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くろ

ミステリー小説、特に海外作品が好きです

ミステリー小説、特に海外作品が好きです。 色々読んでいるうちに、「やはり世間の評価が高い作品、古典より現代が自分好み」との結論に達したので、主にベストセラー作品、批評サイトで高評価な作品中心に読んでいます。

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コメントした本

氷姫―エリカ&パトリック事件簿

スウェーデンの海辺の田舎町で起きた殺人事件を女伝記作家とその幼馴染の刑事が追っていくという話。二人はこの事件の捜査過程で出会うのだけど、恋仲に発展していき、その恋愛事情を楽しめるのも女性作家の作品らしい見どころ。基本2人はそれぞれの立場から謎を解こうと別々に行動しているのだけど、いい具合に相乗効果をあげて捜査を進展させていきます。 作者は「ミステリー小説の伝統的な犯人捜しというスタイルを守る」スタンスらしく、謎解き過程を思う存分楽しむミステリーの醍醐味を味合うことができる一方で、関係者の心理、動機などなど他の要素も過不足なく絶妙なバランスで仕上げてます。かつ脇役もいちいち魅力的。 この作者は、北欧ミステリーが人気な流れの中でも、あんまり聞かない名前なのだけど、欧州では有名らしく、日本でもこのエリカ&パトリックシリーズはちゃんと第8作まで訳されているようです。 かなりレベルの高いミステリーを書く作者だと思うので、もっと注目されて残りの作品も邦訳が出てくれるといいなと思います。

4日前

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モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語

一つの村に系譜に持つ人たちの本への愛と畏敬の念がぎっしり詰まっていました。本とそれを代々売ってきた(だけでなく人々に伝えてきた)彼らを尊敬せずにはいられません。

12日前

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奇跡の村 地方は「人」で再生する

全国有数の出生率を誇る「奇跡の村」下條村、消滅可能性都市トップとなった南牧村、平成の大合併で消滅した旧藤野町、それぞれの再生に向けた試みに関するルポルタージュ。 仕事のために読んだけど、それぞれの地域の特性を生かした三村の試みに刺激を受けました。

25日前

深い疵

オリバー・ピアシリーズ警察物の第3作、にもかかわらず、邦訳は一番初めに発売されている。読んでみて、この理由が分かった。圧倒的に面白い。 自分は、本国での発売順に読んでいて、前2作も普通に面白いと思ったけど、シリーズで一番の傑作という方々からの声にも納得。第二次世界大戦時ナチスの時代の暗い歴史を絡めつつそれを背景にした一族の秘密を暴いていく、という内容。ナチスを絡めたところがまさにドイツっぽい。 この手のミステリーはご当地の歴史や地理の特色を存分に取り入れているところが魅力の一つではないだろうか。 ミレニアムの第1作と通じるところがあり、かの作が好きな人は読むべき。

約1か月前

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氷の娘

フィンランドで絶大な人気を誇るらしい女性警察官マリア・カッリオシリーズの邦訳第2弾。 第1弾の「雪の女」は、その前作が未訳で読んでいないこともあって、主人公にあまり共感できないし若干冗長なかんじもあってそれほど面白いと思えなかったけど、今作は妊娠した男勝りの主人公が、赤子の誕生を待ち望みながらも、今までのように働けないことに葛藤しつつ事件を解決しようと邁進していて、その様子を読んでいるとなんとなくマリアに愛着を持てるようになってきます。 話の構成も、最後の事件解決の展開は若干いきなり感があるけど(最後34ページで突然犯人と動機をひらめく(!)のです)、色んなとこに撒かれてた伏線を一応回収するというかたちでうまくまとめられてます。犯人の意外性も、、、まぁあるかな? このシリーズやレベッカ・マーティンソンシリーズなんかは、同じ北欧シリーズものの特捜部Qやミレニアムみたいなハラハラドキドキ感や事件解決後のスッキリ感は得られないけど、なんとなく北欧の社会制度を学び、美しい自然の描写、それぞれの登場人物の憎めない個性をゆったり楽しむのが醍醐味なんだと思う。

2か月前

ブルックリンの少女

「フランスミステリー」と「謎の女」のキーワードからピエール・ルメートルの「その女、アレックス」(死のドレスを花婿にの方が好きですが)読了後のような感動を期待して手に取りました。 全体の構成のうまさや伏線の回収の鮮やかさ、結末の衝撃度はアレックスに劣りますが、各章に付された名書からの引用や最後の詩的な手紙(ここで感動すらした)が魅力的でした。本来作者はミステリー作家でないというのも納得。それでここまでのミステリーを書けるなら素晴らしい才能と思います。 ただ、2018年の評判上位の作品なら、総合的にみて、そしてミランダを殺すの方が個人的に好きです(カササギはまだ読めてない)

3か月前

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七色の毒 刑事犬養隼人

この作者の作品はミステリーにしてライトなので、この作品のような短編集が一番よさが出ると思う。 一晩でサクッと読める。

4か月前

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子守唄

前ニ作より良い意味でも悪い意味でも北欧ミステリらしさが増していた。 一作目ではこの手の話では珍しく家庭的で社交的なキャラだった主人公もどんどん闇を抱えたキャラになり、主人公や周りの仲間たちの抱えている問題の真相も本作で漸く一通り明らかに。 シリーズ通して子供や子供時代が事件の核となっていたが、犯人が最初からある程度予想でき、意外性がなかった一作目と比べ、この三作目では読み進めるにつれどんどん犯人に近づいて行くハラハラ感が増していて、内容に悲壮感や残虐性が増した反面、完成度が高くなっていた。 当初はこの三作目で完結予定だったシリーズも、本国では続編が出ているようで、、早く邦訳が出ないかな。

5か月前

お菓子の家

特に驚きの展開などはなかったが、話全体のバランスが良くテンポよく読める。メインの事件だけでなく、主人公の仲間が巻き込まれた事件も同時に展開していく。そちらがこの巻の中で完結しなかったので、続編も読んでみようと思う。

5か月前

自律神経どこでもリセット! ずぼらヨガ

kindle unlimitedにあったので読みました。 ヨガの基本的なことについて分かりやすく説明されています。ガチヨガ雑誌等とは違い、ストレッチのようにゆる〜く生活に取り入れたい人向け。

1年前

イスラムが効く!

ムスリムの思考の理解に役立った。 分かりやすいところも、対談形式だからこそ、(あまりに口語すぎて)分かりづらいところもあったけど、こんなにイスラム的考え方をわかりやすく説明してくれたものが今まであっただろうか。 彼ら的会社のあり方、生のあり方、病気への対処、その他イスラムとその他の国際関係、などなど。いくらムスリムの友達がいても、彼らは彼らの考え方が当たり前だから、こんなに上手くは説明できない。 ちょっと理解できたところでイスラムを効かせるのは難しいけど、隣のムスリムと上手くやっていく助けには十分なり得ます。

9日前

ヒトのオスは飼わないの?

米原さんの愛したペットのビリ、チビリ、無理、道理、ゲン、ターニャ、ソーニャ、ノラ等々のエピソードが面白おかしく、時にはせつなくさせるいつもの米原節炸裂です。 現代のペット観からしたらちょっとズレを感じる部分もあるけど、米原さんの家族(動物?)愛を感じながら、動物と暮らしたくなるけど、(責任を考えて)諦める、という考えをグルグルつい繰り返してしまいます。

21日前

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心臓に毛が生えている理由

バラエティ豊かなエッセイ集。 食べ物から植物、プラハでの子供時代の話から歴史に絡めた小噺まで、多彩なジャンルの面白おかしい話を小気味良いテンポで繰り広げる、米原さんの才能がぎゅっと詰まった一冊です。 どの話もさらっと読めるけど、同時にふっと心を掴む魅力がある。 花をテーマとした話が多かったけれど、作中の中で花と死の存在を結びつけた通り、自身の死を意識しながら書かれていたのでしょうか。 もっとたくさん米原さんの書く作品を読みたかったです。

29日前

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サラバ! 下

両親の離婚、感じやすく籠ってばかりいた殻から自分を見つけだした姉、唯一誇れるはずだった外見の衰えからの挫折、、、 つらい幼少期と、そして挫折を味わったイマ救いをくれた言語を越えた友情・・・ 長かった。長かったけど、読んでよかった。

約2か月前

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あなたを愛してから

女主人公レイチェルの父親探しがメインテーマと思いきや、、、トントン拍子に築いたキャリアの中での大舞台でのトラウマをきっかけに精神と自己が崩壊されていき、そこで心の支えとなってくれた人の違和感をある日感じ、そこから取り返しのつかない逃亡劇に巻き込まれていく、という話。 最初、落ち着いてるけど皮肉の効いたアメリカらしい雰囲気だなぁと読み進めていたら、あれよあれよという間にハイテンポなサスペンスになりページをめくる手がとまらなくなった。 訳者あとがきでも書かれていたけど、この手のストーリーでは物語のプロットが重視され、登場人物の描写がおざなりにされがちだけど、この作品では登場人物の人間性や心情もちゃんと物語の重要な要素となっていて、単純にミステリーとかサスペンスのジャンルに分類したらもったいないと思った。 この作者の他の作品も読んでみたい。

2か月前

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黒い氷

弁護士レベッカ・マーティンソンシリーズ第3作。 1作目と2作目は宗教家が被害者の事件で、教会やその内情が詳しくかかれていたが、今作は打って変わって鉱山会社の役員の女の死体発見から、株とマネーとアフリカの内紛に話が及びスケールが大きくなっている(検事となったレベッカの金融知識が大活躍!) このシリーズは北欧神話や動物への投影が多くてミステリを読んでるというよりも文学を読んでる気になってくる。普通のミステリほどの気楽さもなく、3作品ぶっ続けによんだあとは結構疲れ果てました(と同時にやりきった感) 本国では5作目?まで出ているみたいだが、邦訳はこれが最後。今までこれでもかというくらいボロボロにされてたレベッカに幸せの予兆が現れたのが救いです。

3か月前

赤い夏の日

オーロラの向こう側に続く2作目。 一作目と同様、主人公レベッカの北方の故郷を舞台に起こった宗教関係者を被害者とした事件。 前作はレベッカも事件を探っていたけど、今作はレベッカはどちらかというと外野で、主人公がレベッカなのか、アンナ・マリア警部なのか、はたまた狼なのかよくわからなくなってきた。(とはいえ狼は完全なサイドストーリーで、巻末で訳者も言っているが、その孤独だけど力強く生きている様子がレベッカと重なる) ミステリーとしては、真相に迫るドキドキ感や緻密な伏線があるわけでなく、ちょっと物足りないけど、ひたすら北国の美しい自然が味わえる。 読み終わった後の爽快感や満足感はあまりないけど、今作でますます傷が増えたレベッカが浮上するのを見たくてまた続きを読んでしまうのだと思う。

4か月前

パパ、ママ、あたし

ハンマルビー署シリーズの2作目。このシリーズは子供や家庭がテーマの事件が続く。個人的に1作目より読み応えがあったと感じる。作中で起きた二つの事件が、最初から明らかに繋がりをにおわしてるけど、つながりが明らかになるのは最後の最後。メインの事件以外にも、主人公の仲間の巻き込まれた事件にも進展があり、次作を読むのが楽しみ。

5か月前

怖い絵

歴史の記録という点以外で元々美術作品に大して興味がなかったのですが、様々な絵画の作成過程やその画家の背景を元にした中野さんの語りがとても興味深く、違った角度で絵画というものを知るきっかけを与えてくれました。 この本を読んでいる最中に、折しもパリへ行く機会がありルーブルとオルセーに立ち寄ったのですが、美術館内で借りられるオーディオガイドによる解説より本書解説のが幾分役に立ちました。 旅行好きなので有名作品に触れる機会が度々あるのですが、本書のおかげで絵画の楽しみ方を学ぶことができ、人生が少しばかり豊かになった気さえします。

11か月前

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名画で読み解く ロマノフ家 12の物語

ロマノフ朝の歴史が、その前史であるリューリク朝、またヨーロッパの大国たちや日本とも絡めつつ、非常に分かりやすく説明されています。 もっと早く、学生時代の、世界史を学んでいる時に出会いたかったなと思いました。 とはいえ、大人になった今でも存分に楽しめました。

1年前

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