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ヨリ

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コメントした本

世界から猫が消えたなら

前から読もう読もう、そう思って今日やっと読み終えた。もっと早くに知っておきたかったな、と。もしかしたら明日自分が死ぬかもしれないから。主人公はごく普通な 『僕』なのにこの物語は、人の見えない内側の感情を揺さぶる。それは、『僕』だからできたことなのかもしれない。当たり前に生きてきた、普通だと思っていた人生も、ひとつひとつを思い出してみれば、どれひとつとして同じ思い出はない。その時の、空気、景色、音、色、感情。人が持つ五感すべてで感じたことに、全く同じ記憶はないんだよ。その時は、辛い思い出であったとしても、何年も経てば幸せな、温かな思い出にだってなり得る。でも、それに気付く前に人生が終わるかもしれない。人生はそんな儚いもの。だからこそ、時にはかっこ悪くても死にものぐるいで生きなくてはならないし、その時々を楽しまないといけない。あくまでもそれを優しく諭すように語るこの物語。また必ず読みたくなるんだろうな。

約2年前

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