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さすらいのアリクイ

兵庫の山の中で暮らしています

兵庫の山の中で暮らしています。本の集まる場所に行くのが趣味です。読む本は面白そうだなと思ったノンフィクション、冒険探検旅の本、小説や絵本も。椎名誠さん、川原泉さんの作品が好きです。

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コメントした本 ページ 2

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この本のタイトルがいいなと思って。徳島でコーヒー豆のお店を経営している著者の庄野さんがお店を開くまでや開いたあとのこと、お店の模索や戦略、お店のために絞った知恵などについて書かれた本。お店をはじめるにはお金が必要。大事なのは夢ではなくて毎日の生活。お客さんのためにコーヒーを作る。値段のこと。入金と発送とメールの発信はすみやかに。新しいアイデアを考えるのは大変なことだけど、場所を見つけるのはそんなに難しいことではない…など。現実的、シビアな内容だけではなく、時折読んでいて何だか微笑ましい気分になる部分もある、素敵な本。

4か月前

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リサイクルショップを開いているネズミの主人公がガラクタ置き場で見つけたピンクの冷蔵庫。中に置かれたものと冷蔵庫に貼られたメモを見つけ、それを利用して色々なことを経験するという絵本。ネズミが経験したことで普段の生活でやってないことが結構あるなと思いました。絵を描くこととか、トランペットを吹くこととか。誰が冷蔵庫の中に色々置いていってメモを貼っているのか不明ですが、その不思議な冷蔵庫のおかげで日々の中で色々な刺激をネズミは体験できるという。しかしある日「どんどんやってみよう」というメモが冷蔵庫に貼られて、中は空っぽの状態に。そこからネズミはどうしたか。興味の範囲が広がる感じが好きな絵本です。

4か月前

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参加予定の読書会の次のテーマが「会話」で、何か会話が特徴的な本はと探していたらこの本を思い出し、発表の準備で再読。画家の女性の主人公が昔付き合っていたらしい音楽プロデューサーの男と色々な外車に乗って色々喋りながら色々な場所へ行くという車の小説。互いに「外車が好き」という共通点があるということでが小説のキーではないかと。相性が悪そうな二人が何故乗ってる車や互いの性格などをペラペラ喋りながらあちこちに行くのか?それは互いの外車好きさ加減を確認したかったからなのではと。会話は軽いが、その会話の軽さから人生のコクの深さが味わえる小説ではないかと僕は思います。

4か月前

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設定が本好きにはたまらない児童文学の本。図書委員になった主人公のヨム(という名前の少年)が、ある日謎の男から本の中の登場人物の相談に乗る仕事を行う「秘密図書委員」になってくれないか? と依頼が来るのが物語のはじまり。特殊なケータイを使い本の中に入り込み、ケータイで先輩の秘密図書委員とやりとりしながら入りこんだ本「三びきのこぶた」の物語が成立するようにこぶたたちや狼をあの手この手で誘導する、という結構トリッキーな内容。主人公ヨムと三びきのこぶたや狼、他の本の登場人物たちとのやりとりが面白い。物語が成立するのかどうかも手に汗にぎる物語です。

5か月前

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建築家、隈さんの自伝的なお話と、自分が手がけた建築物についての解説などが載っている本。建築の部分については知識がないので「凄いなあ」程度しか感想が思いつかなかったのですが、隈さんの自伝的な部分の中の、状況や時代に押されてしまったこと、敗北したことを赤裸々に語っている部分に惹かれました。学生時代にオイルショックが起こったことや、バブル景気の時に東京で仕事が取れなかったこと…。しかし、その負けの地点からどうやって戦ってきたのか。冷静に状況を観察し、できることを模索する戦いの記録。ビジネス書でもあるのかなと。

5か月前

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この本は1998年に出た方ではなく、2014年に復刊された方を読みました。阪神淡路大震災を神戸で経験した、当時美大生の著者による震災当時の周囲、街の状況と生まれ育った街、長田のことを文章と絵で記録した本。時々この本の存在を思い出して眺めています。震災の記録。大学の試験を受けるために神戸を離れ、再び神戸に戻ってきたときの気持ち。震災ボランティアで出会ったおじいちゃんおばあちゃんたちのことなど。文章や絵、状況の説明が大学生のものとは思えない。落ち着いた印象。しかし物事や人物を素直に捉えてみつめる感じは若いひとのもの。そして育った、長田の街の細かく愛着を感じる解説。大切な記録の本。

5か月前

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この本の最初の方で小説家の津村記久子さんが大阪の観察、考察的なエッセイを書かれていて、その内容の真剣さ、際どさ。深く、ビターな大阪の話を読んで、やられたなーいいところ突かれてしまったなーという気分に。他の部分も大阪とは何なのかという真剣な考察の数々。今までの人生の中で真剣に大阪について考えたことがあったかを読みながら探ってしまいました(多分深くは考えてこなかったかも)。この本を読んだ大阪の人にこの本の感想と大阪について少し聴いてみたい、と思っています。

5か月前

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懐かしい感じの食べ物のマンガがいっぱい載っている本。この本には兵庫県の加古川市で去年まで営業していたハンバーガー屋さん「ピープル」のハンバーガーとお店が出てくるマンガが載っていたので買いました。主人公の若い男の子がピープルの店内でお店のおっちゃんと色々やりとりし、おっちゃんから「(主人公の)お兄さんのお嫁さんのいいところを教えてくれ」と頼まれる場面など、読んでいてかなりじわじわ来ます。マンガを読んで、数回しか行けませんでしたがピープルのあのメニュー、あの店内の雰囲気にまた触れることができて良かったです。

6か月前

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とある中学校の中学生たちと先生たち、そして伝説のヒーロー、エンドーくんのことが書かれた小説。舞台になっている中学校で伝説のヒーローとして生徒たち、先生たちの間で受け継がれている「エンドーくん」とは一体誰か? 著者、まはらさんの人物描写の細かさ、先生たち同士の会話や、飲酒描写のリアルな感じ(児童文学の本ですが…)のおかげで、すっと小説に気持ちが入り込めました。先生たちも人生色々あるよ、大変なんだよということが読んでいて伝わってくる小説です。

6か月前

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日本の本屋の現状や問題点、本の流通方法などについて本屋で働く方たち、本の流通をコントロールする出版取次会社の方たち、本を作る出版社の方たちが集まり話し合い、問題部分をどうするのか考える、というスリリングで、かつ大事なことに取り組んだ内容の本。まず「何が問題なのか?」という所から話し合いは始まり、参加者それぞれの仕事内容の紹介、仕事での体験談、悩み、こうすれば良くなるのでは? という考えなどが次々と出てきます。本の中で出た問題点や提示された希望案を簡潔に述べることは難しいのですが、立場の違う人たちが「話し合い」を続け、希望案を出したことがとても大事、貴重なことではないかと。

6か月前

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漫画家・中崎タツヤさんが自身の」モノを極力もたない生活」などについて語った本。模索を重ねて必要なものしか置かない、かなり簡素化された仕事場。バイクなどかつて所持していたものを捨てた理由。色々なものを捨てる反面で実は物欲が強いなど。断捨離を行った結果幸せに等の行動によって見えるゴールが読んでいて全然見えない。煩悩を処理してもまた煩悩があり、という感じ。文庫版の巻末の対談に登場した南伸坊さんが「(中崎さんは)えらいお坊さんみたいな人なんじゃないかな」「すごく理屈っぽくて、そこが面白い」の言葉、読んで納得。そういう変な本なんです。

4か月前

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旅行作家の宮田さんが家族との日常、仕事のことや日々のことを書いたエッセイ。宮田さんの本を読んだ経験が有るかたには「いつもの感じで…」ぐらいの説明で内容の感じはだいたいわかって頂けるかと。無いかたには「つかみどころの難しい本ですけど楽しむポイントが分かれば面白いかも」と。無目的、無計画的な旅について。なんとなく観た風景について。生活の合間に行く四国のお遍路についてなど、のんびりとした感じの文章に色々なことが詰まっている感じ。内容が全体的に方向性が謎ですが、これも宮田さんの世界だなと。面白かったです。

4か月前

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徳島県で移動スーパーの事業を立ち上げた著者による、日常生活で簡単に買い物ができない「買い物難民」が発生する原因や、移動スーパーの事業の可能性などについて書かれた本。移動スーパーと買い物難民の関係性の構築など色々なことが書かれています。なぜ買い物難民が生まれてしまうのか? という本の中の説明の部分がなるほどな、と。なぜ発生するのかという説明がわかりやすかったです。個人商店やスーパーがある地域に大規模のスーパーが進出し、大規模スーパーだけが残ったあとそのスーパーも撤退してしまうと買い物が困難な地域になるという…。移動スーパーの事業を長く続ける戦略のことも。お店と買い物のことを考えるのにヒントになりそうな本。

5か月前

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弟が欲しい主人公、小学生の男の子がふとしたきっかけでロボットの弟を手に入れる始まり。手に入れたロボットからは特殊な電波が出ていて、電波の力でロボットの弟に出会った人たちは主人公に弟がいるという記憶の状態になってしまう…というかなり恐ろしい設定の本。設定が恐ろしい上に中盤以降できた弟にひたすら怒りっぱなしの主人公を見てなんとも言えない気分になりましたが、擬似的に弟、年下の家族ができたらどうなるのか? 弟ができると自分に都合が良いことばかり起こるわけではないよ、ということを子どもが知るのにはいい話だと思います。SFプラス道徳の小説。

5か月前

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棋士、渡辺明さんのお仕事や生活、家庭のあれこれを奥さんの伊奈さんがマンガに描いた本の2冊目。今回も棋士としての渡辺さんの凄みや愛嬌のある部分、ご家族たち、ぬいぐるみたちとの暮らし(渡辺さんはぬいぐるみ採集が趣味)を笑ったりうなったりしながら読むことができました。僕が一番好きな話は知人に送る年賀状の作成時に渡辺さんが可愛らしいイラスト付きの絵柄を選んで、さらに年賀状の中央部分へ自分だけが写った写真を入れたというエピソード(ご家族は…)。渡辺さんの真剣な部分と予想外な行動、発言を観るのがとても楽しい本です。

5か月前

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長野県の小布施町に移住した映像の演出家の方が、町に新しくできる図書館の館長に就任し、住民との対話などを経て自分自身の経験や狙い、そして小布施にしかないものを詰め込んだ図書館を作っていくという本。著者、花井さんが小布施町に移住してきてから町の長所、大事な部分を知り、その部分をご自身の経験と織り交ぜながら図書館作りに活かす、というダイナミックな活動の記録が書かれています。本の中で書かれていた小布施町の関係者に取材、映像に残す計画「小布施人百選」は一回観てみたいなと。思考、挑戦、試行が詰まった図書館の本。

5か月前

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昔何度も読んだマンガ。あらためて読んでみると主人公魔美と仲が良い高畑さんが自分に超能力があると勘違いし、色々試行錯誤をした結果超能力を持っているのは魔美の方だと分かり涙を流す場面や、意地汚ない性格の女性が絵に描かれた風景を観て泣き「昔のあの日は買えやしない…」と語る場面など、時々人間の深い部分に触れることができるなと。その触れ方がケストナーや赤川次郎の小説みたいな感覚。作品内の娯楽の中に道徳的なメッセージもあるような。その部分、おしつけ的にではなく気持ちにスッと入ってくるような。マンガ自体からも熟した大人が放つ真摯さを感じます。まあ、なんだかんだ言っても、藤子Fはやっぱりいいなと(笑)超能力プラス人情のマンガ。

5か月前

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作曲家、ブルックナーが作った曲を聴きに演奏会に来た主人公の女性と、女性に「ブルックナーのファンだから」という理由で話しかけてきたブルックナーマニアの男三人、そしてこの小説の題材になった作曲家、ブルックナーたちによる、マイナーなものを追いかける者たちの衝突、困難、戦い、そして団結が書かれている小説。ブルックナー、僕はこの小説を読むまで知りませんでしたが、小説の中で書かれている「マイナーなものを追いかけるファン心理、行動」の部分、かなり共感しました。クラシック音楽に馴染みがなくてもマイナーな音楽、ミュージシャンを追いかけている方なら小説の内容に何かしら反応することがあるのでは、と。

6か月前

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ガイコツの姿の書店員、本田さんがお客さんの希望、欲望や本屋さんの日常で起こる荒波をかぶったりしながらも働く…という書店コメディマンガ。外国人のお客さんのストレートな要求にどう答えるか? ガイコツの書店員が笑顔の作り方を学ぶ接客研修を乗り切れるのか? など、書店内での激しい出来事が色々と本の中に。表情豊かな外国人のお客さんや、勤務の最中に感情がダダ漏れしてしまう書店員さんたち。登場人物たちの表情と感情も激しく描かれていて、笑えます。本屋さんの中にある欲望や願望に笑いながら触れることができるマンガです。

6か月前

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六角精児さんの鉄道好き、酒好き、旅好きな気持ちが詰まっている本。乗った鉄道、行った街、入ったラーメン屋さんや居酒屋さんで頼んだもの。六角さんが鉄道に乗って出会ったことや感じたことが滑らかに書かれています。そして六角さんの文章の力の抜け具合。「長時間列車に乗って飽きないか」と聞かれて「飽きてもいい」「飽きたら目を閉じて眠ってしまえばいい」なんて書いてしまったり。ですが、鉄道や場所の解説は細かくて分かりやすい。巻末のダーリンハニー吉川さんとの対談もお二人鉄道好きなんだなー、という感じで、最高。心地良い本です。

12か月前