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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます

欧米ミステリを中心に読んでいます。 自分のは書評とかレビューみたいな大それたもんではなくて「これ面白かったから読んでみて!」レベルの感想文ですが…よろしくお願いします。

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コメントした本

夜哭烏 羽州ぼろ鳶組

面白い時代ものが読みたい、面白い娯楽作品が読みたい、という人がいたら真っ先に薦めるだろうこちら。ほんとに面白い。旗本家をクビになった火消侍がとある小藩の火消を立て直すべくスカウトされチーム編成をする過程が中心の前作から、本作では幕閣の権力争いによる凶悪事件が前面に出された感じ。当時の火消にはまずそのテリトリーを受け持つ火消団体が鐘を打たないと他の火消は手を出してはいけないというルールがあったそうでそれを逆手にとった連中が主だった火消の家族を攫い鐘を打ったり出動したりしないように脅す、という話。火消たちの連帯感や謎解き、火災シーンやアクションシーンの見事さなど本作も素晴らしい完成度。実に面白かった。次作が楽しみでならない。

4日前

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ギケイキ2 奈落への飛翔

前作が面白かったので手にとってみた。簡単に言ってしまうと義経記の現代語バージョンなのだが面白いのは語り手が現代に生きる?義経、というところ。この作者が凄いのは普通は「この義経はこういう設定」と説明したくなると思うのだけど、語り手が生まれ変わりなのか霊なのか、はたまた何かなのか、というところは何もなく淡々と900年前のことを義経に現代語で語らせているところ。日本の古典には面白い作品がいろいろあるけども現代語版は訳が硬かったりまたはそのまんまだったりでとっつきにくい。更に古典でありがちなのは心理描写が少ないところで、ここではそういう行間も「やだなー」とか「ムカつく」とか平易に描かれていて凄く面白い。本作では頼朝との対面から平家滅亡がほぼ数ページで片ずけられて、土佐合戦から義経が吉野に逃げて静と別れるあたりまでが描かれていてまだまだ先がある感じ。次作がとても楽しみ。

11日前

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南北朝 日本史上初の全国的大乱の幕開け

その昔、祖父母の家が吉野にあって南北朝のことを習った時に「昔のこととはいえ一日あれば京都から吉野まで来られるだろうにこんなすぐのところに逃げただけの南朝になんであんなに手こずったのかな」と思ってからずっと興味があって。名著と言われている本作が復刊されていたので読んでみました。少々古く、また新書にありがちな軽さはあるものの南北朝対立に至る変遷を特定人物を中心に語っていくことで対立と紛争長期化の原因を分かりやすく解説してくれていてなかなか良かった。

18日前

火喰鳥 羽州ぼろ鳶組

時代ものブームらしいんだけどその中でも人気があるシリーズらしいので手にとってみました。主人公は火消し。だいたいこの手のやつだと町人の火消しが主人公で、ライバルの嫌な奴が武士だったりするのだけど本作の主人公は武士。一部の大名や旗本が火消しの役割を負わされていたのだけど主人公はある事件が元で旗本のところをクビになって浪人中。自家の火消しが崩壊した大名家にスカウトされて資金のない中、立て直しに奔走する、という話。メンバー集めの過程からしていちいち読ませるし火事のシーンは迫力あるし、脇役もみな個性的で楽しいし、これは人気あるのも納得。このシリーズも追ってみようと思います。

18日前

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雪盲: SNOW BLIND

作者はアイスランドの弁護士兼作家で世評が高いシリーズということだったので手にとってみた。舞台はアイスランドでも首都ではなく北極圏に近い田舎町。そこに赴任した新人警官が主人公。時代的にはリーマンショックの直後くらい。金融立国アイスランドが不況のどん底にあった時期で主人公も稀有な就職先に飛びついたのだが周囲の理解もえられずアイスランドの主要都市の一つとはいえ人口千人強という住人が住居に鍵もかけない田舎町。何もない長閑な仕事と思っていたら街の劇団で不審な事故死があり、さらに街の住人が疑わしい状況で重体で発見されて、という話。今はいい時代でグーグルで町の名前を入れると景観が見られたりするがなるほどこういうところでこういう事件が、と思わせられた。田舎町の田舎臭い捜査の手法が現代ミステリを読んでる目からはかえって新鮮だったりなかなか面白い作品でした。機会があれば別の作品も読んでみたいと思います。

25日前

このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年

おもむろに出てきた感のあるサリンジャーの短編集。これも9編で構成されていて内6編が「ライ麦畑で~」のサイド・ストーリーと後日談、1編がデビュー作、1編がデビュー二作目、最後の「ハプワース~」が作者が世に出した最後の作品、という構成。ホールデンとヴィンセントのコールフィールド兄弟を取り上げた6編の中には兄弟の後日談が含まれており、タイトル作の「このサンドイッチ~」にはヘミングウェイのような舞台設定とトーンを感じた。デビュー作と二作目については良くできている、というか上手すぎるかな、という感想。そして問題の最終作だが、これは「フラニーとズーイ」が代表作のグラース兄弟もので「ナイン・ストーリーズ」の「バナナフィッシュに~」の主人公である長兄が子供の頃に書いた手紙、という仕立てになっている。正直なところ長過ぎるし意味不明だし7歳の子供が書いた手紙にしては、という感じだし...でこれだけは正直なところかなり読みにくかった。こういう作品しか書けなくなったのであれば筆を折ったのもわからないでもないかな、というのが正直なところ。全体的には一通りサリンジャーのメジャー作を読んでいる人であればじゅうぶん楽しめる内容だと思います。

約1か月前

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オーディンの末裔

一作目が面白かったドイツのミステリ。評価が高かったみたいでいつの間にか邦訳も三作目まで出ていたのでとりあえず二作目を。ナチスの台頭で職場を追われたユダヤ人の敏腕警官が主人公。ゲルマン人と結婚していたので辛うじて強制収容所送りを免れていた主人公。前作でゲシュタポから連続殺人の捜査に協力を強制され、問題を解決しなければ殺される、解決しても秘密を知ったとして殺される、という状況から辛うじて逃れ、名前を変えて潜伏している。本作では潜伏に力を貸してくれている女医が強制収容所の医者をやっている別居中の夫を殺した容疑でゲシュタポに逮捕されてしまったため容疑を晴らすために奔走する、という話。ミステリとしても良くできているのだが敗戦間近のベルリンの雰囲気が実に良く書けていて素晴らしかった。三作目はついにソ連に占領されたベルリンが舞台のようで、これも早く読みたい。

約1か月前

マスター・スナイパー

最初に文句を言いたい。スワガー・シリーズでおなじみの作者のデビュー作品の邦訳が遂に登場!とあったので楽しみに手にとったのだが…これ昔、新潮文庫で「魔弾」というタイトルで出てたやつだよね。なんか読んだことあるな、と思いながら最後まで読んでしまったけど…「本邦初公開」みたいなプロモーションはすこしおかしいと思う。 作品そのものはかなり面白くて、敗色濃厚なナチスが大掛かりな狙撃計画を立てていることを掴んだ英米の情報機関が作戦の阻止に動く、というもの。計画そのものを追う流れと、一人で300人以上を狙撃しソビエトの攻撃を食い止めたナチの英雄的なスナイパーの動きの二軸で飽きさせずに読ませる。デビュー作だけあってナチの非道さを糾弾する辺りには少し青臭さも感じるが全体的にかなり面白い作品であることは確か。二度目でもかなり面白く読めたし(笑)

約1か月前

冬の炎

前作が面白かったので手にとってみた。泥棒の祖父に育てられ早くから仕込まれていたのだがいろいろあって陸軍に入っていた主人公。エリートのレンジャー部隊員としてイラクやアフガニスタンに派遣されていたという設定。前作で祖父に呼び戻された主人公、その祖父も亡くし、本作では軍を辞めて新たな生活を始めようとしている。そんな中で祖父の犯罪仲間から金持ちの息子と付き合って家に帰ってこない姪を探し出して欲しいとの依頼を受ける。新たな生活の元手を稼ぎたい気持ちもあって軽く引き受けたのだが、二人を追って行った山荘で悲惨な状態になった死体を発見してしまい…という話。けっこう入り組んだ設定になっているのだが混乱することなく最後まで楽しめたのは作家の力量だと思う。脇役含めた登場人物の設定や描写も良くて早くも自作が楽しみなシリーズになった。

約1か月前

限界捜査

作者の人事・総務を担当する警察官(警務というらしい)を主人公にしたシリーズが気に入っているので別シリーズのこれを手にとってみた。こっちは普通の刑事が主人公だが、ある事件で世間から叩かれ家庭も崩壊し、暫く左遷されていた、という設定。一作目のこれは行方不明になった少女の話。ネタばれになってしまうけどテーマがペドフェリアでそれはやはり読んでいて良い気がしなかった。ミステリとしてはそれなりにまとまってはいるので…いやミス好きの人にはいいかも知れない。次作が出ているようなのでそれはあらすじ見て大丈夫そうなら読んでみようかな。

4日前

コールド・コールド・グラウンド

出版社が推してたのと舞台設定が面白そうだったので手にとってみた。舞台は80年代の内紛に明け暮れる北アイルランド。主人公はカトリックの警官。北アイルランドのカトリックはテロ組織IRAに代表されるように少数派で警官になっている主人公は体制側についた裏切り者として懸賞金をかけられてるような存在。しかも当時の北アイルランドの警察には珍しい大卒。刑事としてちょっと安全な地域の警察署に配属されたばかり、という設定。片手が切り落とされた死体が発見され、当初はテロ組織が裏切り者を処刑しただけの事件として処理されそうになったのだが死体から楽譜が発見され、更に切り落とされていた片手が別人のものと判明し…という話。暴徒に襲われるので家宅捜索にも完全武装で行かなければならない地域がある殺伐とした社会、なにかというと仕事中でも大酒飲む警察官たち…などなど、雰囲気も脇役に至る人物描写も素晴らしい。ミステリとしてはかなり粗削りで強引なところもあったけどじゅうぶん楽しめた。シリーズ化されているようなので早く次作が読みたい。面白かった。

11日前

白刃 鬼役

ずっと読んでる時代ものシリーズの24作目。将軍の毒味役で裏の役目は悪を斬る凄腕の刺客である主人公。影の御用を指示してきた大物が前作で非業の最期を遂げてどうなるか、というところで本作。新たな大物が出てきたり影の御用に取って代わろうとする奴が出てきたりといろいろ大変。最後はいつもどおりバッサバッサと悪を成敗しまくってすっきり(笑)

18日前

戦時の音楽

気鋭の新人ということだしクレスト・ブックスならハズレもあまりないだろうと思って手にとってみた。もっとも新人といっても未訳なだけで長編を二作出しているし四年連続してベスト・アメリカン・ショート・ストーリーズに作品が選ばれているという実力者。本作は17編からなる短編集でタイトルどおり音楽や芸術にちなんだ話が多く収録されている。作風はオーソドックスなものから前衛な感じのものまで多岐にわたり〜こんなのもあんなのもできるんだよ凄いでしょ、みたいな感じがしなくもなかったけど〜じわじわと心に残る作品が多く、途中からこれは大変な名作では…と思い読み終えるのが惜しかったほど。長編にも興味はあるけどもこの人の短編をもっと読みたい、と思いました。これはかなりおすすめです。

18日前

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ポクスル・ウェスト最後の飛行

どこかで書評を見かけて興味を持ったので手にとってみた。主人公はユダヤ人の少年と家族の知り合いであるおじさんの二人。ナチの迫害から逃れて紆余曲折を経てイギリス空軍で爆撃機のパイロットとして活躍していたというおじさん。少年はおじさんのことが誇らしく彼の武勇伝を聞くのが楽しみだった。作家を志すおじさんがノンフィクションに見切りをつけて自伝を書き、それが話題となったことからますます少年の自慢になったのだが、なぜかおじさんは姿を消してしまい...更に醜い話が聞こえてきて、という話。少年の語りとおじさんの著作の二本立てで進んでいく物語。おじさんの話がなぜそこまでうけたのかというと、迫害されていただけという印象のあるユダヤ人が実際に爆撃機に乗り組んで一矢を報いたという話だったからで、なるほどそういう目線もあるんだなと思った。おじさんの自伝から読み取れる東欧のユダヤ人が辿ったあまりにも過酷な運命と、それを踏まえた現代の物語の絶妙なからみあいがなんとも素晴らしい。戦争の酷さをこういう形で上手く描く方法もあるのだな、と思った。素晴らしかったです。

25日前

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燃える部屋(上)

出たら必ず買う、から、出たら必ず読む、になってしまったけどもそれでも楽しみな作家の主要なシリーズである刑事ボッシュもの。邦訳では17作目。正直なところこのシリーズについては、長く続くシリーズの常で緊張感が無くなったというか...アメリカの国民性なのか彼の国で長く続くメジャーなシリーズものはパーカーのスペンサーやブロックのスカダーのように円満な家庭とか幸せな家庭に落ち着いていき、ひりつくような感じというかテンションが落ちていくような気がする。残念ながらボッシュのシリーズも同様で、悲惨な生い立ちとベトナムの経験からかなり影のある男だったボッシュもなんとなく普通の初老の男になってしまった感があるのだが...。とういうところで本作。 定年延長制度を利用してロサンゼルス市警で未解決事件を担当している主人公、本作では注目の新人であるラテン系の女性刑事とコンビを組んで、かって狙撃され半身不随となった男が亡くなって生きている間に取り出せなかった銃弾が取り出せたことからそれを元に捜査を開始する。一方で女性刑事のトラウマとなっている放火事件も手がけることにし、2つの事件を追っていくのだが、という話。近年のボッシュものでは出色の出来との触れ込みだったのだが...確かに構成や展開は見事なのだけどなんとなくスムース過ぎるというか。全盛期の作品とは比べようもないが、それでも出たら必ず読むことに変わりはないだろう...特に今回の終わり方が次作を気にせずにはいられない形だったし。あのボッシュもの、と思わなければかなり面白かったことも事実。今回新たに登場した女性刑事を主人公とした新たなシリーズも始まったということでこちらも楽しみ。

25日前

真夜中のギャングたち

柴田元幸さんの翻訳、というだけで手にとってみた。作者は南アフリカ出身の少し尖った感じの作家。別の作品を読んだことがあるがショートショートというか短いものだと1ページ、長くても5ページ程度の作品が特徴的な作家。本作品はタイトルそのままでノワールというか暗黒街の面々を主なテーマにしたショートショートが47編。リアルな物語というよりもどちらかというと幻想的な作風かと。個人的にはファンタジーが苦手なのでいまいち乗れなかったけども…面白い作品だったとは思う。

約1か月前

酒の起源―最古のワイン、ビール、アルコール飲料を探す旅

タイトルどおり考古学者が酒の起源を研究したもの。思ったより学術寄りというかお堅い文章で少し手間取った。中国、近東、シルクロード、地中海、アフリカなどなど世界各地での酒の起源をまじめに研究したもの。水には黴菌や寄生虫が含まれる場合があるがアルコール飲料だと却ってそれらの危険が低減されたはず、というのは個人的には目ウロコな意見だった。自然発生的にできたアルコール飲料をいかに飲みやすく安定的に生産できるように我らの先人がどのような苦労をしてきたか、という興味深い話がいろいろあって面白かった。作者とは酒の好みが違うな、とは思ったけれども…それをさておき楽しい内容ではありました。

約1か月前

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ニック・メイソンの脱出への道

前作が面白かったので手にとってみた。やむなく手助けした窃盗現場で警官殺しの罪に問われることになってしまい25年の刑に服していた主人公。妻子に会いたいが故に刑務所で知り合った裏社会の大物の申し出を受けてしまう。その申し出とは即時釈放と引き換えに大物からの指令をいついかなる時にでも受けなければならない、というもの。前作では葛藤しつつも裏社会の殺し屋になってしまう様が描かれていた。本作で主人公は大物の裁判で証言することになっている保護プログラムで守られた証人達を始末せよ、との指令を受ける。図らずも殺人者として成長してしまった主人公のアクションシーンと葛藤とが適度に相まって優れた作品になっている。本作では証人になってしまった前任者〜アイルランドから来た殺人マシーン〜との対決もあり目が離せない展開が見事。ラストの転換も素晴らしく、続きが楽しみなシリーズである。

約1か月前

その雪と血を

ノルウェーの人気ミステリ作家だけど今まで読んだことがなかったので試しにノンシリーズのやつを手にとってみた。麻薬組織で殺し屋をやってる主人公、今回ボスから与えられたターゲットがボスの妻。しかし下見に行った主人公は彼女に一目惚れしてしまい…という話。主人公が以前救った聾唖の娘がいい印象深い役回りでストーリーに複雑さを与えていて単なるアクションではない感じがとても良い。これは他の作品も読んでみなければ、と思わさせられる上手さ。面白かった。

約2か月前

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