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todatori

英米児童文学で育って今はお話書いてます

英米児童文学で育って今はお話書いてます。猫飼いに憧れる猫好き。好きな言葉は「ふかふか」

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コメントした本

喋る馬

生き抜く力の強さを通して感じた。ユダヤ教とユダヤ人の米国での立場が感覚としてわからないことをもどかしく感じたが、それでも面白く読んだ。表題作が好き。

9か月前

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ジョゼフ・コーネル — 箱の中のユートピア

むかし展覧会で観て、箱に夢中になった。本屋で見つけて、読みたい本リストに追加。

約1年前

メタモルフォシス

痛い描写が苦手なのでSMシーンは辛かったが、熱を感じる小説だった。自己の存在を見つめるあまりに、その目が自身の奥へ奥へとはまり込んでいく、そんな感覚を持った。

約1年前

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第三の嘘

前作の終盤で示唆された「真実」に疑いを抱いたまま読み進む。何と言っても、タイトルからして〈3つ目の嘘〉なのだから。 序盤で新たな「真実」が語られる。けれどまだ疑いを捨てきれない。前2作で語られた人物たちの存在がぐらついてくるにつれ、真実が近くにあるのかとはるか遠くなのか分からなくなる。 第一と第二を上書きする、第三の物語においても明らかになることのない「真実」とは何なのか。しかしそれを追求したいという思いも次第に萎える。真実など、当人たちにとってすら、語り残していく価値のないものだったのだ。形のはっきりしない悲しみに浸る。 三冊の物語の中に、ふたごは自分たちの人生を閉じ込めた。時が去っても遺るのは、物語だけ。

約2年前

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ペンギンの憂鬱

ペンギンとの暮らしの微笑ましさが薄ら寒い不安を包み込んで、物語との距離感が近くなったり遠くなったり、それが心地よい。ウクライナの情勢とその時代を知ればもっと厳しい寒さを感じるのだろうが。孤独を予感させる終わり方ながらも、読後の印象は温かい。

約2年前

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穴 HOLES

主人公の置かれてる状況はかなり深刻ではあるのだけど、テンポのよい文章で逆境を跳ね飛ばすように「穴」にまつわる冒険が始まる。ラストは快感。

2年前

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ドクター・スリープ 上

読み終えたとき、老成という単語が浮かんだ。シャイニングを読んだ人はこれも読んだ方がいい。映画ではなくて本に限る。(映画の続編ではなく小説の方の続編だとキング自身も言っているので) 主人公のダンと一緒に、まだオーバールックに侵されていない頃の一家の記憶に思いを馳せた。本の登場人物とともに時を重ねている自分に気付く。その驚きと喜びは時間を空けて二つの物語を読んだ読者への贈り物だ。

2年前

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悪童日記

寓話的に淡々と語られる、破壊的な混乱期の生活。戦争や内乱で何より切実な問題は、明日まで命が繋げるかという生活の問題だ。どんなに異常であれ、そこで生きるために生きる双子たちの目線は誰よりフラットだ。

2年前

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細雪 (上)

姉妹それぞれの個性が鮮やかに描き出されていて味わい深く、何度読んでも飽きない。無人島に持って行くならこの小説。

2年前

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マルコヴァルドさんの四季

カルヴィーノが大作家とは知らなかった子供の頃の愛読書。貧しい労働者の日常の暮らしに、ほんの一滴落とされるファンタジー。その配分が絶妙です。ひそかな目標。

約3年前

穴

日々の平穏な暮らしにあるはずのない影を見ててしまう主人公。未知の町で他人の家族と暮らすいわば当たり前のことも、自分を異質な存在と感じる人間には、暗がりを手探りで進むような毎日なのである。女性であるがゆえに知る、生きる面倒臭さが身につまされる。

約1年前

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こちらあみ子

寝る前なのに一気に読んでしまった。この作者の視線はすべてを照らして影に隠したものまでさらけ出す。身につまされるところもあり、きつい。

約1年前

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カールの降誕祭

タダジュン氏の絵に魅せられて購入した一冊。 平坦な日常からふとしたことで闇に堕ちる人々は、それが彼らにとって自然であるように自ら罪を求めていく。淡々とした語りは、恐怖や嫌悪よりもヒトの哀れを感じさせる。

1年前

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ふたりの証拠

「悪童日記」の印象が強く、その世界が崩れることを怖れながら読み始めたが、予想は完全に裏切られた。前作で残酷な寓話だった世界に、急速に焦点が合ってくる。そして終盤、急激にクローズアップされる“事実”に、物語は打ち砕かれる。顕微鏡で覗く物質が同じ物とは見えないように、存在も真実もレンズを通せばなんと脆いことか。

約2年前

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カラスの教科書

楽しく読みやすいカラスの専門書。著者ご自身の描かれたカラスのおとぼけイラストが微笑ましい。カラス、怖くないです。

約2年前

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ノック人とツルの森

ある時からゴミを拾い集めるようになった母親。静かに荒れていく家で姉弟は順応していこうとするが……。病んでいく家族が恐ろしくも哀れです。

2年前

救急精神病棟

ルポルタージュでこれだけ引き込まれる文章に出会ったのは初めて。精神科という、触れるのがタブー視されている分野は必要不可欠な医療であると訴えかける。

2年前

ギヴァー 記憶を注ぐ者

全四作のうち三冊が翻訳されています(2015年7月)。これはその第1作。SFのような揺らぎのある世界観を子どもの視点から描いています。見事です。

2年前

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ほたるの群れ1 第一話 集

漫画やアニメのような設定でありながら、文章力でぐいぐいリアリティを持って読者を引きずり込む。読み出すと眠れない。

約3年前

マリアンヌの夢

タイトルが女の子ぽくて損をしている。これはホラーであり冒険物語でもある。子供だからって逃れられない、いや子供だからこそ覗けてしまう内面への恐怖が容赦なく襲ってくる。

約3年前