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さすらいのアリクイ

兵庫の山の中で暮らしています

兵庫の山の中で暮らしています。本の集まる場所に行くのが趣味です。読む本は面白そうだなと思ったノンフィクション、冒険探検旅の本、小説や絵本なども。椎名誠さん、川原泉さんの作品が好きです。

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コメントした本 ページ 2

あしたから出版社

たまに内容を思い出す本。夏葉社という出版社の島田さんが書かれた本です。まあ著者の島田さんには悪いのですが、妙というか、ヘンテコな本というか…。他の方の感想をかなり聴いてみたいと思う本です。冷静に分析すればある青年の青春奔走記であり、出版奮闘記でもあると答えは出ます。しかしこの本は僕は冷静に読んだらアカンなという気がします。内容に熱く反応する部分があればこちらも熱い気持ちで受け止めて、どうにも分からない部分はスルーするぐらいで良いのかもなと。著者の島田さんと夏葉社の仕事、面白さをご存じの方には心底おすすめします。ほんとこの本は島田さんらしい本。

4か月前

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草子ブックガイド(1)

本を読むこと、読書が人生の軸になっている少女が主人公の読書マンガ。主人公は家庭などであまりいい思いをしていないようで読んでいて切なくなるのですが、本の感想を文章、形にしたおかげでピンチを乗り切ったり、思いを伝えなければならない人にその思いを伝えることが叶ったりするという。そして時々出てくる、主人公がかつて万引き行為を行っていた古本屋の店長さんの発する言葉がマンガに緊張感を生んでいる。読書という行為が人生を少し今までと違う方向に導いてくれるかもという可能性。読書に何らかの意思、感情を持つ方にお勧めします。

4か月前

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沖縄本礼賛

東京に住む沖縄本のコレクターの方が沖縄本についてや集め方、探し方を紹介している本。集めた本はあまり読んでいないと著者の平山さんは書かれていますが、読んでみると本の中に沖縄本の世界や書き手、沖縄の古本屋さんや出版社などが次々と登場し、沖縄本の世界が少しずつ理解できるといういい本。さらに沖縄の本を探すテクニックが分かりやすく書かれています。著者の平山さんが所持する沖縄本はこの本が出た時点で約4000冊。家の中に本が増えることを危惧している奥さんとの駆け引きも。本を集めている方には共感できる部分が多い沖縄本です。

4か月前

我らコンタクティ

ある理由(理由はタイトルにつながっている)のために宇宙にロケットを飛ばそうとする技術職の男と、男に誘われてロケットを飛ばすために知恵を出したり暗躍する女の二人が活躍するロケット飛ばしマンガ。野球でたとえるならホームラン…ではなく三塁打という感じ。観ていてスリルがあって、手に汗にぎる清々しい話だなと。この清々しさ、以前読んだ絲山秋子さんの小説「沖で待つ」を読んだときに感じたことが僕はあったなと。男と女のペアが最後まで裏切ることなく話の最後まで行くから生まれる清々しさ。同性二人ではなく男と女だから生まれた清々しさではないかなと。

4か月前

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これから泳ぎにいきませんか: 穂村弘の書評集

穂村弘さんの書評集。週刊文春で月に1回載っている穂村さんの書評を何回か読んだことがあり、この本も面白いだろうなと。僕は前のめりな気分でこの本を読みました。書評が曲芸的で、展開が全然予想できない。「この説明だから、こういう結末になるんだろうな」とか考えて読んでいる余裕がない。どこにたどり着くのかわからないスリリングな感じ。最後まで穂村さんに主導権を握られているな、という気分にも。色々書きましたが難しい本ではないと思います。読みやすい。けれどもこの本は読みごたえも内容もかなり凄いのではないかと。

4か月前

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希望のレール 若桜鉄道の「地域活性化装置」への挑戦

鳥取県内を走る鉄道、若桜(わかさ)鉄道の社長さんが社長になるまでの経歴、若桜鉄道の社長に就任後にチャレンジしたことなどが書かれた本。兵庫県内の町からSLを譲り受け、走れるかどうか検査、復元。そして社会実験としてSLを走らせたことが本の巻頭でのお話。そこからその実験の意味や狙いについてや、地方の小さな鉄道会社は情報発信や商品開発などであれこれの変わり種を仕込む必要があるというお話へ。アイデアの出し方、周囲の巻き込み方などを若桜鉄道が行ったイベントを例に出しながら説明する部分もあり。マーケティングの本でもあるのかなと。

5か月前

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BEAST COMPLEX

人間のような動物二人がいがみ合ったり仲良くなったり恋をしたりする短編6話が載っているマンガ。このマンガを描いた板垣さんのインタビューを雑誌(週刊少年チャンピオン)で読んで興味を持ったので読んでみましたが、各話に今までの人生で経験したことがない緊張感があり、かつ面白かったです。緊張感を感じた理由は各話に登場する二人がそれぞれ肉食獣と草食獣だということ。その設定を話に絡ませる、潜り込ませるのが無茶苦茶上手いなと。しかしあとがきのマンガによるとこの設定、話の作り方は売れるためにやったとかではなく、昔からそういうものが好きでやっていたとの情報が。他人ですが、好きなことが華開いて良かったなと。とにかく各話が面白いマンガです。

5か月前

姫路本

兵庫県の姫路市と、姫路市の周囲の市や町の観光スポット、名産品や飲食店情報が載っている本。おしゃれな場所からディープな場所まで色々載っています。本の中のディープな場所を選び出してみると姫路の工場の夜景、姫路市内の喫茶店、手柄山の温室植物園、峰相山という姫路の奥の方にある山の山麓に建っている太陽公園の白鳥城、百貨店ヤマトヤシキの壁面には姫路市の花サギソウをデザイン化した装飾がある、など。僕も知らない姫路と播磨地域の情報が載っています。あとは飲食店情報が充実。パラパラめくるだけで姫路の街の雰囲気に浸れることができる本です。

6か月前

知里幸恵とアイヌ

最近出た偉人伝系のマンガ。このマンガに登場する知里幸恵さんはアイヌの人で「アイヌ神謡集」というアイヌ語の物語集を書き上げたあと19歳という若さで早世した、と本の帯に。読むと知里さんの仕事や生涯、アイヌの人たちの生活や風習などを知ることができます。この本を出した小学館の学習マンガ人物館というレーベルはスウェーデンの歌手レーナマリア、ホンダの創業者本田宗一郎など大人が読んでも勉強になる面白いマンガの偉人伝を時々出しているのですが、そういう仕事をしているところからこういう本が出たことに意義があるのではと。読んでアイヌのことを勉強します。

7か月前

お父さんクエスト

著者、マンガ家の小山さん夫妻の子育ての日々のできごとや、夫妻間でのやりとりが描いてある本。子育てとはこうあるべきという感じでは全然なく、著者の小山さんが子どものげっぷを出しているときにほめられたい、いつもありがとうと言われたいと思うけども、奥さんから「女もそれはいっしょ」と指摘されたり、散歩中に女性として出会った妻が母になるのは少しさみしくもあるなどと思ったりしたりだとか、父親になった著者が生活の変化や娘さんの世話、将来について、あと自分の中にある欲望(小山さん自身の性欲についてもかなりぶっちゃけた感じで描かれている)など、色々なことを考えたり折り合いをつけていくマンガなのかなと。興味深い話題が色々載っていて面白かったです。

7か月前

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重版未定

出版社の人が自分の仕事について書いた本、マンガ家さんが出版社の現場を描いたマンガなど出版社関係の本は色々出ていますが、このマンガはとある出版社の編集者たちが本を作り売り宣伝し…と出版社の仕事を紹介しながら一緒に出版社の生々しい部分がこれでもかというぐらい描かれています。出す本についての会議。本を売るために書店で開いた著者のサイン会に誰もこないという事態。主人公が上司に会社を辞めたいと相談し「重版しない本はダメな本なのか?」と返される…。読むと頭が痛くなりますが、出版社の現実、問題、起きていることが僕にも少し理解できたマンガです。

4か月前

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京極夏彦の妖怪えほん (4) とうふこぞう

おばけを怖がる少年のところに、豆腐を持つおばけが出てくるという絵本。おばけが出てくるまで、少年が布団の中でおばけを想像して怖がって泣く場面、見ていて子供のころの自分を思い出しました。得体の知れないものに底なしの不安を感じてしまう、あの懐かしい感じが絵本の中にあるなと。後半、おばけを怖がる少年のところについにおばけが。読んでいてこちらも感じる絶望感。しかしやってきたおばけは豆腐を持つことぐらいしかできない。話しかけると喋るし、おばけの顔を触ってもおばけは怒らない。絶望からハッピーエンド(?)に至るまでの展開が面白い絵本。

4か月前

おらおらでひとりいぐも

まだ読んでいる途中ですが、この小説は主人公の女性が読者に自分のことや人生などについて告白を行う小説なのかなと。最初の方は民話を聴かされているような感じで、内容に興味はあるけれども衝撃、分かりやすいことがなかなか出てこないからこの小説のめり込むのが難しいよなと思って読んでいましたが、主人公がおれおれ詐欺に引っ掛かったことや、旦那さんとどう出合ったのかとか、娘さんとあまり上手くいってない状態などを僕たち読者に告白しているんだという小説のスタイルをつかむと内容がするする入ってきてなるほどなー、と。皆色々あるよなと。主人公が語るお話、聴いてあげて下さい。

4か月前

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犬の科学―ほんとうの性格・行動・歴史を知る

生物学や遺伝学など犬についての科学的研究結果から、犬の由来や行動、性格などを分析、理解しようという本。遺伝子について書かれた部分などちょっとこれは難しいな、というところもありますが犬はなぜ人間の世界に入り込んできたのかとか、犬と狼の比較など雑学的に読める部分もあります。その部分は面白く読めました。犬は足跡のにおいを判別できるなど本の中で紹介されている研究結果に驚くものもあり。足跡のにおいを嗅ぐという、人間が普段触れも考えもしないことを犬はやっているのかと。犬の世界を少しずつ知ることができる本です。

4か月前

パンダ――ネコをかぶった珍獣

東京・上野動物園でパンダの飼育を担当されている職員の方が書かれた本。内容はパンダの模様の話から食べるもの、クマとパンダの比較、職員さんがパンダの体を動かすトレーニングや繁殖についてなど。繁殖が難しい理由はパンダの繁殖季節が年1回、季節中に2、3日しかないこと。さらにパンダ同士の相性も大事など。読んでみてパンダは謎の部分が多い、かなり繊細、デリケートだということが分かりました。報道陣への対応、パンダの輸出先、中国へのレンタル料の話などパンダ以外のデリケートな部分も知ることができるパンダの本です。

5か月前

終わりなき侵略者との闘い~増え続ける外来生物~

日本国外から国内に上陸した昆虫や動物などの外来生物の本。各外来種が日本に定着した経緯、外来の昆虫、動物がもたらすリスク。外来種を駆除するという選択肢を取った場合、外来種が減少したあとそこから絶滅するまでのコストは駆除開始のころより高くなること。そして多くの生命が失われてしまうことも。商売目的でやペットとしてなど外来種が日本国内に入る理由は色々。政府や社会が外来生物の影響を適切に評価し、対応方針を形成すること。そして多くの人が多種多様性や外来生物の問題に関心を寄せ、科学的データや事実を知って欲しい、とまとめに。

5か月前

スコット親子、日本を駆ける: 父と息子の自転車縦断4000キロ

ニューヨーク在住の親子が自転車に乗り、日本を北から南まで約4000キロ走破した記録が書いてある本。日本で自転車に乗り旅する最中の色々な出来事が書いてあります。著者のお子さんが駄々をこねたり著者の方が旅行中に足の親指を骨折したり色々なトラブルが起きるのですが、僕が手に汗握ったのは旅の途中だけではなく、著者の方がこのプランを実現させるまで、奥さんや会社の上司へのプランの説明の部分。上司に相談したのがリーマンショック発生直後ということもあり状況によっては仕事を失うという返事が。著者が自転車での長旅がどうすれば成功するかを考え、まわりの人たちと相談しながらゴール(旅のはじまり)を目指す部分にも読みごたえと読後の達成感がある旅行記の本です。

6か月前

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まどいのよそじ

40才、40前後の登場人物たち、野球選手やサラリーマン、主婦などが自分のいる場所、状況で色々もがいている光景が描かれたマンガ。コメディ系の笑えるマンガなのですが、人生で一回も実家を出て暮らしたことがないとか、野球選手が数年試合でホームランを打ってないのでそろそろ打ちたいだとか、各話の主人公が抱えている悩みや焦りがかなりリアリティがあり、読んでいてあーそれ、わかるわかると。頑張ってもたいていの話は主人公の状況がそんなには変わりませんが(このへんもリアリティがある)、やらなかった選択よりやる選択を取ってみて、どうだったのか? そこが僕はこのマンガの見どころではないかと。

7か月前

幸運な男――伊藤智仁 悲運のエースの幸福な人生

1990年代、2000年代前半にプロ野球のヤクルトで活躍した伊藤智仁さんの選手としての輝き、故障、そしてリハビリの日々を伊藤さん自身や当時伊藤さんのまわりにいたチームメイトやチームのリハビリ担当、奥さんなどの言葉から探るというノンフィクション。魔球スライダーを投げられるようになるまで。1993年ルーキーの年の活躍、その後の出口の見えないリハビリの日々。伊藤さんの哲学、思考、人間性が分かりやすく書いてあります。内容は壮絶なんて言葉では足りないのですが、この本の題に何故「幸運」とついているのか? なんで幸運なのか。そのことを考えて読むと少しずつなるほどな、と思う内容。内容にうなる箇所が多い本です。

7か月前

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スリップの技法

著者の久禮さんが本屋さんで働いていた頃から行っている手法、本に挟まっているスリップを活用し、そこから本の発注数やお客さんの店内の動線、この本を買ったお客さんはこの本を買うかもといった予想などスリップから色々なアイデアを生み出していく方法が載っている本。書店員ではない僕が読んでも楽しめるのかと思いましたが、書店員さんの手の内、頭の中で考えていることに触れることができ、スリップの活用方法で紹介されている本が結果的に読書案内として読むことができるなと。本屋さんで買う側の人も読むと色々発見があるのではと。

8か月前

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