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さすらいのアリクイ

兵庫の山の中で暮らしています

兵庫の山の中で暮らしています。本の集まる場所に行くのが趣味です。読む本は面白そうだなと思ったノンフィクション、冒険探検旅の本、小説や絵本なども。椎名誠さん、川原泉さんの作品が好きです。

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コメントした本 ページ 2

全国 旅をしてでも行きたい街の本屋さん

全国各地の本屋さん、古本屋さんの紹介、情報が載っている本。僕みたいな旅先で本屋さんや古本屋さんに寄ってしまう人にはかなりおすすめの本です。内容がてんこ盛りなので何からしゃべって良いか悩みますが、まず東京以外の関東地方の本屋さん、古本屋さんの情報を知ることができるのがかなりありがたいです。関西では東京以外の関東地方の本屋さん古本屋さん情報はなかなか入ってこないので。そしてお店の名前や建物の由来など細かい情報が載っているのも良いです。千葉県の本屋、ときわ書房さんの名前の由来や群馬県前橋市の本屋、フリッツアートセンターさんの独特な形の建物の由来とか。僕にとっては無茶苦茶楽しい本です。

6か月前

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きんじよ

作家のいしいしんじさんがご家族と住む京都での暮らし、出来事を書いた本。お店に行く、お子さんの行動を見る、京都のイベントに参加するなど色々な出来事を時には緩く、またある時は男前な感じでいしいさんが語ります。不思議でつかみどころが見つからない本ですが、いしいさんたちはごきげんな毎日を送りたい、過ごしたいと思って暮らしているのかなと。感じたり思ったりしたりしていないわけではないでしょうが、いしいさんたちはためいきとか苦悩とかから、かなり遠いところにいるような感じがする。イベントの打ち上げでお子さんが横山剣さんに「GT」をリクエストする話、いしいさんのお父さんが塾をたたみまた塾をはじめる話など読んでいて気持ちがじわじわ盛り上がってくる話が時々出てきます。

6か月前

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ふしぎなかばんやさん

路上で眠たそうな目の男がお客さんに鞄を売る、いや、プレゼンテーションする内容の絵本。この男、お客さんにおすすめする鞄はお客さんが求めている鞄とは全然違うものばかりで。小学生たちが遠足用にリュックが欲しいと言っているのに男はやたら大きなリュックを出し小学生たちからは不満を言われたり。ですが男がおすすめする鞄はお客の要求とミスマッチにもかかわらずお客さんは最終的には皆満足してしまうという。小学生たちも最後は大喜び。男は商売上手というわけではないが、お客さんたちの願望の着地点を実は見抜いているのかも。この絵本は男が手品的な接客を繰り出す話なのかなと。びっくり➡満足の不思議な絵本です。

6か月前

ツナパハ・ヌワラエリヤ スリランカカリーをつくろう

カレーの本です。福岡のスリランカ料理レストランの料理人(スリランカ人)と著者が一緒にカレーを作る内容ですが、一緒に作るときの喋り、掛け合いが面白い。というかこういう砕けた会話が載っているレシピ集の本って滅多にないです。本屋さんや図書館でこの本を見かけたら読んでみて欲しいです。腰が砕けそうになりますから。そんな感じですが載っているカレーやサイドメニューはまあ旨そうで。サンマカレー、サバカレー、タラカレー、そして蟹カレーなどミラクルなカレーレシピの数々。トークは緩めでレシピは本格派。そのギャップをお楽しみください。

7か月前

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歩いても、歩いても

主人公たち一家が両親が住む実家にある理由で帰り、同じころに帰ってきた姉夫婦一家と両親とで一軒の家で過ごす、という小説。是枝さんの小説を今回はじめて読みましたが、人の気持ち、場の空気を滑らかに書く方だなと。しかも隙のない滑らかさというか。そして要所要所で心にグサッとくる場面、言葉が飛び出してくるという。学校を卒業して10数年以上経つ方にはこの小説の内容がかなり重たく感じる方もいるかも知れない。読み終わっても色々残る小説。主人公がハッピーなのかはわかりませんが色々心の中に残る、消えにくいものがある小説です。

7か月前

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ぼくたち負け組クラブ

読書好きな少年が小学校の放課後プログラムの時間で本を読む方法を探した結果、もう一人参加者を探し読書のクラブを作ることを知るのが物語のはじまり。しかしクラブの参加者を増やしたくないという彼の考えから、クラブの名前は「負け組クラブ」というひねくれたものに。最初の参加者の女の子と女の子に気がある男の子とのやりとり。宿題のクラブに入ってほしいと願う両親との駆け引き。作ったクラブが持っている意味、大切さに主人公が気づくことなど。主人公の少年は物語の最初の方では読書に夢中過ぎて学校生活の色々なことができない➡読書に逃げ込むという感じだったのですが、読書クラブを作り参加者と本絡みのやりとりをし、運営していくことを頑張った結果学校生活や勉強にも好影響が出る、という展開が読んでいてうれしい気持ちになる児童文学。本好きの大人でもいけるんじゃないかと。

8か月前

ホームランを打ったことのない君に

男二人がどうすれば野球の試合でホームランを打てるかを語り合う絵本。男二人の内、少年の方は試合でホームランを狙って結果を出せず、もうひとりの少年と仲が良い社会人の男は高校野球でレギュラー経験があり、少年にどうすればホームランを打てるかを語るが、その男もホームランはまだ打ったことはないと。話を聞いたあと少年は「ぼくは神に選ばれてない気がする」とへこんでしまいますが、社会人の男が少年を励まして、どっちが先にホームランを打てるかを競争しようと提案します。ホームランというゴールにたどりついていないのですが、この絵本は男と男の友情を書いてるなと。

8か月前

おかえりピアニカ

マンガの短編集。ドラえもんのタケコプターが出てくる短編。タケコプターが使える世界で少女がタケコプターで空を飛び飼い犬を探すが、どうやらタケコプターが使えなくなる年齢に差しかかっているらしく少女も飛べなくなる「俯瞰少女」。職場がなくなるとお父さんが家族に報告する場面からはじまる家族劇。家族それぞれが何かしらの不満や問題を抱えていて、話のはじまりの方ではそれでも家族っぽくまとまろうとするけれども個々の生き方が家族の形を変えていく「ファミリー・アフェア」など、この本に収録されている短編は静かなものばかりですか、普通の世界の中にも少し面白かったり昨日と違うことがあるんだということをそっと教えてくれる、ということを感じる短編集です。

8か月前

鉄道ジャーナル 2018年 07 月号

鉄道ジャーナルは鉄道の雑誌なので、電車と駅の解説のページがもくもくと続くのですが、時々これは! という企画や連載に遭遇することがある。「ミルクを飲みに行きませんか」は鉄道で各地のご当地牛乳を飲みに行き牛乳を作る会社にも触れてみるという連載。読んでこういうアイデアの旅の方法があったか! と。この号では広島と島根を走る木次線と、木次駅から徒歩約30分の場所にある乳製品メーカーが作るパスチャライズ牛乳についての解説や会社の直営牧場が飼育している山の斜面を歩ける牛についてなど。鉄道雑誌とは思えない内容。この連載は僕にとっては大当たりです。

9か月前

ナンダロウアヤシゲな日々─ 本の海で

編集者・ナンダロウさんが学生時代から90年代、2000年代初期の時期にこだわったもの、ナンダロウさんの仕事、その時代の本絡みのお仕事をされていた人についての紹介などが載っている本。南陀楼綾繁と聞いてああ、コラムや本を書いていて一箱古本市を発案した方ですね、とスッと言える以外の方にどうおすすめして良いか思いつきません。荒俣宏的な感じがする人、と言ったら通じるかも。本をひたすら買い、内容に触れて考えて、を繰り返す。本の中の時期がネットが普及してきた時期で、本の世界とネットが近づく感じも楽しめる。相当本好きの方なら楽しめるかも。

9か月前

カモメの日の読書 漢詩と暮らす

最初本の題を見たときは内容どんなものだろうと思いましたが、少し面白そうな感じがあったので。著者は海外に住む日本の俳人。古今東西の漢詩を今の日本語に訳したり、漢詩の内容や漢詩を詠んだ人について説明したり、著者の日常のことを書いたりしています。漢詩が題材で取っ付きにくいかなと思いましたが、漢詩の訳や説明、著者のエッセイも柔らかくて面白い。そして著者は漢詩が大好きなんだろうなということが文章からにじみ出している感じがする。しかし冷静に見るとユニークな本だと思います。ちくまプリマー新書的な感じ。漢詩とエッセイ、そして色々なことへのリスペクトが詰まっている本。

6か月前

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FLIP-FLAP

高校の卒業式、好きな女の子に告白した主人公。しかし女の子が付き合う条件として提示したのはゲームセンターにあるピンボールのゲームの最高得点記録を越えること、というのがこのマンガのはじまり。主人公はそれから少しずつピンボールに夢中になっていき、ハイスコアを追いかけながらピンボールのことを知っていく。告白した女の子からもスコアを伸ばすアドバイスをもらったり、二人がペアになってひとつの台を打ったりなど色々経験を積みながら主人公はピンボールを打ち続けます。彼女と付き合いたいというはじまりから、ピンボール台のハイスコアを抜きたい、そしてピンボールを楽しみたいという主人公の心境の変化が熱い。ピンボールを追いかけた結果、自分自身の人生も変化させたなと。そしてゲームで熱くなる人を見ているとこっちも熱くなるなと。気持ちいいマンガです。

6か月前

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ズームイン、服!

坂口恭平という人の名前や本は時々SNSで目に入ることがあり、試しに読んでみたこの本。当たりでした。ファッション関係のお仕事をされている方たちや女装家、猟師など色々な職業の方に服や仕事や人生の出来事を坂口さんが聞きまくる本。坂口さんがインタビューする相手に何をしているのか? どういう生き方してきたのか? ということをガツガツ聞き文章化している。ひとりひとりの情報量が多すぎ。でも読みやすい。そして濃い。各インタビューの最後にインタビューを受けた方たちの感想が載っていて「取材が独特」などここだけ読んでも面白い。読んでいて時々衝撃が走った本です。

7か月前

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酒場っ子

酒場ライターのパリッコさんが東京や日本各地の居酒屋、酒場を巡って飲んで食べた記録の本。パリッコさんの引き出しの多さ、行くお店をとことん心地よく楽しんでしまおうという心意気に浸ることができる、読んでいてかなり愉快な気分になることができる本です。ただ酒場に行って飲むだけではなく、東大の食堂で飲める場所があるとか、開いているのか締まっているのか気になっていたお店の主人と酒場で仲良くなり主人のお店で夢みたいな内容の宴会をすることに…など読みごたえがある探索系の読みものもあり。著者はサービスし過ぎだよなと。サービスがうれしいけども。読んでいるとすんなりハッピーになれる心地よい本です。

7か月前

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赤レンガを守った経営者たち 富岡製糸場 世界遺産への軌跡

群馬県の富岡市にある世界遺産、富岡製糸場に関わった会社や人、富岡製糸場が工場の役割を終えてから世界遺産に登録されるまでの動きなどが書いてある本。なぜ富岡製糸場は所有する会社が変わりながらも建物は残り、世界遺産の登録までにたどりついたのか? という部分の推測と解明が書いてあり、読みごたえがかなりあります。群馬県の養蚕についてや、所有していた各会社の中での富岡製糸場のポジションはどういったポジションだったのか、そしてそのポジションだったから次に所有する会社へのバトンが上手く渡ったのでは…など。著者が引いた線をたどっていくのが面白い本です。

8か月前

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鈴木みきの富士登山ご案内

富士山登山の経験があるイラストレーターの著者、鈴木さんの富士山案内本。富士山ができるまでのお話や登山のルート、登山に持っていくもの、富士山の山小屋についてやトイレ事情まで細かく描いてあります。登山中に天気が悪くなったときの判断、登山までの準備期間で山に登らなくても街中で普段は歩かない距離を歩き、登山の行動時間をつかむなどアドバイスがひとつひとつ細かい。本の最後で著者と富士山登山未経験者の女性たちが実際に富士山へ登る実践編もあり。登る前の準備の大切さと、登るとどんなことが起きるかを教えてくれる登山の本。

8か月前

岡山の路面電車 (岡山文庫 (202))

岡山市内を走る路面電車の明治、大正、昭和の写真や路面電車の歴史、歴代の車両の紹介などが載っている岡山文庫レーベルの本。各時代の路面電車の写真や路面電車のことが書かれた新聞記事などが見やすい感じで載っています。各時代の車両を写した写真には岡山の街中の風景も残っていて、観ているとタイムスリップできそうな感じ。路面電車の写真や紹介文章を見ていると岡山の街中の雰囲気も徐々にわかる。平成11年に出た本で情報は古い部分もありますが岡山らしい本だなと僕は思います。岡山のおみやげに向いているんじゃないかと。

8か月前

東京の編集者―山高登さんに話を聞く

戦後間もないころに出版社、新潮社に入社し編集のお仕事をされていた著者の山高さんが仕事で関わりを持った小説家たちとの出来事、自分は本をどう作ってきたかを語った本。内田百間、上林暁、尾崎一雄などとのやりとりを読んでいると各作家さんの生活、仕事の風景だとか、本の作り方や本のまわりのことなどが少しずつ頭の中に浮かんでくる。ひょうひょうとした感じの語り方、文章なんですが要所でかなりビシッとくるものがあります。著者が撮ったモノクロ写真、装丁した本、作った書票も。そしてこの本を作った方は著者の仕事を尊敬していることが伝わってくる本。

8か月前

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ニジノ絵本屋さんの本

東京にある絵本屋さん、ニジノ絵本屋の店主さんがお店をはじめたころのお話から絵本の出版、海外での本のイベントへの参加、絵本屋の店主と会社員の二足のわらじを履いていたころの心境などを書いた本。著者の方のお店のことを知らずに手を出し、この本はお店の経営や出来事の話だけなのかなーと思いつつ読み進めたら絵本の出版、イベント、海外進出、絵本屋に関わる人たちとの仕事のことなど色々なことに挑み、自分たちの場所を会社化していくという記録が書いてあって。絵本を売ることからはじまった、スリリングで読みごたえがかなりあるビジネスの本だったなと。著者のいしいさんは元々会社員で人事のお仕事をされていて、働いていた会社の絡みでビルの空いたスペースで何かやってみないかと打診されたのがそもそものきっかけらしい。色々考えて出した結果が絵本屋をはじめることだったと。本で商売をやりたい方、本好きで日経新聞やビジネス雑誌を読んでる人なら内容にぐっとくるものがあるかも知れません。

9か月前

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東京近江寮食堂

仕事の定年を間近に控えた滋賀の女性が東京にやってきてすぐにスリに合い、それから色々あってたどりついたのが近江寮という宿泊施設。主人公は寮の管理人の女性や近江寮を利用している人たちとやりとりしながら寮に住み、しだいに食堂のおばちゃんのポジションに落ち着きます。管理人の女性や寮の利用者においしい料理を出したり、悩みを聴いたり。東京に来ているらしい旦那さんの行方も過去の思い出を確かめながら探します。主人公が探していたのは何なのか。仲間や旦那、自分がやりたいこと、そして生きる場所。主人公の願望が最後に成就する感じ。幸福感で満腹な気分になる小説。

9か月前

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