bc843b
夜の床屋

夜の床屋、タイトルだけでもう面白そうな予感がして選んだ一冊。 短編集なのですが、どの話も夢中になって読んでしまうからあっという間に謎解きの頃になってしまう。そして気付けば、エピローグまで読み進めていました。予感的中の一冊です。

2か月前

6db529aa 747f 4253 927c ed679afaf26bA3c8a54e 1527 4f28 bae8 0862ce7dc35b09a422f2 9923 4b4c b36a 2c8b7a1e0881B63b7a21 ea34 4e7e 87ce 03a9e96bb849Icon user placeholder000f7f04 309c 4d70 b17e a6dba3d145d85c50f524 f6b7 412a b19b e458d59db9fd 30
億男

お金があればあれが買える、あれが出来る、あそこへ行ける、あの人に会いに行ける。お金があれば出来るようになることはこの世に全部やり尽くせない程あるし、同様にお金がなくても出来ることもたくさんある。お金があっても人は失うし、お金がなくても得られるものはたくさんあって… 幸せはお金と密接してるようだけど、あくまで手段で… 幸せってなんなんだろう… と考えてみたけれど、また、代わり映えしない日々が始まってしまった。

7か月前

0849169a 2b3a 4312 b08b e049c31acb87C7a19790 321e 4939 a105 2c0000cf5c4d83eff050 32dd 4764 8482 9d71ee053bc39c593b19 b0d5 41f6 b8ef ff46a3a128c1922c15e0 ca3b 4523 a34b edecb041985dIcon user placeholder5e202d0e e477 41e5 8418 bbf415032d38 34
ピンクとグレー

ピンクとグレー、何となく覚えてしまうタイトルにピンクとグレーの装丁。 書いた本人がアイドルだから、という理由で普段から本を読むような人から、普段小説を読まないような人まで色んな人が手に取ったであろうこの本は、私はすごく面白かったと思う。所々にある、渾身の表現とか、タイトルごとに付けられるお酒や飲料水の名前とか、読んでいて本当に書きたかったんだろうなと思うし、気付けば次々とページをめくってしまう私の指と文字を追う目は、まんまと彼の戦略にのせられていたんだと思う。 あー、面白かったな、熱量がある文章っていい。

8か月前

9f19ab50 003d 4bf1 8278 b5b8db6433ffF143c58e da2c 4359 afbe 6c6c34153112E209f0f8 0522 43ad 8158 61720099e4b694e5b34e 8852 4e94 a902 7db7e63f19369df13e5e ee78 4222 a034 0046b24956e79f8b99a6 af53 4dda b1a5 394268bf8dc433c7d657 c16f 47ce b380 0f3947cdf737 50
きょうのできごと、十年後

きょうのできごと、の十年後。私の好きな女の子二人に、優しい中沢くん、顔がかっこいいかわちくん、十年後も頑張ってる正道くん、顔が似ている男の子二人。いい意味で、"彼らの十年後だけ"を見れて本当に嬉しい。それはこの日が来るまでの日常を知ってしまうよりずっと意味のあることで(もちろん日常を知れるなら膨大な量でも読みたいですが)、こうして生きてて、ままならなくて、そんな一夜は十年前のあの晩を思い出すにはぴったりの日で、この日がずっと続けばいいのにな、なんて思いながら読んだ一冊でした。

9か月前

B7c07a55 361d 4690 b7f4 b95d617328d580d5593d 19b1 49a9 8089 776340a0d15a66b38508 5a46 4f97 a0fb 87ff00c4b34a
羊と鋼の森

全てが丁寧に、美しく書かれていて、小説家にとって作品は全て大切なものだとは思うけれど、その中でもこのお話は特別なんじゃないかな、とか勝手に考えながら読んだ。数年前から気にはなっていたけれど読めていなかった本。私はピアノが弾けないし、音楽の事もわからない、でも読み進めるうちに音楽の良さ、ピアノの素晴らしさが体に染み込んで行くのがわかった。音が体に浸透するように、文字がすっと入ってくる感じ。丁寧に生きることの尊さも。本当に素晴らしい一冊でした。

11か月前

Icon user placeholder660b211e e3f1 4ac9 b2cc 87f8f888c2fbE8319e75 d2bd 4c56 994c c52b8e12988a5a88aaec 0c6b 4bb1 872c 52c53f582ee4D3724785 b40a 4887 afce 7a0c9434c835Eac908e6 1551 4ad2 88e5 bc8d447309a6Icon user placeholder 341
白河夜船

夢と夢みたいな現実のはざまで、恋人とご飯を食べ共に夜を過ごす。死んでしまった友達のことを思い出しながら、ぼんやりと過ごす。 生きてても死んでいても誰かと過ごしていても人はどこか孤独で、どこかでは一人きりだ。 でもその中で生きていくお話。 でも絶望はしていない。

12か月前

A4001862 ae56 411d 90d5 27f6f54822b20906b403 a7cf 4775 bdd5 8082f181150aIcon user placeholder29ca499b b7c3 42a5 9daa 62cdf29cbea6D30db78e dbba 401a 96e1 6b00f9212d8e0a3d1452 5ad9 4f23 a3ad 85e54cbe0bc41a58a418 9404 4011 85da d661916a181f 28
また会う日まで

あの時のあの人に会いに行く。頭の隅でずっと気になっていたこと、会ってしまえば何か変わってしまうんじゃないかなんて不安と、微かな期待。 その他のどんな楽しい予定の中にいても浮き足立ってしまうような、東京旅行の話。パイナップルのチャーハン、食べてみたいな。

12か月前

81bf3836 f8c4 44d6 a38e b3c631adc6d170823200 e58a 4519 9542 9ee10d79f58fC6541c1a af4c 4abd a981 30e7891f96bd10dee52f a736 471e 9b9f 8267b8e9b931Bd080493 0c94 44e6 8353 048ac9ddba36
その街の今は

頭の中で思ったこととか、思わなかったこととか、私が意識するまでもなく文章としてじゃなくて、感覚として頭の中に入ってくる。だから多分私はこの人の書く文章が好きで、読み終わりたくないなぁといつも思う。今回の舞台は心斎橋。大阪に住んでいるので、何回も行ったことがある場所だ。でも、地名だけじゃピンと来ないところもあって、今度、文庫本片手に心斎橋を歩いてみようかと思う。 それから、川上弘美さんのあとがき。『柴崎さんの本に出てくる、女の子も男の子もかわいい。』うん、まさにそれ。すごい。

約1年前

F1ea2c73 e179 442b b27d bcfe29183e51D6630da9 772e 49b5 b568 1d687963fbe07cf89040 903d 4577 9f5d 18ed1a8c7fa5
おまじない

無茶苦茶だっていいんだ。本の中の人たちがみんな西加奈子さんに救われたように、私も彼女の思いを知り、救われる。自分のこと、こんな風に思ってしまうのは、私だけじゃないんだ、そうか人間って汚いものなんだ。と知る。ショッキングな出来事がすらりと出てきてはぎょっとしたり、でも気付けば安心して読めてしまえる自分もいた。

約1年前

A163ca5f 18b0 48a7 9c9f 17ce4a8f91f8F11ae2d9 53da 4ea1 b9f9 9e32ab412d4eA7c8abbd b462 47f4 a656 42ae5f9218d289e302dc 61e2 4acf b97e bf2a8c22fa0eE17fdca3 bb9a 4b79 a84b b5f397b43df7Icon user placeholder603338b4 baec 4f04 b1f8 a822a230aabb 70
水曜の朝、午前三時

私はこの時代に生まれて本当に良かったと思うけれど、1970年の大阪万博は見てみたかった。 時代は変わっていく、あったかもしれないもう一つの人生を心の隅に潜ませながら。

約2か月前

E2ce9a7a a5b1 42a7 a678 755708c9baec50ff831e bff4 4d10 a926 08b8593996ffC679b118 7132 4af8 91da 063ee59d4621B63b7a21 ea34 4e7e 87ce 03a9e96bb849521c0e09 f995 4155 a293 cae4a297f1cf468671bf b341 405c b0c4 10d8468f5de5Icon user placeholder 42
ダンデライオン

頭に衝撃があった次の瞬間には、20年前へ、そして20年後へタイムリープ。もし過去に戻れたなら、今を変えられただろうか、結局は同じ未来になるんだろうか。やっぱり間違いなく面白くて一気読みしてしまった。

7か月前

3ed9eefb d1b8 4b47 b34d 213a0340ad43Eb3f5462 78b1 41e4 ac7a 3580a0d6c05308de30df 492f 4e49 9f6a eb76144ec2b75cc7980a 4cef 4104 80ca 8c4ee643fcc225c6a28f 1d7f 438d ab66 be2bf4dd45751c3430c9 ee42 4990 9771 bda97041f9acIcon user placeholder 11
(3-3)月のぶどう

バリバリとワイナリーを経営していたお母さんが亡くなったところからストーリーが始まる。 みんな、何となく誰かと自分を比べてしまったり、素直になれなかったり、何かに必死になれる人を羨んだり。自分がするべきことと向き合って、誰かと会って、生活をしてって当たり前のようでなかなか出来ない。どこか遠くのワイナリーで心を込めて作られたワインを飲んで、私も一度人生と向き合いたいと思えた一冊でした。

7か月前

0bf64941 7f34 4cc5 bb39 922fcdd17561B58e720f d8b9 4db3 9e9c f4d6c023f7f211dd7d62 59be 4500 ad10 689b0e73e1577c3cb58c 36cf 4a05 8a24 68f4c0eefa1470823200 e58a 4519 9542 9ee10d79f58f1ce66cef 5ab1 4469 822d 9998a22c10a3A2c42132 e90d 4fe1 b5ef 607b02b13261 12
ツバキ文具店の鎌倉案内

ツバキ文具店、キラキラ共和国を読んですっかり鎌倉に魅了された私ですが、鎌倉へ行く機会を伺っているうちに、随分時間が経ってしまった。今でも心のすみにある、あぁ鎌倉へ行きたい…という気持ちを完全に強いものにしてくれた一冊。とんでもない、観光どころか住みたいとまで思ってしまった。オクシモロンのカレー、左可井の穴子丼、レンバイにあるニコニコパン。食べ物ばかり名前をあげてしまったけれど、由比若宮でいただけるお神酒の白い器を見てみたいし、二階堂川の蛍を眺めて帰ってそのまま眠りに就きたい。はやく行ってみたい、鎌倉。

8か月前

217f198e fa1b 4762 a43f 418c31991828Ed3b80de d4e4 4999 8054 425c32450d2d9ed1a4f2 e954 4da6 a0fb 3f60b0027f1dCb292262 5d04 49b0 a83b 2c35d1bc843b50ff831e bff4 4d10 a926 08b8593996ff112126e4 a4a4 4c99 b42f 3e106543ebc23a955047 feac 48aa a31a d4338002c704 35
ドリーマーズ

福島駅のホームのこと、観覧車がある水族館の近く、私の知っている過ごしてきた場所がたくさん出てきて読みながら何度もハッとした。 本を読みながら丁度その場所を通ったり、土地と記憶と夢で繋がれた場所にいた気分だ。 柴崎さんの書く東京もいつか、ここのこと言ってるんだな、ってわかるようになりたいな。 あの景色たちを夢に見れますように、と願いながら。

10か月前

F1ea2c73 e179 442b b27d bcfe29183e513221c9d3 635b 4ff4 b7d7 38140ce9362e147b636e f7bc 4dcd b95b 758ad1e4092e
学校の青空

もっと今よりもっと若い頃、高校生とか10代の頃、命が軽かった気がする。でもそれは悪気があるわけじゃなくて無知ともまた違って、エネルギーばかり有り余ってそのままいつでも死んでしまえそうな感覚の中で生きているから仕方がなくて。そんなどうしようもない狭い世界の中で必死に生きる少女たちのお話。

12か月前

E1bcb276 3ad6 4c8c 87fa 8e8b0e77dd5a9e5180a4 069c 49d9 a9d0 b81bd71d0ffa5057a02b e42a 49a2 86b2 f2c209bcccd5Icon user placeholderIcon user placeholderIcon user placeholder24a40ddd fe3b 4a69 84ad 011f9f2c283c 44
パノララ

みんなきちんと辛い過去を持って、傷付きながら、疲れながら生きているのにどこか夢の中のようで読み心地が良くて、とにかくずっと読んでいたかった。私は東京で生活すること、について詳しくないけれど、主人公が屋上からパノラマ写真を撮ったあの景色は何だか少しだけ想像できて東京で暮らすのは案外良いのかもしれないなと思った。

12か月前

D08c46be f694 44a1 8011 94d357c409b0538eee8c 0672 4b8f 85e7 c4c452d8850f417ad0f2 8ab6 4d0c 85e6 021846ebd3c680e02f84 921f 4faa be0d 64c6a3f8a4535c50f524 f6b7 412a b19b e458d59db9fdIcon user placeholderB81813b6 473e 46cd 90d2 a98ad0bc98f4 23
風は西から

テレビで過労死、過労自死のニュースが流れれば、またか… と悲しくなる。現実はこの本の中よりもっと酷いものかもしれない、判断を誤れば真実は捻じ曲げられたまま、無かったことにされてしまう。ひとりでも多く、この本を読んで欲しいと思った。そして、ひとりでも多く、会社に、誰かに、人生を奪われるなんてことさせちゃいけないと思った。甘いと言われようが何だろうが、まだ20代半ばの、今を生きる私の気持ちです。

約1年前

D4dc49de 289d 4364 9d46 b2bde4005b3fIcon user placeholder24a40ddd fe3b 4a69 84ad 011f9f2c283c5057a02b e42a 49a2 86b2 f2c209bcccd5Icon user placeholder11a85ecf 2cb9 4388 a102 0db4a3efd7d05aad0610 8005 4190 b54f 5622c0f4f5be 18
きょうのできごと

柴崎さんの本、3冊目。だいぶ関西弁にも慣れてきて、心地いいくらいだ。抱えてるまではいかないけれど、みんな何か思いながら生きてるということ。ある長い一日のお話。どこまでも優しい中沢くん、わがままで、好かれている女の子たち、似ている男の子ふたり、家主の正道、かわちくん。読み終わる頃、この人の本もっといっぱい読みたいという気持ちでいっぱいだった。かわちくんってどんな漢字なんだろ

約1年前

80d5593d 19b1 49a9 8089 776340a0d15a94e67008 1e6b 4971 8bfa fe092db3c9f29d62825c 1436 4b41 918f 3b5e6affb185Icon user placeholder80c9af28 2457 4c13 b006 8462e2d6f693De88307d 1012 4c10 a10d 243fe62b8355Maman putain6 normal 13
寝ても覚めても

町を歩く人、立ち止まっている人、あの人じゃないかと思ってドキッとしてしまう感じ。見つけたような見つかったような、生きなきゃいけないのに、そして確実に何か行動を起こしたり、誰かとお喋りすることもそうだし、絶対に生きているのに、どこかずっと私の人生は霧がかかったみたいに、ぼんやりしてしまっている。そういう状況みたいなのが良くわかるから、とても危険な読み物だった。ものすごくゆっくりじっくり読んでしまった。

約1年前

F143c58e da2c 4359 afbe 6c6c34153112417ad0f2 8ab6 4d0c 85e6 021846ebd3c66d30a362 8032 44f0 92fe 587b369650bbA60b29b3 e075 4eed aa83 c66d3504b3bc2c144179 394e 42df a05f 5d380807297c06746da7 973f 482b 885f 5b5db0c96fa6B3fd0ffa e716 4bd9 b3c4 c042a9d23124 32