A19d8d4b d0bd 4c1a b273 5892799f2c2e

shinatake

東京

東京

17

コメントした本

ベルリンは晴れているか

物凄い物語を目撃してしまった。 読み終えた後はしばらく茫然として、一言この感想が出てくるのがやっとだった。 この本に巡り会えて本当に良かった。

6か月前

F1907be0 ddbd 495c 9da3 153c2f7b0d078817d9d2 f670 4857 8844 aad4222e18feIcon user placeholder7ace1e7d d5c0 4e09 9f65 1a206cd69d83Abb94028 9212 4607 aea4 ad17dfdbc81e64e50687 d69c 4a16 9e02 a2dc2e49048a71c3c4d6 9ff9 4bfb 8dd0 de3109c9422a 52
宝島

戦後混乱する沖縄で生きてきたおじいやおばあが天国に行ってしまっても、この本がユンター(語り部)として、あの時の人々の感情を伝えてくれるのだと思う。 沖縄は宝島だ。沖縄の外で暮らす私たちも、大切に想いをかたむけなければいけない。

6か月前

Abb8e1fe aa2b 43fc a57f 7c4ac75ca141Icon user placeholder94c036c0 adbc 4c28 9dc8 6b5c563bea90Icon user placeholder6b7cd4fd 09f7 4fd9 899f 680677ea924b84d1a374 bc29 4c2e b929 01982e9a9690E209f0f8 0522 43ad 8158 61720099e4b6 65
優しい関係

私はしばしば、善悪の判断がつかないことがある。誰かにとっては正しいことも誰かにとっては悪で、誰かの罪が誰かの功績であったりする。倫理観と正義感は、本当の意味では統一することができないのだから、それでは善悪とは一体何なのか、とぐるぐる考えたりもする。 本書に出てくる青年ルイスは、主人公ドロシーだけが正義だった。ドロシーにとって有益か無益かだけが善悪を図る基準だった。ルイスにとってはそれが幸福であり、ドロシーにとってもルイスの存在が恐怖であるとともに救いだったのかもしれない。 決して共感されないであろう2人の世界はゆがんでいる、けれどもだからこそ2人は幸福なのかもしれないと思った。

8か月前

98ece5cc c795 48ca b5da 2e815eb9f8bb253143cf 34a1 4879 856d 81378d299d2d15c05a4e 8805 40d5 a9b4 2481c644f2fa7078e00b 88b9 4d23 b2d2 4294d2f87892Fa569085 b43e 4143 a424 ba4860a174d6Fdc3df73 6ecc 4500 ae67 df733823d09f4d05909f 8525 4932 9825 728a0e387132 17
熱帯

昨日、書店の新刊コーナーに平積みされていた『熱帯』に心を奪われ、迷わず購入し、一日中、時間を忘れて読んでいました。読み終えた私がいる世界は、読み始めたときの世界から、別の場所に辿り着いてしまったようです。同じように見えて、少しずつ違っている、違和感を感じています。どうやら私は、本を読んでいるつもりが、物語の渦に巻き込まれ、別の並行世界に来てしまったようなのです。どなたか、この物語の最後をご存知の方はいませんか? 私はまだ、熱帯の中にいます。

10か月前

E3d8a6bd b33a 40ed 9024 336e14e0a59d55726567 d82a 4e2a 8834 03827f5e77245ed9d885 1800 4df1 bd38 72be7f43f53b8817d9d2 f670 4857 8844 aad4222e18fe22461bf2 dedd 4a1a a3b7 eab34b1bc5f142a79741 e586 420f a17a db0551af35f573c8ae9c 8ef7 422c bfd2 2b60ffb83742 191
十代に共感する奴はみんな嘘つき

誰にも理解されたくない。理解された途端に、それは私だけの感情ではなくて、ありふれたものになってしまうから。共感なんてされたくない。自分が平凡な人間だと気付きたくないから。 女性はみな共感を求める共感脳だと言われるけれど、この本の主人公である女子高生は違っている。 「その気持ち、わかるよ」なんて軽々しく言われると吐き気がするし、自分の事を可哀想だと思っている一人ぼっちの子を見るといらついてくる。 でもそうやって教室を俯瞰して、「自分だけは分かっている」と思う自分を一番軽蔑している。 自意識がぐちゃぐちゃに絡まっている主人公は痛々しくて、いじらしくて、不器用すぎて、「ああもう、ごちゃごちゃ考えず、愛とか恋とか、思いきりしてみたらどうだろう!多分大人になってもよく分からないのだから!」と思ってみたりもするけれど、そんな事を言った途端にこの主人公から軽蔑されそうなので黙っておきたい。 それから、会話の途中で女の子が0コンマ数秒黙ってしまったら、一瞬のうちにいろんな事を考えているものだよ、と男の子たちにそっと教えたい。

6か月前

3c38a038 ffd2 4538 be9d 0b6c6d704a9c782b85ff ae46 4408 bf8c 96335a79a595Icon user placeholder1be4bb52 e5d8 48cd a771 693e9ac02cfbC1710e8a cc07 4173 af8d 397027d5c81c470f7fbc b781 4f2a 93d0 6d7460269be392ba8856 ba0e 4fd9 b549 42afaab3a3af 25
古都

この世に、自分と顔かたちがそっくりな片割れがいるのだとしたら、どう思うのだろう。 捨て子として京都の老舗問屋で育てられた美しい娘の八重子。自分は実の親から捨てられた、と思っていた八重子は、祇園祭で自分そっくりの苗子に出会う。自分と瓜二つ、けれども生活や身分は違っている2人のふれあいを幻想的に描いた作品。年頃の八重子が少女から大人の女へと変わっていく様子を京都の美しい春夏秋冬とともに描いた物語でもある。 作者の川端康成は、本作を朝日新聞に連載中、睡眠薬を多用していたようであり、それゆえか、なにかこの世のものとは思えない、美しさがあるように思われる。 苗子は、気品のあり美しい八重子を「幻」と例えたが、結婚を前に大人の女性へと変わらねばならない八重子を精神的に支えている苗子も、八重子にとってまた幻である。 この世に自分の片割れがいるとしたら。 わたしも自分の幻だと思うのだろうか。 八重子や苗子が互いを気にかけていたように、ただ幸せであってほしいと思う。

7か月前

A65a3b75 57ee 4fe6 8ebe 5cfff9275cf7C6743f05 5a1b 479c 8c59 a350d452bdc82feacd2a b058 49bd 9d12 9535ea249592Icon user placeholderF42c9bc6 3205 4a7f a4d0 18cd6f5ef935Icon user placeholder0d38d5bd af37 40f6 a34a 0b0a9a65720b 15
鼻下長紳士回顧録 上

上下巻完結なのが勿体無いくらい、もっとこのお話に沈んでいたい。

9か月前

74c33605 cad0 4be4 b2cb f7a38990d3aa3974e1a2 494f 4b72 8eb9 ea5ca51d8c21E1fc7909 c16b 4c14 a0ff a29d266e8cf289e302dc 61e2 4acf b97e bf2a8c22fa0e