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さすらいのアリクイ

兵庫の山の中で暮らしています

兵庫の山の中で暮らしています。本の集まる場所に行くのが趣味です。読む本は面白そうだなと思ったノンフィクション、冒険探検旅の本、小説や絵本なども。椎名誠さん、川原泉さんの作品が好きです。

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コメントした本 ページ 2

終わりなき侵略者との闘い~増え続ける外来生物~

日本国外から国内に上陸した昆虫や動物などの外来生物の本。各外来種が日本に定着した経緯、外来の昆虫、動物がもたらすリスク。外来種を駆除するという選択肢を取った場合、外来種が減少したあとそこから絶滅するまでのコストは駆除開始のころより高くなること。そして多くの生命が失われてしまうことも。商売目的でやペットとしてなど外来種が日本国内に入る理由は色々。政府や社会が外来生物の影響を適切に評価し、対応方針を形成すること。そして多くの人が多種多様性や外来生物の問題に関心を寄せ、科学的データや事実を知って欲しい、とまとめに。

3か月前

スコット親子、日本を駆ける: 父と息子の自転車縦断4000キロ

ニューヨーク在住の親子が自転車に乗り、日本を北から南まで約4000キロ走破した記録が書いてある本。日本で自転車に乗り旅する最中の色々な出来事が書いてあります。著者のお子さんが駄々をこねたり著者の方が旅行中に足の親指を骨折したり色々なトラブルが起きるのですが、僕が手に汗握ったのは旅の途中だけではなく、著者の方がこのプランを実現させるまで、奥さんや会社の上司へのプランの説明の部分。上司に相談したのがリーマンショック発生直後ということもあり状況によっては仕事を失うという返事が。著者が自転車での長旅がどうすれば成功するかを考え、まわりの人たちと相談しながらゴール(旅のはじまり)を目指す部分にも読みごたえと読後の達成感がある旅行記の本です。

4か月前

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まどいのよそじ

40才、40前後の登場人物たち、野球選手やサラリーマン、主婦などが自分のいる場所、状況で色々もがいている光景が描かれたマンガ。コメディ系の笑えるマンガなのですが、人生で一回も実家を出て暮らしたことがないとか、野球選手が数年試合でホームランを打ってないのでそろそろ打ちたいだとか、各話の主人公が抱えている悩みや焦りがかなりリアリティがあり、読んでいてあーそれ、わかるわかると。頑張ってもたいていの話は主人公の状況がそんなには変わりませんが(このへんもリアリティがある)、やらなかった選択よりやる選択を取ってみて、どうだったのか? そこが僕はこのマンガの見どころではないかと。

5か月前

幸運な男――伊藤智仁 悲運のエースの幸福な人生

1990年代、2000年代前半にプロ野球のヤクルトで活躍した伊藤智仁さんの選手としての輝き、故障、そしてリハビリの日々を伊藤さん自身や当時伊藤さんのまわりにいたチームメイトやチームのリハビリ担当、奥さんなどの言葉から探るというノンフィクション。魔球スライダーを投げられるようになるまで。1993年ルーキーの年の活躍、その後の出口の見えないリハビリの日々。伊藤さんの哲学、思考、人間性が分かりやすく書いてあります。内容は壮絶なんて言葉では足りないのですが、この本の題に何故「幸運」とついているのか? なんで幸運なのか。そのことを考えて読むと少しずつなるほどな、と思う内容。内容にうなる箇所が多い本です。

5か月前

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スリップの技法

著者の久禮さんが本屋さんで働いていた頃から行っている手法、本に挟まっているスリップを活用し、そこから本の発注数やお客さんの店内の動線、この本を買ったお客さんはこの本を買うかもといった予想などスリップから色々なアイデアを生み出していく方法が載っている本。書店員ではない僕が読んでも楽しめるのかと思いましたが、書店員さんの手の内、頭の中で考えていることに触れることができ、スリップの活用方法で紹介されている本が結果的に読書案内として読むことができるなと。本屋さんで買う側の人も読むと色々発見があるのではと。

6か月前

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ねこのホレイショ

住んでいるウチで色々あってもううんざりだ…と感じた雄の猫、ホレイショが家出をしたら大変な目に遭ってしまうという本。ホレイショが次から次へと大変な目に遭うさまが少しユーモアな感じを含みつつも読んでいてドキドキハラハラします。犬に追いかけられる、子猫2匹に絡まれる、雨が降ってくる、お腹が空いたと鳴く子猫たちに鼠を捕って食べろと言ったらミルクが欲しいとゴネられる…。スリリングな場面の数々。これ最後はどうなるのかと思いましたが、結局は元の鞘におさまったねと。ラストの安心感とホレイショの顔が味わい深い。

6か月前

たのしい写真―よい子のための写真教室

写真家のホンマタカシさんが写真の撮り方や写真の歴史、写真を撮る写真家たちなどについてや、実際に写真家が撮った写真を題材として使い技法や狙いなどを解説する写真についての本。内容が膨大な上に写真の技法について語っていたかと思ったら次の章は写真を実際に撮ってみることを語り出し…などと自由な感じに話が展開するので読んでいて振り回されている感が強いですが、「ポストカードのような写真を撮るのではなく、ポストカードのようになった風景を写真にする」など、時折これは! という解説、言葉に出くわすのが楽しい。情報豊富で緩めな写真の学術書、という感じの本。

6か月前

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豆腐百珍 百番勝負

江戸時代の料理本「豆腐百珍」に載っているレシピを100品作って食べてみるという料理エッセイコミック。焼く系、炒める系、揚げる系など出てくる料理のバリエーションは豊富。しかしレシピの詳細や完成図がわからないものや、材料の分量がとんでもない量の豆腐料理などもあり、著者は謎の料理に遭遇するたびに調べたり、ちょんまげ姿で出てくるこの本の編集者と協力したりしながら100品作っていきます。そして作った料理を食べたあとの著者や編集者の反応がいい。どんな味かをわかりやすく解説。それが100品、マンガ100本分。江戸時代の考察もあり。面白料理マンガです。

7か月前

日本てくてくゲストハウスめぐり

日本各地のゲストハウスを紹介しているコミックエッセイ。北海道、三重、鹿児島など、日本のあちこちにあるゲストハウスの情報やゲストハウスを運営されている方、泊まりにくる方のことなどが一杯載っています。紹介されているゲストハウスは古民家や海の近くにあるもの、廃校になった小学校の建物を利用したものなど色々。そしてゲストハウスに関わっている人が皆前向きな姿勢で魅力的であるということも。運営されている方、お客さん、そして著者の松鳥さんはゲストハウスに何を求めているのか。僕はそこが気になって読み進めたのですが、画が可愛いですし、内容もゆるゆるな感じで、気楽に読むことができます。観ていて楽しく、かつ勉強になるマンガです。

7か月前

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水木しげる 鬼太郎の天国と地獄

天国、地獄の説明、図説と水木しげるさんのマンガが載っている本。この水木さんのマンガがすごい。鬼太郎が学校の教室の中で死んでいた少女を助けて欲しいと頼まれ、少女の魂が乗っている列車に乗り込むというはじまり。しかし列車の中で鬼太郎が見つけた少女は現世に未練がなくひょうひょうとした態度。乗った列車は行きの列車は亡くなった人、帰りの列車は生まれかわる人が乗るらしく、はたして帰りの列車に少女は乗ったのか…。小学生向けの本ですが、小学生にこの本読ませていいのかという気分に。内容がえげつない。ですが深くて面白い。読みごたえが相当あります。

7か月前

BEAST COMPLEX

人間のような動物二人がいがみ合ったり仲良くなったり恋をしたりする短編6話が載っているマンガ。このマンガを描いた板垣さんのインタビューを雑誌(週刊少年チャンピオン)で読んで興味を持ったので読んでみましたが、各話に今までの人生で経験したことがない緊張感があり、かつ面白かったです。緊張感を感じた理由は各話に登場する二人がそれぞれ肉食獣と草食獣だということ。その設定を話に絡ませる、潜り込ませるのが無茶苦茶上手いなと。しかしあとがきのマンガによるとこの設定、話の作り方は売れるためにやったとかではなく、昔からそういうものが好きでやっていたとの情報が。他人ですが、好きなことが華開いて良かったなと。とにかく各話が面白いマンガです。

3か月前

姫路本

兵庫県の姫路市と、姫路市の周囲の市や町の観光スポット、名産品や飲食店情報が載っている本。おしゃれな場所からディープな場所まで色々載っています。本の中のディープな場所を選び出してみると姫路の工場の夜景、姫路市内の喫茶店、手柄山の温室植物園、峰相山という姫路の奥の方にある山の山麓に建っている太陽公園の白鳥城、百貨店ヤマトヤシキの壁面には姫路市の花サギソウをデザイン化した装飾がある、など。僕も知らない姫路と播磨地域の情報が載っています。あとは飲食店情報が充実。パラパラめくるだけで姫路の街の雰囲気に浸れることができる本です。

5か月前

知里幸恵とアイヌ

最近出た偉人伝系のマンガ。このマンガに登場する知里幸恵さんはアイヌの人で「アイヌ神謡集」というアイヌ語の物語集を書き上げたあと19歳という若さで早世した、と本の帯に。読むと知里さんの仕事や生涯、アイヌの人たちの生活や風習などを知ることができます。この本を出した小学館の学習マンガ人物館というレーベルはスウェーデンの歌手レーナマリア、ホンダの創業者本田宗一郎など大人が読んでも勉強になる面白いマンガの偉人伝を時々出しているのですが、そういう仕事をしているところからこういう本が出たことに意義があるのではと。読んでアイヌのことを勉強します。

5か月前

お父さんクエスト

著者、マンガ家の小山さん夫妻の子育ての日々のできごとや、夫妻間でのやりとりが描いてある本。子育てとはこうあるべきという感じでは全然なく、著者の小山さんが子どものげっぷを出しているときにほめられたい、いつもありがとうと言われたいと思うけども、奥さんから「女もそれはいっしょ」と指摘されたり、散歩中に女性として出会った妻が母になるのは少しさみしくもあるなどと思ったりしたりだとか、父親になった著者が生活の変化や娘さんの世話、将来について、あと自分の中にある欲望(小山さん自身の性欲についてもかなりぶっちゃけた感じで描かれている)など、色々なことを考えたり折り合いをつけていくマンガなのかなと。興味深い話題が色々載っていて面白かったです。

6か月前

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この世でいちばんすばらしい馬

絵がかっこいいな、と思って手に取った絵本です。絵本で描かれているのは昔の中国。画家のもとにある日ひとりの武将がやってきて、いくさのために気性が激しく勇敢で力の強い馬を一頭描いてくれないかという依頼が。画家はその依頼を引き受け挑戦しますが出来に満足できず、馬の絵を燃やそうとしたところ炎にくべた絵の中から馬が飛び出してきます。武将はその馬に乗っていくさに行き敵を倒していきますが、肝心の馬は泣き出してしまう…。感想なかなか出づらい、言いにくいのですが、作者の魂が絵に乗り移った感じが伝わってくるような。絵の迫力がすごいです。

6か月前

わたしの酒亭・新宿「秋田」

戦前から昭和50年代まで東京・新宿にあった「秋田」というお店、文壇人や編集者、映画界関係者などがよく行っていたという酒亭のおかみさんが書かれた本。お店でのお客さんとの出来事が書かれているのかなと思って読みはじめたのですが、そのことだけではなく。お店を開くまでなど載っているお話を読むと相当苦労されてきたのだなと。戦前に結婚して暮らしていた秋田から子ども二人と上京し、保険の外交員などを経験後お店を開くまで。経済的に苦しい時長男に進学を諦めてもらった話。戦後再び新宿にお店を開くまでなど…。おかみさんの人生が詰まっている本です

6か月前

続 豆腐百珍百番勝負

江戸時代の豆腐料理レシピを作るマンガ「豆腐百珍百番勝負」の続編。「豆腐百珍」の続編「豆腐百珍 続編」の中に出てくる豆腐料理に100点に再び著者やちょんまげ姿の編集者が挑戦します。料理に必要な豆腐を入れる杉の箱を自作する、出来上がった料理を食べて「珍味」と叫んで倒れる…など、今回も著者は身体を張って豆腐料理を作り食べてます。僕がおっと思ったのは「極楽とうふ」。水に浸けたもち米をすり、田楽に塗り焼くという料理。著者が作って食べてみたあと、おもち部分を「極楽にたなびく雲」だと。江戸時代の豆腐料理が少しずつわかってくるマンガ。

7か月前

森で過ごして学んだ101のこと

屋外での野営方法、動植物の観察、ナイフやブリキのバケツを使って著者が作った焚き火台などの野営用の道具についてなど自然、アウトドアの話、情報がぎっしり詰まっている本。この本の著者本山さんのことはこの本を読んではじめて知りましたが、アウトドアの達人、いや、自然の中に潜りこむのが無茶苦茶上手い方だなと。アケビやヤマブドウのツルを使って作る天然ロープ、ガスストーブで作る焚き火料理など次から次と出てくる野営の話題や世界。そそられたり、時々ヒリヒリする文章。読んでいてこういうの、いいよなと。気持ちが野営、自然に向かっていきそうな、読み心地のよい本です。

7か月前

おしゃべりな貝―拾って学ぶ海辺の環境史

学校で生物学を教えている方が書かれた貝の本。本の内容は少しややこしいのですが、編集者との会話がきっかけでかつて貝を集めていた自分に気づいたこと、貝を拾うことの意味や過去に自分が集めていた貝についての考察、貝の頑丈な性質のおかげで分かることや、ハマグリの生息地域を探して三重県の桑名や九州の有明海などに行き調査する…など、貝の観察、考察、探究が本の中に詰まっています。ラストで著者が教え子たちと貝拾いをした最近に「将来子どもに拾った貝を見せて欲しい」と伝えたのは、なぜか。貝の研究本であり貝をめぐる紀行文でもある本です。

7か月前

今日はなぞなぞの日

イラストレーターのフジモトさんがほぼ日刊イトイ新聞のサイト内で発表したなぞなぞが載っている本。フジモトさんのイラストとなぞなぞが楽しめます。「土木作業員の財布の紐がゆるみがちな場所とは」「嫌な目にあわされても怒りを抑え、心静かに中華料理屋で注目するものは?」など、載っているなぞなぞは結構難易度が高い感じ。しかしフジモトさんはまえがきで「答えが頭に浮かぶまで、1日でも2日でもじっくりと考える時間を楽しんでください」と長考をすすめられているので、本の中のなぞなぞひとつひとつを読んで考えてという感じで読み進めるのが良いかもと思う本。

8か月前