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かずか

休日などに、まとめて読みます

休日などに、まとめて読みます。ジャンルはこだわりません。ヨーロッパ、社会学、文化人類学に興味が偏り気味です。

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コメントした本

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理想と異なる現実を受け入れて、乗り越えた先に待っていたのは日本人強制収容。「写真花嫁」としてアメリカに渡った女性たちの声が詰まった本。 ここにも戦争の犠牲者がいた。世界は何も変わっていないとわかり、読後悲しくなった。

3か月前

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ピカソがこの1枚に込めたメッセージを世界に伝えるためにも、MoMAで行うピカソの展示会に「ゲルニカ」を。企画担当の瑶子が実現に向けて奔走する。 戦争、テロにバスク問題、今回扱ったゲルニカは題材として壮大過ぎた感じが否めない。それでも画家の製作途中の物語は雑学にもなる上、キュレーター目線の美術展の物話はいつだって興味深いので次の作品も期待して待っている。

7か月前

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14編収録した短編集。 小説全体に漂う退廃的な雰囲気が丁寧な日本語で何故か余計に際立っている。

7か月前

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主人公の杏子は美味しいものが大好き。デパ地下の和菓子屋『みつ屋』のアルバイトとして働いている。 お客の言動、買った和菓子から、それが意味する謎を紐解いていく。 リアル店舗を日本橋三越本店の催事で出店するとCREA Webで見て、興味を持ったので読んでみた。奥が深いと知りながら、縁遠かった和菓子の世界が少し近づいた気がする。和菓子、そしてデパ地下の救世主になる本ではないでしょうか。

約1年前

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回文連続殺人事件に立ちあった2人の若い制服警官がいた。事件は迷宮入りしたが、その20年後に類似事件が起こる。当時の2人は異なる立場から事件に関わっていくこととなる。 一見すると警察/推理小説だが、ワシントンD.C.を舞台に、そこに暮らす家族を描いているように思う。さらには人種、宗教、教育、治安…社会が抱える様々な問題が垣間見える。 被害者の父親が放った一言、その息子が最後に伝えた言葉で真相がわかった。言葉の重みについて語ったラモーンの言葉が最も印象に残っている。

1年前

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東京都美術館のモネ展鑑賞以降、美術熱が冷めずに手に取った。 美術館はアーティストの表現の場であり、建築家の作品であり、都市計画の一環でもある。本書は美術連絡協議会の30周年を記念して出版。学芸員と建築家が同じ土俵に立てていない現実が垣間見える。置かれる場所により表情が変わるアートを楽しむこともできると学んだ。

1年前

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章ごとに時系列は前後し、その度に登場人物を取り巻く環境も変化する。ただし、それぞれの話が複雑に絡み合うというよりは、パズルのピースが徐々に埋まっていく感覚である。 正直、誰にも、何にも共感できずに読み終えたが、これが新鋭と呼ばれるものなのかもしれないと思わせる新鮮さがあった。

1年前

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イギリスに興味を持つきっかけとなった本。 男はプライドが高く、女は自分の偏見に気づかずにすれ違う恋愛模様。王道の恋愛小説。 18世紀の階級社会に生きるジェントリ階級の生活様式が窺い知れる。著者の当時の女流作家としての立場を鑑みても英文学に欠かせない本である。 読みづらかった記憶もあるが、原作に忠実にあろうとした結果だと思う。

1年前

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貴婦人による、貴婦人についての伝記。全ては愛するルイ15世のために生きた女性。滑稽な宮殿の慣習、当時の恋愛観が書簡等の豊富な資料と共に生き生きと書かれている。 著者はイギリス上流階級生まれだが、幼い頃から「乗馬とフランス語を叩き込まれ、それ以外の教養はまともに受けたことがない」という。 教科書で焦点の当たらない視点から語られる歴史は本当に面白い。

1年前

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嗚呼、くだらない!と終始思いながら読了。著者は子どもの頃誰もが持っていた果てしない想像力を大人になっても持ち続けてるのでは。 コンディショナーを買ったのに、家に帰ったらシャンプーにすり替わっている「フェアリーランドの陰謀」等、あるある!現象をたくましい想像力で、時に辛口に、説明してくれる。空想の世界に生きているようでいて、時に核心をつく不思議な短編集。 装丁はクラフト・エヴィング商會。通勤通学のお供に。

1年前

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主に有名な落語を文学化した短編集(随筆をもとにしたものもあり)。 人情味に溢れた江戸が舞台。芯のある登場人物たちが魅力的。どれも小気味いい終わり方だが、『芝浜』、『中村仲蔵』が特に良かった。

6か月前

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フィナンシャル・タイムズの東京支局長も務めた著者が、自身のネットワークを最大限に生かして、日本の「喪失と再起」について語る。 原題"Bending Adversity"は「禍を転じて福となす」からきている。日本を単に特殊な存在として扱うわけではなく、歴史、政治、文化等の幅広い面から冷静に考察されている。日本の現在までの歩みを端的に振り返り、なおかつ今後の発展のための学びを提供してくれる本。 [Read in English]

7か月前

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売れない三十路タレントが唯一レギュラーだった旅レポ番組打切りとともに始めた「旅屋」。依頼人の代わりに旅に出る、その商売の成果物の出来栄えは... 軽い論調なので、次々ページをめくり数時間で読了。旅先に選ばれた秋田の角館、愛媛の内子町は目立つ観光地ではないものの、本書の温かみのあるエピソードが近くを通る際は訪ねてみたいと思わせる。

7か月前

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彼の遺作となったのがこのエッセイ。 本書では戦争反対、環境保護といった言葉を振りかざすわけではないが、彼の確固とした考えは伝わってくる。ジョーク好きのおじいちゃんが皮肉たっぷりに現在のアメリカについて語る。(なんていうと、長年のファンの方は怒るかもしれないが、私は本書を読むまで彼のことを全く知らなかった。だから彼がどれ程偉大な作家なのかも知らない。) 人間は化学燃料中毒。その通り。

1年前

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イタリア各地の仔細な地理、文化背景とともに各種の柑橘類を紹介。マフィアの台頭や、イギリスの壊血病対策など、柑橘類が歴史に影響を与えた経緯が面白い。 所々に各地名産の柑橘類を使った地元のレシピの紹介もあり。 柑橘類の奥深さと著者の研究熱心な姿勢に圧倒される。読後、真夏のイタリアに飛んで行きたくなった。

1年前

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どこでボタンを掛け違えたのか、気がついた頃には取り返しのつかないことになっている。別れた旦那との娘の前でかっこいいママを演じる亜紀、徹底して節約する木綿子、経済に囚われてしまった牧子、そして約1億円を横領した梨花。 誰も決定的な間違いを犯したわけではない。「もし、あの時…」の積み重ねが途方もない結果をもたらしているため、自分にも起こりうる話ではないかと錯覚させる。

1年前

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本を開いてすぐ、違和感に気づく。しかし、Kathy H. の一人称で語られる物語は多くを語らない。Hailshamが特殊な理由、皆がしばしば口にする"completion", "possible"の意味は次第に明らかになっていく。 1996年、羊のDollyが生まれた時、世界で論争が巻き起こった。本書は架空の話であるが、救われる命、救う命の重さに違いがあるのか、深く考えさせられる。 Read: 2010. (UK ed.) 昨日映画を見たので、記念に投稿。

1年前

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MoMA所蔵のアンリ・ルソーの「夢」をめぐるミステリー。伝説のコレクター、バイラーが彼の所有する「夢をみた」の真贋を2人のルソー研究者に委ねる。 登場人物のルソーへの愛が伝わってくる。ただの絵画の謎解きで終わらないあたりが、より本書を面白くしている。 美術に疎い私にはルソーにまつわる話のどこまでが史実かわからないが、美術についてもっと知りたい、もっと触れたいと思わせてくれる本。

1年前

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舞台は17世紀末、アムステルダム。東インド会社、ギルドに支配された市場、カルバン主義。田舎の没落貴族の娘、ネラの視点で語られる物語。商人である夫から貰った結婚祝いのドールハウスが未来を予知していると気づいた辺りから、ネラの周りが騒がしくなる。 本書はファンタジーではなく、人間模様を描いたドラマだと思う。ネラの大胆さ、気丈さは彼女の魅力でもあるが、時代背景を考えると違和感を感じる。 アムステルダム国立美術館所蔵の"the dollhouse"に構想を得た作品。英国図書賞の新人賞、最優秀賞受賞。TVドラマ化が決まっているとのこと。

1年前

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シェイクスピアが英語に与えた影響は多大である。にもかかわらず、私は彼について何も知らない。これは如何なことか、と思い本書を手に取ったが、数ページ読んで納得。それもそのはず、なぜなら彼については何も知られていないのだから。彼の名字のスペルすら、実は曖昧だという。 本書は飽和状態とも言えるシェイクスピア研究の中から事実のみを取り上げ、時代背景とともに論証を行っている。彼の作品を基に、行動まで憶測する学術書に比べて、より説得力があるのではないか。 著者の他の作品を図書館で借りようしたが、生憎貸出中だった。代わりに借りたのが本書である。本書で興味が出たので、シェイクスピアに関する本をまた探そうと思う。

1年前