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mi.asa

根っからの言葉フェチ

根っからの言葉フェチ。 本と添い寝する日々。 インスタ→miasa1377

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コメントした本

マチネの終わりに

結婚した相手は、最愛の人ですか? 大人の恋愛小説。 2人の恋の行方が気になって、手が止まらなくなるのは間違いない。 更に戦争やテロ、PTSDに関する内容も興味深く、本当に読みごたえのある作品です。 私が一番心に残った、というか府に落ちた部分は、 未来は過去を変えることができる という一説でした。 その具体的な意味は、是非本書を読んで考えてみて欲しいと思う。 久々に最近の邦書でお勧めの本として紹介したくなった一冊です。

1日前

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ロリータ

『ロリータ』現在も使われているこの言葉の語源になった作品ですね。 “世界文学の最高傑作とも呼ばれながら、誤解多き作品” まさしくそうだと思う。 主人公のハンバート氏は、9歳から14歳までの少女にしか好意を抱けない小児愛者です。 そんなハンバート氏が見付けた天使、ロリータ。 中年男の少女に対する異常な愛には多くの読者が嫌悪を覚えると思う。 そして、少女はいつまでも少女ではいられません。 これが救いなのか、それとも。 ミステリーでありロードノヴェルであり、そして、愛の物語である。 色んな側面から興味深く、面白く読めました。

2日前

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黄色い目の魚

周囲に溶け込めず孤立しているみのりと、絵を描くのが好きな木島。 木島との関わりを通して、みのりが周囲とも関わることが増え、木島との間には友情とも愛情とも名付け難い、強く真っ直ぐな気持ちが生まれていく。 木島との出逢いを、みのりはオセロみたいだと言った。 たった1つの白で、世界が色を変えてしまった。 理想の女になるでもなく、彼女になるでもなく、『消えない女になる』と言ったみのり。 青春のもどかしい感じがひしひしと伝わるのが胸をくすぐる一冊です。

2日前

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ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

第二次世界大戦下のイギリス。 夫に先立たれた一人の老ピアニストが出会ったのは、一羽の傷付いた小雀だった。 雀のクラレンスとキップス夫人が共に過ごした12年間の実録。 その愛らしさと賢さで、戦争に怯え、傷付いた人々の心を癒し、慰めたクラレンス。 文章から、いかにキップス夫人が彼を愛していたか。 また、彼もキップス夫人をいかに信頼していたかが伝わります。 動物は時に人よりも人を救ってくれますね。 本当にこの子たちは、私達が与えた以上のモノを、私達に与えてくれます。

2日前

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海辺のカフカ (下)

15歳、自由を夢見て、自由になれない時。そして、その事に気付くとき。 私にとってもそうだった。 だからこの物語自体が、壮大なメタファーだったと思う。 大人になるって、きっといろんな事を許せるようになること。 村上春樹さんにしか書けない青春小説。

4日前

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ムーン・パレス

オースターは、喪失感を表現する天才だ。この作品を読んで心底思いました。 物語自体が、月の満ち欠けのようです。消えては満ちてまた欠けて、無くなっていく。 喪失を繰り返す中で、どん底にいた主人公が下した定義の一説が大好きなので、紹介させてください。 『僕は崖から飛び降りた。そして、最後の最後の瞬間に、何かの手がすっと伸びてきて、僕を空中で捕まえてくれた。その何かを、僕はいま、愛と定義する。それだけが唯一、人の落下を止めてくれるのだ。それだけが唯一、引力の法則を無化する力を持っているのだ』

4日前

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オズの魔法使い

オズに会いに行くためにエメラルドを目指すドロシーと仲間たち。 脳みそが欲しいと嘆くカカシ。 心臓(ハート)が欲しいと悲しむブリキのきこり。 本物の勇気が欲しいと望むライオン。 自分に欠けているものを手に入れるために旅する一行。 はたして、みんなに本当に欠けていたものは何だろう。 脳みそ、心臓、勇気。 そうじゃなかった、 と分かったのは、私が大人になってからの話。

4日前

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夜と霧――ドイツ強制収容所の体験記録

第二次世界大戦中のドイツの強制収容所での体験記録。虐殺、拷問、残酷な人体実験。人としての尊厳などもはや失われたどん底の状況下でも、人は明日に希望を抱く。そして、希望があれば人は生きていける。絶望の中で、人は何を信じ、何に光を見いだすのか。実際にユダヤ人として収容された精神科医の著者が、心理学の視点から人間の精神状態の変化、その愚かさを記しています。是非、読んでほしいです。

4日前

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美女と野獣

ボーモン夫人の13編の短編集。 有名な美女と野獣含め、どの物語も人間の美徳をテーマにしたものが多く、面白い。 悪いことをしてもバレずに成功する人もいれば、ズルして幸せを手にする人もいる。 逆に、いい行いをして遠回りすることはたくさんあります。 でも必ず、人生の素敵なことは、物語の最後の方で起きるんです。 『良いことをして、報われないなんてことは無いんですよ。』 子供の頃に習った、誰もが知ってること。

1日前

幽霊たち

私立探偵ブルーは、変装した男ホワイトから、ブラックという男を見張って欲しいう奇妙な依頼を受けた。 ブルーは見張り続けるが、ブラックの日常には何の変化もない。 ブラックは毎日大半の時間、机に向かいただ何かを書いている。 次第にブルーは、ブラックの正体やホワイトの目的を推理して、空想の世界をさ迷うことになる。 ブラックは、はたして毎日何を書いてるのか。 幽霊たちとは、誰のことなのか…。 推理小説としても、もちろん読めますが、それだけじゃない何かがあるのが魅力な一冊です。 その何かが、オースター作品の魅力ですね。

2日前

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11分間

セックスなんて11分間の問題だ。脱いだり着たり、意味のない会話を除いた正味は、11分間で事足りる。そのたった11分間の何かを中心に、世界は回っている。 主人公のマリーヤという娼婦は、愛に絶望していた。しかし、一人の男性と出逢い、本物の愛に触れる。その時初めて、11分間が永遠にも感じられるものとなる。 しかし、頭が良いゆえに、臆病なマリーヤは… 官能的で、神聖な愛の物語。 あらゆるモノが、手にした瞬間、同時に失う恐怖も手にすることになる。 それでも手にする価値が愛にはあるのだ。

2日前

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車輪の下

ヘッセの作品は自然描写が本当に綺麗。さすが詩人。 そして、青春時代の切ない心を痛いくらい突きつけられる。特に本書はヘッセの自叙伝に近いものだからとてもリアルです。 親と学校の先生とが、世界の全てみたいな時期があって、そこからの救いを恋愛や友情に求めたら、今度そっちから戻ってこれなくなってしまったりする。 こういう青春小説を読むたび、あの頃こんな大人になりたくないと思っていた大人に足を浸からせている自分にハッとする。 とりあえず、これが正しいことかわからないけれど、子供には勉強も大事だけど、遊びを疎かにしちゃいけないよと言いたい。そしてそれは、ちゃんと大人が言ってあげなきゃいけませんよね。 車輪の下敷きになる前に。

4日前

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ジヴェルニーの食卓

マティス、ドガ、セザンヌ、モネ。 印象派の画家4人を題材とした、史実を元にした短編集。 時に嘲笑され、受け入れられなかった印象派。 それでも描くことを止めず、文字通り戦った印象派の画家たち。 その生きざまに触れるたび、その情熱にあてられて、私の中の何かが駆り立てられるような、何とも言えない気持ちになります。 そして、苦悩や逆境の多い人生の中でも、側で寄り添い、支えた人たちがいて、そんな穏やかな風景もリアルに垣間見れる一冊です。

4日前

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月と六ペンス

翻訳した金原さんが、「恋愛小説でもなく、冒険小説でもなく、壮大なロマンスでもなく、気の利いたトリッキーなミステリーでもないのに、逸機に読者を引きずり込んで、最後まで離さない」と述べていましたが、まさしくそうでした! ストリックランドはゴーギャンがモデル、というよりか、モチーフ程度であると思う。「絵を描くことへの情熱」以外は、ハッキリ言って最悪なストリックランド。それでもそんな男に何故か惹かれる女達や、非難しながらも魅力を感じてしまう男達を通して、男女の恋愛観の違いや、人間の矛盾を鋭く綴られていて、いつのまにやら私も彼の生き方に夢中になった。そして、文章からでも伝わるストリックランドが描いた絵の魅力と迫力。寝る間も惜しんで幸せな読書ができました。

4日前

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はつ恋

まさかロシア文学の古典を読んでこんなにも自分の初恋を思い出すことがあろうとは、と読後思わず胸を抑えたくなりました。 振り向いて貰えるならなんだってするのにとひた向きにもがくのは、いつの時代の初恋も同じなんですね。 内容自体は、割とドロドロな展開です。爽やかな初恋ではありませんが、19世紀に書かれたものとは思えないくらい感情移入してしまいました。 ロシア文学が苦手な方も読みやすいと思います。

4日前

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冷血

著者の緻密な取材から描き出したノンフィクションノヴェル。被害者側の目線、加害者側の目線、双方交互に書かれており、幸せな一家が何の罪もなく惨殺されたいう圧倒的な不条理を知る一方で、殺人犯の良心を知る場面もある。殺人犯も、私と同じ人間なのだと思えたことに困惑する。作者のカポーティーは、取材を続ける中で殺人犯の一人と境遇が似ていることを知り、友情すら芽生えたという。カポーティーは自分と殺人犯をこう例えている。 「同じ家で産まれ、一方は裏口から、僕は表玄関から家を出た」 冷血とは、犯人達のことだろうか。 死刑は復讐だと煽る大衆か。 それとも、こんな不条理を傍観する運命か。 読後、このタイトルについて改めて考えさせられる。

4日前

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