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Ataru Kuroki

水もしたたる、トキントキンの、OSアップ…

水もしたたる、トキントキンの、OSアップデート。

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コメントした本

ニシノユキヒコの恋と冒険

特に恋愛を書かせたら川上弘美の右に出る人はいないと思うので、読んでみた。読んでみて、すごくよかったなぁと思って解説を読んだら、自分の受け止めは女性読者の受け止めとは全然違うのかもしれないと思った。僕は、恋愛においては男も女も主体性を持って行動しているもんだと思い込んでいたけど、もしかしたら、誰も主導権を持ってなどいなくて、雰囲気や、勢いや、事の成り行きがほとんどのことを決しているのかもしれない(少なくとも、そう思っている人がいるのかもしれない)。

10日前

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世界史序説

(要約)西洋中心史観は思い上がりである。大航海時代以前の世界史の中心はユーラシアのオリエント以東であって、そこにおいては遊牧民(=軍事、商業)と農耕民(=生産)の結節点(=シルクロード)が繁栄した。ちなみに、ユーラシアの中でも古代はオリエントが優勢であった(ローマ帝国はその一部)が、オリエントにおける森林資源の枯渇と中国における石炭の利用開始によって比重は東に移った。大航海時代が来ると新大陸からの銀が海路で大量に運ばれるようになり、シルクロードは衰退し、ヨーロッパにおいてもシルクロードの最西端としてのイタリアから西欧へと比重が移った。西欧の中でもイギリスだけはアジアの産品を産業革命によって輸入代替することに成功し(ex.綿布)、君民の距離が近かった(三流国家だったので、国債など、資金や軍事力を最大限動員するシステムが早くに開発されていた)ために生産力の増大を軍事にも反映させることに成功し、世界の覇権を握った。その後の歴史は周知の通り。 ちなみに、遊牧民のいない日本とヨーロッパは類似の史実経過(ex.封建制)をたどった。それが近代化の前提条件たる中世を日本に準備した。 (コメント)筋は通っているので一読に値するけど、実証的でないのでこの本だけでは信じられない。そもそも、新書一冊で世界全史を実証することは不可能なので、著者の言う「選択の体系」(どの史実に着目して世界史を描くか)を示すための本だと思って読めばいいのかもしれない。この体系を実証するための研究は後から為されればいいんだと思う。 ただ、シルクロードから海路に比重が移るところの説明はいまいち判然としない。シルクロードの時代にも海路は活発に利用されていたわけで、16Cに航海技術の進歩があったのか、どのくらいあったのか触れないと、どうしても説明しきれないように思う。 あと、モンゴルすげえ。イギリスも、条件的には全く恵まれてないのにやり方だけで覇権国家へと上り詰めて、すげえ。

約1か月前

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時間とはなんだろう 最新物理学で探る「時」の正体

(要約)時間方向への運動エネルギーと空間方向への運動エネルギーの合計値にはキャップがあって、空間方向へ移動すると時間方向への移動量は減る。 物質(電子、陽子、中性子)も光(光子)も粒子でありかつ波(量子)である。そして量子は量子場のあらゆる可能な振動の「影響」が干渉し合った結果生き残った振動の表現であり(この辺よく分からない)、素粒子間に働く力はその振動の共振の結果である。 そうすると、物質というのは時空中に含まれる量子場というパラメータ的な何かの表現である。だけど残念なことに重力だけは違う。一般相対性理論は非常にミクロなスケールではうまく当てはまらない(ただし、当てはまる可能性もわんちゃんある)ので、重力だけは量子化できない。 これは、「時間とは何か?」という問いにとって重大な挑戦で、一般相対性理論の記述する4次元時空はミクロでは成り立たないことを意味する。量子重力を記述する理論を見つければ、ミクロも、(繰り込みの結果として)マクロも統一的に記述できる時空の理論を構築できることになる。その有力候補が超弦理論なんだけど、超弦理論だと時空は10次元あることになる。残りの6次元が量子場のことなんじゃないか?と思っている人もいる。まあこのへんは他にも理論があるのでよく分からない。 (コメント)何事も理由がないと納得できないタチなので、「量子重力理論が完成した暁には、時間が1次元で、空間が3次元であることにすら理由が提供されるだろう、と期待できる」という部分に痺れてしまった。 正味半分も理解できた気がしないので(上の要約も間違いが多々含まれていることと思う)、他の説明の仕方の本も読んでみたい。数学的な理解を迂回して理屈を理解するには色んな角度の説明を聞くしかないと思うので、それはもともと織り込み済みのコストである。

約1か月前

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