いとうせいこうの本

ノーライフキング

ノーライフキング いとうせいこう

約30年前に時代を先取りした作品だったのに今でも色褪せないストーリー構成。いや、若干色褪せてはいるが、作品のメッセージは今も生きている。

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想像ラジオ

想像ラジオ いとうせいこう

東日本大震災後の海沿いの町から、想像力を電波にした不思議なラジオが聴こえてくる。DJアークは大切な人にメッセージを届けようと想像ラジオを発信する。 作中の「亡くなった人の声に時間をかけて耳を傾けて悲しんで悼んで、同時に少しずつ前に進んでいくんじゃないか」という言葉が印象に残った。 震災で亡くなった人々はどういう思いでこの世を去って行ったのか、考えさせられる一冊だった。

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ラブという薬

ラブという薬 いとうせいこう

あいづち。自分の出番待ちのリズムを推し量るかのような、それでなく、耳を傾けることによって生まれる共感を示したその。返答でなく、ひとまずの肯定において、語る本人ですら確かでなかった辛さや不安を言語化し、客観視できるようにしてゆくこと。言いたくなっちゃう指摘や助言のような言葉を飲み込み、片隅に追いやり、そっか、そうなんだ、とまず受け止め、聞いてみる。簡単そうで、とても難しそうだけど、大切なこととしみじみ思うたのだった。

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「国境なき医師団」を見に行く

「国境なき医師団」を見に行く いとうせいこう

国境なき医師団「MSF」というらしい。 何も知らない私も、いとうせいこうさんと「見に行った」。というスタンスのおかげで(この日本にいる人間にとって、想像を超えた理不尽な不幸を)現実的に受け止めることができました。 ここに私的な感想を長文にするより、この本を手にとって知って欲しい。 「MSF」は絆創膏を貼りに行く。とても、印象深い言葉でした。 決して悲惨で苦しくて悲しい事を散らばしたような内容ではありません。深く静かに「見に行った」そんな感じです。 是非一緒に「見に行って」ください。

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ボタニカル・ライフ―植物生活

ボタニカル・ライフ―植物生活 いとうせいこう

これはもうだめだー 植物を育てる人なら必ず陥るであろう、あるあるネタが満載で死ぬほど笑った 盆栽を剪定できない アボカドの種を植えてしまう 食べるはずのハーブを育てたくなってしまい収穫できない もらった鉢の置き場所に悩み、平気で半日経ってしまう 書き切れないわー

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想像ラジオ

想像ラジオ いとうせいこう

急に命を奪われた人達の、最後のやりとり。 軽妙なDJ調のセリフのお陰で読み進めることが出来た。 常識の外にある小説なので、すべて正しく理解することは、難しい。ただ、リスナー(亡き人)が友人であったり、家族であったり、沢山の人々であることが、悲しくて……。 想像ラジオのリスナー達に悲壮感はあまり感じられません。読後は、ラジオから流れる音楽と共に最終ページを伏せました。

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