E44b7aef 20e4 462a af2c 581ccb06e8eb

AKI

・読書傾向→哲学(デカルト)、社会学(貧…

・読書傾向→哲学(デカルト)、社会学(貧困、LGBT)、自己啓発 ・好きな本→『こころ』(夏目漱石)、『ジキルとハイド』(スティーヴンソン) ・読書量→月に3〜4冊

32

コメントした本

ジキルとハイド

人間から「悪」を取り除く。するとどうなるだろうか。世界はたちまち善人のみになる。しかし、現実的には不可能である。人間とは「善」と「悪」で構成されているから。 ジキルはおそらく根っからの善人であり、理想家でもある。だからこうした考えが浮かんだのだろう。ただ、人間の本性は「悪」であることを忘れていたのだろう。具体的に、共産主義の失敗にそれを見ることができる。 最終的にジキルはハイド(悪)に呑まれた。この場合からでも人間の本性とはどちらなのか、と考えられるのではないか。ハイドを抑え込むための薬の量は日に日に増えていった。つまり、ハイドを抑え込むという意志が優ったといえる。ここに人間の欲望の強さが感じられるだろう。 本書は人間を二元論的に捉えた作品である。対立構図は「善と悪」というもの。しかし、二元論の弱点は極端な回答になりやすいというものである。 ただ、仮に人間から「悪」を取り除くことができたらどうなるだろうか。犯罪率はゼロに?過激な思想家はいなくなる?世界はより良い方向に向く? 確かにそうなるかもしれない。しかし根本的に大事なことは、善と悪の概念など容易く揺らぐということである。

3か月前

Faf14b11 b8ee 46f0 806e 2837316c0b433233c45c d7cf 460f 834c 3139d33630edB0fb326e aa55 4ad1 a342 aeb0088fc3baF8842930 88b0 4dbc 898b 7624e8c8f92f7693d805 41a6 49ad ba0a 6e9e1ddaafecBba98bee dc8a 4928 b105 a6ee52d0ce9b78aa4b2c 0be9 499a 9997 94346995454c 17