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Ryuji

楽器メーカーで、音楽関係の仕事をしており…

楽器メーカーで、音楽関係の仕事をしております。 音楽、教育、リベラルアーツ、英国小説、フットボール、ランニング、芸術論、経営学、料理など読んでる本は雑多です。

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コメントした本

ジョニー・マー自伝

ジョニーマーの幼少期から最近のソロ時代までを綴った自伝。スミスに関する記述もあるが、案外あっさりしており、その後の音楽人生(ザ・ザ以降)の充実を考えると、本人にはあくまでキャリアの一つに過ぎなかったんだなと分かる(スミス=全てだったモリッシーとは、そこが大きく違う) 個人的には、仕事と家族を大事にする職人としての彼の姿勢が印象的だった。 余談だが、モリッシーの自伝は、本人が翻訳に反対しているため、原書でしか読めない。 ちなみに、モリッシー側からの意見は結構違っていて、そこを比較するのも面白い

1年前

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みみずくは黄昏に飛びたつ

村上春樹=文体というのが、インタビューを通じて、改めて分かる。一方で、女性の描き方とか評論に関する話など明快な回答が出て来ないトピックもある。川上さんが鋭い質問をバシバシした結果、村上春樹の見えなかった部分が浮かぶ。

約2年前

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ラップは何を映しているのか――「日本語ラップ」から「トランプ後の世界」まで

ラップはポリティカル=写実的であるがゆえに政治性を帯びてしまうというのが本書の肝である。貧困や暴力の当事者が、ラップで現実を語る時にヒップホップのダイナミズムが生まれる。日本もアメリカみたいになってきた今だからこそヒップホップが面白い。ヒップホップは悲しいかな絶望でこそ輝く。

約2年前

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コルトレーン――ジャズの殉教者

コルトレーン入門編に最適の一冊。彼の作品と生涯がサクッと分かる。コルトレーン分からん、ジャズ分からんけど興味あるという人は、ぜひ。

2年前

1998年の宇多田ヒカル

CDバブルピークの1998年から宇多田ヒカルを中心に音楽市場の変遷を描いた1冊。90年代は音楽がトレンドの中心だった。宇多田ヒカルは、「自分はあの時代でラッキーだった」と。

2年前

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わたしたちが孤児だったころ

ミステリーと幼年期の淡いノスタルジアが並列で描かれ、最後に現実と直面する。現実に放り出されてからの人生(親から離れ孤児になること)が本当のスタートなのだ。

2年前

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職業としての小説家

村上さんが、自身の仕事について語った一冊。よく作家には、自分の手足を切って作品にする芸術家タイプと周囲ののことを練り上げて作品にする職人型の2パターンがあるが、村上さんはどっちかというと後者に属するんだろうなと思った。作品を作る時は、1日10ページずつ書くシステムを構築するという話なんかにもそれを感じる。一番、印象に残ったのは「自分が何を求めてるか」ではなく「何かを求めていない自分」を表現にするのが大事という話だった。エゴ=表現するってわけじゃないだなと。

約4年前

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雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行

村上さんの紀行の中でも、最もハードな一冊。これを読んで、トルコに行きたいと思う人はあんまりいなさそうである。とはいえ、日本人に馴染みのない中東−トルコ事情を知れるという意味ではオススメです。

約4年前

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深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール

1巻に比べると、旅に哀感みたいなものが漂い始めている。娼婦やそのヒモ彼氏たちの話とか、売れなくなった子持ちの娼婦とのエピソードなど、裏側で生きる人との関わりが、文章にも出てるのかなと。香港マカオ編に比べて、静かな印象のある2巻。

約4年前

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ねじまき鳥クロニクル泥棒かささぎ編

ここから、村上春樹の小説の中に、悪との相克というテーマが入ってきたように感じる。ここでいう悪とは、個人ではなくシステムやその集団的思考みたいなもの。個人主義者だった主人公が、近しい人を守るため、孤独に打ち勝ち、知性と勇気を備え、悪と対峙するという雛形は、その後の海辺のカフカや1Q84でもベースになっている。とはいえ、単純なビルトウィングスノベルではないので、読み手によって幾重にも解釈が可能というのが、この作品の懐の深い部分だと思う。

約4年前

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路傍に添える

詩と自伝。norikiyoのリリックには、不良のタフネスと詩人のメランコリアが、絶妙なバランスで共存している。哀愁はあるが、湿り気はなく、クールで乾いてる。

約2年前

女ぎらい――ニッポンのミソジニー

男と女の人とで感想はかなり異なると思うが、僕には非常に勉強になった。男である=内面化されたミソジニーがあるのに気づく。ミソジニーの解毒剤というか。社会の見方が変わる。

約2年前

いまモリッシーを聴くということ

モリッシーの本質は、歌詞にあるというが、それをイギリス社会論と合わせて語ると、モリッシーが何を言いたかったのかが浮かび上がってくる。音楽書でもあり、イギリス社会論でもある一冊。

約2年前

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ボブ・ディランは何を歌ってきたのか

ノーベル賞受賞で周辺が騒がしいけど、ディランは常にその時、思いついたことを歌ってきただけということを再認識させられる。アルバムごとに振り幅が大きいが、その辺りの背景を解説してくれてます。

2年前

文化系のためのヒップホップ入門

ヒップホップは、音楽じゃなくて場である。ということが分かるとこの音楽の面白さが分かる。ヤンキー文化論としてもオススメ。

2年前

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くるりのこと

くるり結成から現在までの20年をインタビューで振り返る一冊。各アルバム制作ごとにエピソードがあるので、聞きながら読むも良しです。個人的に向井秀徳のエピソードがツボでした。笑えて、くるりの思い出に浸れる一冊。

約3年前

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深夜特急〈3〉インド・ネパール

インドネパール編。 インドは、この世の地獄だ。とある学者が言っていたが、なるほどと思えるほど、ヘビィな環境である。そのせいかネパールの方が良いエピソードが多いのに、インドの方が強烈な印象を残す。

約4年前

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翻訳夜話

村上さんと柴田さんによる翻訳の講義録をまとめた一冊。翻訳に大事なのは、熱意と共感っていつのは、シンプルだけど確かになーと唸ってしまった。本の中で、お互いの得意な作家の短編を翻訳してるのだが、文章を読むとその辺りよくわかります。

約4年前

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深夜特急〈1〉香港・マカオ

香港からロンドンまでバックパッカーとして旅をした沢木さんの名作紀行の第一部。 その香港、マカオ編。1970年代の香港とマカオは、まだ猥雑とした部分と植民地だった頃の色合いが深く残ってたんだなと感じる。街の陽と陰を描く文章を読んでいると、まるでそこに街があるように感じる。マカオ編では、博奕のエピソードが中心。博奕って甘い毒だなと。

約4年前

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夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです

村上さんのインタビュー集。 小説の書き方、翻訳、音楽、ランニング辺りがメインのトピックなので、エッセイとも重なる部分もあるが、アンダーグラウンドで出会った一般の人たちへの敬意とか、自分が社会に対して何をやるのかみたいな外側に関することが率直に語られている。デビュー当時の個人主義的な思考から変化して、どうやって今の思考になったのかがよく分かる一冊。

約4年前

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