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Chie Mochida

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コメントした本

旅猫アルバム

映画の予告でCMを観てだいたいこんな風に流れる話なんだろうなとは予測していた。けど猫好きの人間なのであまり食指の動かなかった有川浩さんの作品を購入。あら、なんか、始めから涙出てる?私って感じで。主人公を取り巻く友達達の心の葛藤や悩みを交えながらの展開。この作者の包み込む優しい文章に引き込まれた。最後は鼻水と嗚咽が止まらなかったが、最後の最後に行き着く所はここなのだって‼︎笑顔が出た。良い作品でした。うちの猫達も私達家族のことをこんな風に観ていてくれるといいな=*^-^*=

7日前

我が心の底の光

最後にやっと主人公の心の中を垣間見て涙が止まらなかった。幼少期のネグレスト経験の中で一筋の光を見つけた。その一筋の光を失った時少年の心も死んだ。その復讐のみが生きる原動力だったなんて…主人公の事を本当に大事に思ってくれる人達まで拒絶せざるおえなかった気持ちを考えると辛い。途中で生き直す事だって出来ただろうに。貫井作品は最近あまり面白くなかったけど、この作品は慟哭とか昔の作品を思い出した。

4か月前

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真昼の悪魔

若い頃に読んだ記憶で後味の悪さと薄気味悪さがずっと心に残っていて、何かの拍子にまた読み返してみたいと思い読み直してみたら、ほとんど覚えていないにもかかわらず神父さんが出てきて、それこそエクソシストばりになった記憶があったけどそこまではいかなかった。が、今読んでもやっぱり気持ち悪さが残った。病院という場所に悪魔的な物が潜むと、人1人の命など容易くどうにでもなるんだと。悪魔とはサイコパスなのか?それともサイコパスは悪魔が宿るからそうなるのか? 秀作は何年経って読んでも色褪せないしむしろ歳を重ねて読んだ方が合点がいくことが多くなるから、それも怖いな。

8か月前

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209号室には知らない子供がいる

あるマンションでの不気味な出来事が一話完結で描かれた小説と思いきや最後に全部繋がっていた。悲しい過去の風習が生み出した怪異と簡単に書けばそんな話し。けど一話一話、ゾッとしながらも人間の心の弱さ。脆さを感じ読み応えのある小説だった。

11か月前

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虹色の童話

愚者の毒で宇佐美まことさん(女性だった)の小説に惹かれ購入した本書。薄い本であっという間に読み終えられるが内容が重い。人の暗い部分の描き方が前作同様上手い。この本の方がもっとエグい。またまた、この方のファンになって違う本もポチッとしてしまいました。化け物が出る訳じゃないけど人の心の中に飼っている化け物が出現した時人はどういう行動に出るか…ああ、恐ろしや

約1年前

逃避行

篠田節子さんの小説は大好きでいつもとは少し毛色が違う題名に惹かれて読んだら、またポロポロと涙が。始めは主人公の主婦妙子に共感し、家族の冷たさ世間の目に憤慨しながら読み、そのうち、もしかしたらこの主婦はエゴの塊なのかと思ったり、専業主婦でおっとり暮らしてきたであろう彼女の強さに驚いたり。その強さはただ一匹の大事な家族の犬を守るためのものであり、自分の存在を必死で守ろうとする姿であり。逃げ帰りもせず前へ前へと進む姿に心を打たれた。最期の方は、やはりもう涙。まさかの結末。しかし、妙子は自分と犬との終の住処で本来の人や動物が生きる意味を悟れた事は幸せだったのかと。感動の一冊でした。

2か月前

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悪い夏

後味の悪い作品だった。なぜ真面目な生活福祉課の彼が落ちていかないといけなかったのか?寧ろ人を愛し立ち直らせようとしていたのに…ああ、怖い。関わる人を選べない職だけに一歩間違えば転落なんて。この物語に出てくる人たちは、どっか壊れた人達だ。救いようのない話だけれどページを繰る手は止まらない。最後の方はしっちゃかめっちゃか感は拭えない。ある意味ホラーだった。後味の悪さは残るが嫌いではない。この作者の作品また読んでみたいと思った。

7か月前

世界が赫に染まる日に

少年法に守られて罪を犯しても大した罰も無くのうのうと生きていく輩が居るのに被害者は泣き寝入りだなんて不条理すぎるとニュースを見る度に常々私も感じている。この本は法で裁かれない奴らに罰?を与えていく話だ。読んでいてスカッとする自分もいる。けどやはり人間が人間を暴力で裁く事はどうなのかと疑問も持つ。しかし、もし自分の身内が被害者になったなら出来れば同じ目に合わせたいと思うだろう。まっ、出来ないけどね。それを止める倫理感を教えるのご親なんだろうがそれに恵まれず少年の孤独感に涙が出た。お天道様は見てるよって言ってくれる親であったり祖父母であったりがどんどんいなくなってるのかな?最後に一筋の光を感じられたのが救いだ。君は一人じゃないよって伝えてあげたい。

10か月前

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凶宅

ラストに近づくにつれ禍々しさに拍車がかかり、なんとも後味の悪い終わり方でした。昔から住んでいる人は昔から言い伝えられた謂れを知って出来るだけ近づいたりしないようにするのかもしれないけどたまたま引越しだ場所がそういう場所であったらたまったものではないな

11か月前

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愚者の毒

始めのうちはあまり面白いと思わず読んでいたが読み進めていくうちにグイグイ物語に引き込まれた。語り部が変わり過去の筑豊での出来事の悲惨さがこの物語の根本にあった事を知りいろんな事を考えさせられた。いろんな所に伏線が張ってあって、ああ、そういう事だったのかと何回かページをめくり返した。底辺を生き抜いてきた人間達の足掻きが辛いほど伝わった。罪を背負って、けれど何処かに心の拠り所を求めて生きる。それを愚者と呼ぶのだろうか?死でしか安楽を求められないとしたら、悲しすぎる。久々に良い小説を読んだ。

約1年前

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