ウラジーミル・ナボコフの本

ディフェンス

ディフェンス ウラジーミル・ナボコフ

ナボコフによる前書き。 私がルージンに与えたのは私のフランス人女家庭教師と、私の携帯用チェスセット、私の優しい気質、それに我が家の壁に囲まれた庭で私がもぎ取った桃の種であった。 チェスが分かればさらに楽しめただろうけど、一気読みしたくなる作品。 音楽になぞらえて行われたチェスの試合は素晴らしいものだし、時折叙情的な風景が浮かぶきれいな文章もこの本の大きな魅力(さすが若島正さん)

ディフェンス

ディフェンス ウラジーミル・ナボコフ

ロシアものには珍しく、まるで児童文学のような読者への配慮を感じた。 チェスによって生き、チェスによって破滅へと向かうルージンの姿は、私たち全ての深層に潜む諦観の念にも似た虚無感の共鳴を呼ぶ。

ロリータ

ロリータ ウラジーミル・ナボコフ

『ロリータ』現在も使われているこの言葉の語源になった作品ですね。 “世界文学の最高傑作とも呼ばれながら、誤解多き作品” まさしくそうだと思う。 主人公のハンバート氏は、9歳から14歳までの少女にしか好意を抱けない小児愛者です。 そんなハンバート氏が見付けた天使、ロリータ。 中年男の少女に対する異常な愛には多くの読者が嫌悪を覚えると思う。 そして、少女はいつまでも少女ではいられません。 これが救いなのか、それとも。 ミステリーでありロードノヴェルであり、そして、愛の物語である。 色んな側面から興味深く、面白く読めました。

Aac5e51c 6388 4a55 86c3 e88cf565b4dbA65a3b75 57ee 4fe6 8ebe 5cfff9275cf7B0a421e1 ba29 4a70 a1de 85da5af8676d59cbeb2b a74b 49f6 ac0d bb8d8e0ffc2699aa8ba2 ff72 403c a86a bf629eb2644d770d1d8a aa3d 42e3 a14e 07ccee133eb8Icon user placeholder 25