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ゆっちろりん

2017年3月以降に読んだ本をぽつぽつ貯…

2017年3月以降に読んだ本をぽつぽつ貯めていきます

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コメントした本

弱いつながり 検索ワードを探す旅

SNSに対する息苦しさがますばかりだったわたしにとって、この本は最近の関心ごとへの答えのような一冊だった。 一般にはネットでのつながりは弱いもの、リアルのつながりこそが強いもの、とされているけれども、現実のいまの社会はそれが逆転していて、ネットのつながりこそがその人のいる環境をより強固なものにしている、という。 それに抗い、人生を豊かなものにするためには、旅をし、偶発性に身を委ね、環境を変えること。いっけん軽薄にも思われがちな「観光客」になることを勧めている。 世の中にはあらゆるマイノリティ差別がある。SNSをみていてると、自分がどんなマイノリティであるか、そしてそれが理解されずどう悲しみ怒りを覚えているか。そんな当事者の「わたし」をみろ、という声ばかりがどうも目につく。自分が知らないだけかもしれないが、それら当事者の声には、他者への憐れみを感じない。自分を理解してもらうには、他者を理解し、想像力を働かせることなしにはできないのではないのだろうか。 自分探しなんかしない。自分の環境を変えることで、新たな検索ワードを得ること。それが安易なニヒリズムに陥らず、他者と共生し、自分の人生を豊かにしていくヒントなのだと思った。

17日前

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あなたのことはそれほど(1)

6巻までまとめて読んだ。 作者のいくえみ綾さんのほかの作品を読んでないからなんとも言えないけど、どの登場人物にも肩入れしていない感じがするし、良くも悪くも人のことを突き放して観察してる人なんじゃないかと思った。結構怖い。 あと一年遅れの話題になるけど、ドラマで主演をした波瑠さんはどう考えても麗華役だろー!と叫びたい。

約1か月前

ゆっくり、いそげ ~カフェからはじめる人を手段化しない経済~

行き過ぎたシステム化社会のなかで、人と人とが「利用」し合う関係だけになっていくとしたら。人から奪うことばかり考える消費社会に抗うには、人に贈ること。それが、人と人とが「支援」し合う関係の鍵かもしれない。 「不自由な共生」が前時代、「自由な孤立」が現代だとしたら、わたしたちは「他人と共に自由に生きる」術をわたしたちの手で掴んでいきたい。そのための手がかりとなる一冊。

約1か月前

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坂の途中の家

母親と娘の問題は、表立って議論しにくいことが問題の根深さを表している。夫や夫の家族、自分の親、女友達。自分を取り巻く全ての関係には、明らかにはされない主従性がつきまとうもので、それが日常的に、無意識に、自分自身を貶め、自信を失わせるものになっていく。しかもたちの悪いことに、その主従関係は、「愛」という名の下に築かれる。その「愛」から逃げるのか、相手を縛らない「愛」を新しく構築するのか。家族の息苦しさの原因を、真正面から丹念に描いた一冊。

3か月前

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おひとりさま出産

まとめて5巻まで読んだ。 40を前にして、結婚する気のない彼氏との間に子どもをつくり、ひとりで育てていく話。 出産と育児にまつわるあれこれから、それまでの人生を振り返ったり、いまの日本の育児事情が見えてきたり、漫画家としての野心が見えてきたり。 どのエピソードも、ギャグとシリアスのバランスが絶妙で、どちらにもより過ぎてないのがとてもよく、そのバランス感覚こそが作者の、誰にも迷惑かけたくない感と、誰かに甘えてみたい感のバランスの面白さだと思った。基本的に、責任感の強い人な気がする。 それと、amazonのこの本のレビュー、思った通りだけど批判的なものが多い。低い星をつけているレビューから、これまたいまの日本の窮屈さが伺える…

24日前

持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない

自分の生活を心地よくし楽しく暮らすことこそが、社会に対しての一番のレジスタンスなんじゃないかと思う。 正社員として働く。結婚して子どもをつくる。老後に備えて貯金をする。それらはこれまでの社会ではほとんど必ず「すべき」ことだとされていた。でも時代は流れ、それらを実行したからといって、それら「すべき」ことが必ずしも自分を「幸せ」にしないことが少しずつ空気として生まれつつある気がする。 「世の中の空気のようなものを変えるにはどうすればいいかというと、結局、それぞれの人がしっかりと考えながら自分の人生を生きていくしかないのだと思う」 「生きることは世の中を変えることに繋がっている」 家族みたいな古い慣習でも、ビットコインみたいな新しい概念でも、公的サービスでもなんでもかんでも、自分が幸せで生きられるかどうかを基準にして、使っていけばいいというphaさんの柔らかい考え方に、気持ちが解きほぐされる。 phaさんは一見投げやりにも見える表現を使う人だけど、人一倍命みたいなものを慈しんで生きている人なんだと思っている。

約1か月前

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タラブックス インドのちいさな出版社、まっすぐに本をつくる

板橋区立美術館での展覧会から静かな興奮が冷めず、熱がそのままのうちに読んだ。 タラブックスのあり方、簡単に言うと徹底して人を大事にするその姿勢に芯から撃たれた。 インドは日本と比べ物にならないほど階級による分断が激しく、タラブックスのような考え方をする人たちは日本以上に稀だと言う。 出版活動を通して差別や偏見を乗り越えようとしている。っていうと堅いけど、それをしなやかに、軽やかに、自分たちの楽しいやり方で実行している姿に強い感銘を受けた。

約2か月前

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