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ぬぬに

非ワカモノです

非ワカモノです。妻とネコ三匹とで練馬で暮らしています。主な取り扱いジャンルは、歴史、地理、アート、旅行、クラシック音楽他。元々はヘビーなミステリ読みでしたが、最近はすっかり小説の類が読めなくなりました。。(@nununi)

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コメントした本 ページ 2

死すべき定め――死にゆく人に何ができるか

効率を重視するあまりに、非人間的な収容施設と化してしまう老人ホーム。 手術、放射線治療、抗がん剤と、できる限りの手段で治療を図るあまりに、終末期の生活の質を致命的に損ねてしまうガン医療。 あるのかどうかわからない未来のために現在の健康を犠牲にするのでなく、今日を最善に過ごすことの大切にすること。 介護のために援助が必要でも、自由な生活を犠牲にする必要はなく、死すべき定めとの戦いは自分の人生の一貫性を守る戦いであると、本書では説かれている。 安全や寿命よりも、大切なことが人にはある。まさにその通りなのだけど、実際にその状態になった時に何処までその意思が貫けるのか、いまから覚悟を決めて少しづつ準備をすべきなのだと実感した一冊。

5か月前

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23区格差

年収、福祉、教育、犯罪、統計から読む23区の格差。人口減少社会にあって、東京の一人勝ちと言われがちな昨今だけど、その東京の中でも勝ち組負け組は生まれてきているよというお話。 でも、実際問題住むところって、そんなに考えて選んで無いというか、仕事や家庭の都合で、ある程度限定された選択肢の中から選ぶよね。 まあ、、その選択肢が限定される中で、ある程度の階層のセグメントが発生するのだけど。 って、考えると区の格差以前に、やはり相応の人それぞれの社会事情があって、それが住んでる場所に反映されているだけなのかもしれないね。

6か月前

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ヤーンの虜

作者二人体制にしたのになかなか刊行ペースが上がんないよね〜、とか思ってたけど年に三冊も四冊も書けてた栗本薫が異常だった事に、さいきん気がついた。 グインサーガの背負う十字架、第3巻の巻頭言(エピグラフ)に話を合わせようと、いろいろ苦労していることがうかがえるあとがき。 そろそろ読み手も寿命が尽きてくる頃合いなのであと10年くらいで完結まで行って欲しい。

7か月前

教養バカ わかりやすく説明できる人だけが生き残る

サブタイトルの方が、、内容的には合ってる。コミニュケーションスキルを高めてくれる、すぐ使えるノウハウが詰まっていてなかなかの良書。 でもタイトルは釣り。新興系新書はこの手の煽り系タイトル多いよね。知識偏重型のダメ人間斬りまくる本かと思って期待しちゃったけど違ってた。

7か月前

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マンションを相場より高く売る方法

不動産系の実用本。マンション特化型で、それなりに役に立ちそう。 ただ、どうしても書き手が現役バリバリの業界人だったりするので、「不動産業界にはこんなに悪い人がいますけど、僕たちは真摯に良いビジネスやってますよ!」的な我田引水スタイルになりがちで、それがなんとも胡散臭く思えてしまうのが難点。 必要に迫られて読んでいるので、とりあえず類書をあと数冊読んでみるつもり。

8か月前

島津の陣風 義久の深謀、義弘の胆力

島津家は関ヶ原では西軍についたのに、戦後は何故か本領安堵。異例中の異例の論功行賞を勝ち取るまでの、凄惨な顛末を描いた作品。 関ヶ原合戦の掉尾を飾る「島津の退き口」はよく、マンガや小説で描かれるけど、その先の島津が戦後をどう生き延びたのかは、あまり描かれない。 あの時期の島津家独特の三頭体制、義久、義弘、忠恒が、いかに冷酷に判断して家を守ったのか、その辺りがよく描かれていて面白い。

8か月前

はしれ ディーゼルきかんしゃデーデ

DD51はJR各社が所有するディーゼル機関車。鉄道路線の電化が進む中で次第にその活躍の場を奪われてきた車両だ。このDD51に最後?とも思える活躍の場が与えられたのが東日本大震災での非電化の磐越西線区間を使った石油燃料輸送だった。 DD51はディーゼル駆動であるが故に磐越西線を走ることが出来る。このために日本各地のDD51が新潟機関区に集められる。磐越西線での貨物輸送は長らく行われておらず、運転手も足りず、急坂を上りきることが出来るかどうかもわからない……。 前置きが長くなったけど、ここまでが時代背景。これ単体で読んでも十分楽しめるけど、もう少し状況わかってた方がよりこの作品の素晴らしさを理解できるかと思う。 本作でのDD51の姿は素朴ながらも力強い筆致で、極めてリアルな姿で描かれ、絵本にありがちな必要以上の擬人化もなされておらず、鉄オタ的にはかなりの好印象。緊急時でしか見られない重連で動くDD51の姿にもう泣きそうですよ。 不安視されていた最難区間の急坂部分で、遂に降雪に遭遇。どうすんのよこれ!という事態に思わぬ解決策が講じられているあたり、鉄道関係者の執念を見る思いでゾクゾクさせられた。 東北地方ではこの絵本の読み聞かせが積極的に行われているそうで、もっと多くの方に読まれて欲しい一冊なのだった。

8か月前

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 1

「告白したら負け」 博学才英の生徒会長と、財閥令嬢の副会長。実は相思相愛の美男美女が、互いの矜持が邪魔をして付き合えず、いかにして「相手から告白させるか」に互いの全知全能を掛ける知略バトル恋愛マンガ。 モノローグが多用される無駄に熱い心理戦が、壮絶にバカバカしくて笑えるのであった。良作。

8か月前

ちはやふる(34)

あくまでも”上”を目指すちはや。遅まきながらも人間性?を獲得し始めたしのぶちゃん。須藤さんや周防さんもお元気そうで、今回も群像劇として秀逸。 しかし、わたしの一押しはやはり机くんである。 非リア充のガリ勉くんだった机くんが、かるた部に入って仲間が出来て、人間的にも成長して、そして夏の大会が終わり引退の時を迎えて、得られたものの大きさに涙するというあたりが、個人的な泣きツボ。 地味キャラにしっかり見せ場を作ってくれるこの作品が大好きです。

8か月前

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親の家を片づける―ある日突然、膨大な老親の荷物や家の整理と処分が、あなたの身に降りかかってきたら、どうしますか?

体験談を基にした実家の片付けノウハウ集。親と同居なのか、別居なのか、生前整理なのか死語なのか、一人で片付けるのか、協力者がいるのか、実家の片付け方問題は本当に人それぞれ。 実際に親が死んで、、実家の片付けをやろうとして思い知らされるのは、それは単なる整理整頓、断捨離の一環なのではなく、親や自分の人生に向き合うこと。 事前には整理業者でも使って一気にやれば良いかと思っていたのだけど、いざ実家で親の溜め込んだ膨大な遺品の前に立つと、いろいろな思いがこみ上げてきて、思考停止状態になる。 実家の片付けを行うのは若くても40代後半。最近では50代、60代が担うことも多いはず。自身の体力、気力も衰えはじめてくる中で、いかにして対応するのか。これからの時代には、大きな問題になってくるのではないかと思われる。

9か月前

戦国時代の村の生活―和泉国いりやまだ村の一年

この絵本の舞台となる戦国時代の和泉の国入山田村は、関白九条政基の領地で、彼が現地滞在した際の記録をベースに絵本化されたもの。 単なる虐げられた農民たちと、弱者として捉えるのでなく、いざとなれば兵として戦い、不作の年は年貢の減免のために強訴も行ない、逃散までする。細部に至るまでの緻密な考証が、歴史好きとしては堪らない魅力。

5か月前

スピリチュアル市場の研究 ―データで読む急拡大マーケットの真実

スピリチュアル商材を見下すでも、信奉するでもなく淡々と分析。ニュートラルな姿勢で、専門用語の説明も多く、この手の市場に興味がある向きには入り口としてなかなか良いのではないかと。 携帯占いサイトの市場は200億とあるけど、2011年のデータなので現在ではもっと伸びてるだろうね。

7か月前

プラチナエンド

天使が与えてくれたのは、空飛ぶ翼と、人の意思を自由にできる赤い矢と、命を奪う白い矢。「神候補」たちが死闘を繰り広げる、デスノート風味の頭脳系生き残りバトル。 どうしてもデスノートと比べてしまうけど、夜神月と違って今回の主人公は善良な一般市民なので、その辺り、もどかしくもあり、楽しめる点でもありってところかな。

7か月前

シリア難民 人類に突きつけられた21世紀最悪の難問

シリアから、エリトリアから、アフガニスタンから、世界各地から欧州に押し寄せる大量の難民たち。 その彼らそれぞれに人生があり、名前があり、家族があるのだと気づかせてくれる一冊。 家族をエジプトに残し、永住権を求めてスウェーデンまでの凄惨で過酷な旅を続けるシリア人ハーシムの姿を「物語」として消化してしまいそうなダメな日本人のわたしがいたりもする。 難民問題はいずれ日本も対岸の火事ではなくなるとは思うのだけどね。

7か月前

断片的なものの社会学

いくつかのエントリで構成されている作品なのだけど、とりわけ二編目の「誰にも隠されていないが、誰の目にも触れない」が刺さる刺さる。 ワカモノ時代の自分の絶望は、世界はこんなに広いのに、自分が生きて訪れることができるのは、そのうちのごくごく僅かなものでしかないってことだった。 人間についてもそうで、世の中にはこれだけの人がいるのに、実際に知り合えるのは僅かで、仲良くなれるのはさらに限られる。 行かなかった場所、知ることもなかった場所は、自分がそこに立つことがなかったとしても厳然として存在しているように、知らなかった人、出会う事の無かった人も、当然ことながら存在し続ける。 世界は知りえないこと、認知できないことの膨大な集合体である。その天文学的な膨大さを思うと、なんだかとても不思議な気持ちにさせられる。でも、自分もその構成要素の一つなのだと思うとなんだか安心するのであった。

8か月前

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ヒストリエ(10)

すんごい面白いんだけど、滅多に続巻が出ないし、そもそものペースが遅いのでなんだかもどかしい作品。世界史上の名だたる有名な戦いをビジュアルで見ることが出来るのはホントに楽しい~。今回はカイロネイアの戦いが完結!次はまた来年かな。せめて年に二冊は出てほしいところ。

8か月前

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雪花の虎 コミックセット

上杉謙信女性説に基づく作品。 この作者に特徴的なパターンなのだけど、本作はいつにも増して、本編中での作者顔出しが多くてややげんなり。とっつきにくい歴史モノをなんとか読んでもらいたい気持ちがあるのだろうけど、そういうのはあとがきマンガでやって欲しいところ。

8か月前

アンゴルモア 元寇合戦記(7)<アンゴルモア 元寇合戦記>

白石くんの顛末、迅三郎の過去と義経流を使う異国の敵と、次回に期待をもたせる中間エピソード巻という印象。義経流の謎が深まるが、義経生存説の流れをくむ展開なのかしらん。気になる~

8か月前

ジャガイモの世界史―歴史を動かした「貧者のパン」

南米発祥とされるジャガイモが、いかにして世界各地に広まったのか。各国での受容の歴史を振り返る一冊。 耕作の容易さと、高い生産性と保存性、貧者のパンとして多くの人々を救ってきた歴史を振り返る。エピソード集のような内容で中公新書にしては気軽に読めた。

8か月前

日本会議の研究

陰謀論的な内容なのかもしれぬと、最初は眉に唾をつけて読んでいたが、相応の論拠や傍証も示されており一定の納得感が得られる。 読み物としてまず抜群に面白いのだ。一気に最後まで読んでしまった。 本書では40年間、愚直なまでに同じ主張を執拗に繰り返し、意図した成果を獲得し続けている人々の姿に焦点があてられている。請願や陳情、署名活動、正当な民主主義の手続きを踏みながら、着実に民主国家としてのこの国の基盤を叩き潰そうとしている勢力の存在が明らかにされてくる。 彼らの主張の多くは時代錯誤であり荒唐無稽なものが多い。ただ忘れてはならないことは、彼らは高度に組織化された「多数派」を装ってくるということ。 一般人が何を出来るのだろうと暗澹たる気持ちにならざるを得ないが、おかしなこと、道理に合わないことに対しては、それはおかしい、間違っていると声を上げ続けていく必要がある。

9か月前

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