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Hayato Kumagai

「本はまなざし」 みすず書房がすき n…

「本はまなざし」 みすず書房がすき noteofkuma.com instagram.com/kuma8810/

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コメントした本

ウンベルト・サバ詩集

「悲しみと、ひとつだけ契約を結んだ、受けとめ、向きあって生きようと」 「芸術と愛という、逆なふたつの運命」 「生きることほど、人生の疲れを癒してくれるものは、ない」 人生にひときわ通じた、忘れがたいことばをサバは授けてくれました。個人的な影響をいえば、自分の中にずっと隠れ続けていた「少年としてのたましい」を揺り戻してくれました。「内気なぼくの人生にも、小さな、ぼくにぴったりな一隅が、ある」 こんな一行に、彼のこころの永遠のあどけなさを感じます。それは決して、ただの弱さではないのだと思います。

約2年前

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新選 山のパンセ

真夜中の山奥で独りたばこをふかし、ザックを枕にして草むらで眠る。朝になると鳥のさえずりとともに目覚め、朝露でしっとりと濡れた草むらと共に、体をふるわせる。そして遥か向こうにのぞむ山々を、徒然なるままにスケッチする。 …今は、そんなことも容易にはできない世の中になってしまった。しかし山はその本質上、人間の表面的な営為とは全く独自に、みずからの呼吸をみずからの時間の流れで続けている。その奥へと近づいてゆくことの魅力、そして決してその中核に触れることができない人間のいじらしさ。それがこの本の記すところだ。…独りで山へ行きたくなる。

約3年前

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走ることについて語るときに僕の語ること

より善く生きていくためには、健康的な苦しみを習慣に身につけていく必要がある、ということ。 走ることのような習慣を、自分も見つけようと思う。いっそのこと、走りたい。

約3年前

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本という不思議

この本で挙げられる数々の本が実に魅力的。本の捉え方を切り拓くための愉しい一冊。 そしていつか是非とも作りたい、ショウガパンのレシピ付

約3年前

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白い鹿

隅々まで生命力に満ち溢れた版画

約3年前

断片的なものの社会学

どんなものも特別である、ということをこの社会学者は言いたいのではない。ただひとつの無用な石ころをじっと見つめ続けていると、それがいつか、かけがえのないものに変わる瞬間が訪れる。筆者は、そのようなまなざしにひそむ「無意識のいとおしい何か」を、必死で捉えようとしていたのではないか。 電車のなかで読みながら、思わず嗚咽しそうになった。

約3年前

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見知らぬオトカム―辻まことの肖像

「広告されない美しさ」 例えば辻まことは、そんなことばを綴る人。 彼を知ったその日、偶然古本屋さんで数少ない著作の一つ「山の声」を見つけ、その語り草をとても気に入った。その後別の古本屋さんで、この本と巡り合った。上高地への行き帰りに、電車のなかで読み通した。 目の前にあるすべての風景は、自分の心情をまことに映す鏡のようなものかもしれない。つまりこの体の先端たちは、眼に入る風景と、なんらかのかたちで連続している。そのような感覚は、山を愛する人のなかで無自覚に、鋭く育まれていく。僕もそういう感覚を保ちながら、生きたいと願う。

3年前

善の研究

学生時代の読書体験のなかで、最も記憶に残る一冊。真夏の旅の最終日、一日中電車に乗りながら、この本とじっくり向き合った。そして思わず落としてしまいそうになった。それまでの人生でずっと追いかけ続けてきたことへの明確な回答が、この本の中にあった。 人は矛盾を愛する存在であるということを、この本から教わった。

3年前

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二十歳の原点

鮮やかに中心を貫く、たましいの一冊。 学生闘争の時代を瑞々しく駆け抜けていった二十歳の女学生が、自殺に至るまでを書き連ねたノート。装丁の美しさにも目を奪われる。 最期に綴られた詩が、恐ろしく美しく、いつまでも心に残り続ける。

3年前

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夜と霧 新版

実はこの本では、芸術とはなにかということが雄弁に語られているのではないかと思う。 極限状態にある人々の心、いや、魂をとらえたもの。 それは沈みゆく夕陽や、散りゆく木々の存在だった。 収容所に来てよかったと語り、この世を去っていった人のことは忘れない。

3年前

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ヴェネツィアの宿

記憶とはこれほどまでに美しく語り得るものなのだろうか。彼女の記憶へのあかるさは、多くの人々が忘れがちな記憶のうつくしい側面を、静かに呼び醒ましてくれる。 大切な人に薦めたくなるけれど、自分の胸のなかにもそっとしまっておきたい、そんな一冊

約3年前

死

死ぬまでに絶対読み終えたい本

約3年前

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夜の木

細やかな描写は人を魅了するが、それ以上に大切なものを凝集して、初めて到達できる世界があることを教わった。この本と出会えて幸せだと思う

約3年前

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最後の詩集

人はみな、こころに一本の樹を抱えて生きる。それはことばだ。そしてこの青い詩集は、読む人の樹に沈黙の光を注ぐ。 真っ青に拓かれた朝…この詩人が地上を旅立ったのは、そんな朝だったのではないかと勝手に想像する。 長田さん、どうかよい旅を。

約3年前

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ノルウェイの森 文庫 全2巻 完結セット

「幸せな葬式」という着想に何よりも救われた。

3年前

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メモリー・ウォール

記憶を巡る短篇集。個人的には、種屋の話がすきだった。 ダム開発の運命を辿り、誰も彼も去っていく郷里のなか、種屋は里の至るところに種を蒔く。全てが水に還る間際の、瑞々しい最後の光たち。 ダム開発で消えた、徳山村のことを思い出した。

3年前

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ピダハン―― 「言語本能」を超える文化と世界観

真理を必要とせず、生きる目的も必要としない。それでいて地球上のどんな人々よりも幸せな民族、とは。 彼らと出会い、暮らし、最後には自分の宗教から離れることを決意したある宣教師の物語。 この本を読んで、自分のなかの「小さな真理探究」は、一つの節目を迎えた。

3年前

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波止場日記―労働と思索

「不必要なものや途方もないものに出会ったとき、人間は、人間という独自な存在となる」 偶然この言葉を知り、手に取った一冊。彼自身の中で深められた思考は、本質を鷹の目のように鋭く射抜く。大学時代に出会えて最もよかった本のひとつ。

3年前

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ポール・ランド、デザインの授業

デザイン=ソリューション、よりもポール・ランドの説く「デザインとは関係である」の方が、僕はしっくりくる。また読み返そう

3年前

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