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AKI

・読書傾向→哲学(デカルト)、社会学(貧…

・読書傾向→哲学(デカルト)、社会学(貧困、LGBT)、自己啓発 ・好きな本→『こころ』(夏目漱石)、『ジキルとハイド』(スティーヴンソン) ・読書量→月に3〜4冊

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コメントした本

ジキルとハイド

人間から「悪」を取り除く。するとどうなるだろうか。世界はたちまち善人のみになる。しかし、現実的には不可能である。人間とは「善」と「悪」で構成されているから。 ジキルはおそらく根っからの善人であり、理想家でもある。だからこうした考えが浮かんだのだろう。ただ、人間の本性は「悪」であることを忘れていたのだろう。具体的に、共産主義の失敗にそれを見ることができる。 最終的にジキルはハイド(悪)に呑まれた。この場合からでも人間の本性とはどちらなのか、と考えられるのではないか。ハイドを抑え込むための薬の量は日に日に増えていった。つまり、ハイドを抑え込むという意志が優ったといえる。ここに人間の欲望の強さが感じられるだろう。 本書は人間を二元論的に捉えた作品である。対立構図は「善と悪」というもの。しかし、二元論の弱点は極端な回答になりやすいというものである。 ただ、仮に人間から「悪」を取り除くことができたらどうなるだろうか。犯罪率はゼロに?過激な思想家はいなくなる?世界はより良い方向に向く? 確かにそうなるかもしれない。しかし根本的に大事なことは、善と悪の概念など容易く揺らぐということである。

5か月前

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