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猫中アヤ乃

渋め音楽が好きな人

渋め音楽が好きな人。まだまだ知らない本の世界をもっと知りたいです。

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コメントした本

死にたくなったら電話して

厭世主義の初美と出会い、交際を始めた徳山は共に過ごしていく内に自分で考える事を辞めてしまう。ついには信念を諦め、外界との縁も断ち切ってしまう…徳山は初美にのみ希望を抱くようになる… 初美の(残虐な事件や歴史に関する)偏った知識、価値観、性の嗜好に、始め"何だこの子は"と興味深かったのですが、エスカレートしていく初美の悲観と正論の畳み掛けで疲れました(笑)人間考える事を辞めてしまったら、もうおしまいだと改めて思いました。 関西弁の会話や表現が多く、私的にはテンポ心地良く読みやすい文章でした。

2か月前

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君たちはどう生きるか

名言や格言など、ああ、それねって、よく聞くあれねって耳が慣れてしまって脳まで届かないもの…しかしこの本に出てくる"叔父さん"の明瞭な頭の中で整理整頓された言葉(説明)が純粋で賢いコペル君と我々読者に、サクッと入ってくる。 コペル君と言う存在のおかげで私には、より素直に響きました。

6か月前

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何もかも憂鬱な夜に

人間の混沌とした、奥深くにある暗の部分。向き合い、恐れ、絶望し、諦める。しかし、どんな人間にも芸術に触れる権利はあり、芸術は全ての人間に対してひらかれている。 ー人間と、その人間の命は別のものだー 命ある限り、人生において知るべき事はたくさんあるのだと思います。私は本に、音楽に、出会えて良かったと思います。

約1年前

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若きウェルテルの悩み

いくつかウェルテルの名言に深く感心させられました。(いや、勉強になりました、です) そんな素晴らしいウェルテル…たった1人の女性に向けたはずの愛が、日に日に自己の破滅へと近付いていく。 いや〜、読み進めるのに時間がかかりました。

約1年前

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哀しい予感

滅多に味わう事のないような深い悲しみや喪失から立ち上がって行く女性の描き方は、吉本ばななさん特有。 そしてそれに寄り添い、共に歩むように同じ空気感を持つ男女を超えた存在。 この物語もまた、回復の物語。

約1年前

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夢をかなえるゾウ

登場人物のキャラクターやストーリーもあり、自己啓発本って言うほど堅苦しくなくラフに読める。神様ガネーシャから出される数々の課題。決意、実行、感謝。鋭い指摘もあって素直に読めます。 真面目な人ほど最後の最後、ガネーシャの言葉で肩の荷が降りる思いがするのでは、と思いました。

2年前

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笑うな

摩訶不思議な世界観。34篇と言う事もあり、次から次に目の前でサーカスの芸が繰り広げられているような感覚で読みました。初めての筒井康隆さん。面白かった。

1年前

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デッドエンドの思い出

"これが書けたので、小説家になってよかった"とばななさんが仰ったのも、納得です。 つらくても切なくても、じっくりと時間と共に消化していく、その中に光る幸福。

1年前

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号泣する準備はできていた

短篇集。12篇とも同じ温度でした。諦観に似たようなもの。喪失、だけど確かにそこに実在していたもの。悲しみを通過する時。 この本を読み始めてから、一年近く経っていました、随分ゆっくり読んだな。

1年前

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点と線

汚職容疑にかけられた会社。その鍵を握っていた係長補佐の情死。先入観に隠された罠。時間のトリック。完璧なアリバイを済し崩し、点が線になっていく様がスッキリした。 友達に勧められ、初めての松本清張でした。

約2年前

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さきちゃんたちの夜

4人のさきちゃんの話。短編集。前へ進めと強く背中を押されるわけでもなく、辛さや苦しさに身を置くわけでもなく、ただ生きている事に喜びを見出せるような気持ちになります。 何となくとか、直感とか、内と外の繋がりを感じられるお話ばかりでした。『鬼っ子』は個人的に特にそう感じました。

5か月前

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イルカ

綺麗事でも形だけのものでもない、心で五感で感じるもの。生命力。 母親になる、その時が来ればスッと受け入れられるものだろうか。私はまだまだ、ぼんやりとしています。 腑に落ちる言葉がたくさんありました。

11か月前

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みかづき

塾を創設した夫婦に始まり、教員になったその娘、学習支援団体を立ち上げたその息子…教育に向き合い続ける親子三世代と取り巻く家族の人生を描く。 人は何の為に知識を得るのか、教育とは何なのか。 良書に出会ったな、と心から思いました。

約1年前

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夫婦茶碗

とんでもなくだらしない男性のお話(2編)。思考回路が理にかなっているようで、破茶滅茶で、本当に馬鹿。文体のテンポと言い、圧倒されるものもありつつ主人公に呆れながらムキになって読んでしまう。 元気な時に読まないと、もってかれちゃう本です(笑)

約1年前

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かもめ食堂

映画は何度も観ていましたがようやく原作を読みました。 サチエには、強く凛としたものを感じさせられます。映画も小説も漂う空気は同じだけれど、小説を読むと増して登場人物の人となりを感じながら物語に入れます。 本も映画もすごく良い。おにぎりもシナモンロールも食べたくなります。挿絵のマサコは、もはやもたいさん(笑)

1年前

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家族八景

読心能力を持つ七瀬はお手伝いさんとして働いている。仕える先々の家庭の残酷な裏側を垣間見る。 人間の汚い部分が人間不信になるレベルで描かれていました。全てを知る事、分かり合う事が必ずしも良い訳ではないことが分かりますね。

1年前

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乳と卵

今まで触れたことのない文体だったので新鮮でした。 終始ずっと"乳と卵"。女性独特な事柄で生々しい。娘緑子と母巻子、巻子の妹である私。女性である事に対する嫌悪、執着…言葉足らずな3人。緑子と巻子が爆発する(卵と共に)シーンが印象的。

1年前

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天国旅行

心中に纏わる短篇集。死を選ぶに起因する物語、動機は違うが。復讐、愛情、経済問題、事故…物語の内容自体はどの話も濃く、どうしようもない気持ちになったりした。死を選んだ登場人物は、死の先を美化しているように思った。 それと共に私は強く"生"を意識しました。生きなければ何も得られないのだ、と思わせられる小説でした。

約2年前

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火花

ドがつく真っ直ぐな神谷。劣等感、嫉妬、屈辱。情熱、憧憬。人の中にあるもの、美しいとも醜いともされるものを感じられる徳永。 2人のぶつかり合いに胸が熱くなりました。ラストを読み終えると切なさが残りました。

1年前

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秀吉と武吉―目を上げれば海

歴史に名高い村上海賊の物語。瀬戸内を制する三島の総大将、村上武吉は時代変化の中で誰に屈することもなく自分の信念を貫き通す。裏切りや息子の死、海賊として自由に生きられない悲惨な最期を迎えたが、武吉は生涯自分の生き方をまっとうした。 客観的には"負け"かもしれません、でも人間の価値はそこではないんだと、考えさせられました。

2年前