ジョン・アーヴィングの本

熊を放つ 上

熊を放つ 上 ジョン・アーヴィング

春と夏の間くらいの気持ちの良い季節、予定もなく、時間だけはあった頃。小さい喫茶店で読みました。お客さんもほとんどいなかった。平和で温かかくて言うことなかったけど、そこに黒い野獣みたいなロイヤルエンフィールドと変わった相棒がいたら、迷わず旅に出ていたのに。

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あの川のほとりで〈上〉

あの川のほとりで〈上〉 ジョン・アーヴィング

翻訳ミステリと歴史物しか読まないのも問題と思い、適度に純文学も読もういうことで、昔、すごく好きだったアーヴィングの作品を久しぶりに手にとってみました。 実に面白かった。正直なところ読み終えるのが勿体ないくらいだった。 ニューハンプシャーの山奥、既に衰退しつつある林業の街。 樵向け食堂のコックとその息子がとある事件をきっかけに、コックの親友である樵の助けも借りながら街から逃げて逃亡していくことに。 逃亡の途中で息子は成長し作家となり有名人となっていく。 一方、コックはレストランを転々とする中で実力を増していく。 レストランとアメリカンな料理の描写も楽しい作品です。 あとは個人的に奈良は吉野の山奥にルーツを持っているので樵とかの話に弱いのかも知れない。

ピギースニードを救う話

ピギースニードを救う話 ジョン・アーヴィング

わたしに小説を、書きなさいといってくれる編集者の先輩がいる。ぼくは内発的な動機から行動するタイプではないので、どんな小説を書きたいかと考えたところ、まさかのアーヴィングのこの作品だった。自分にとって、この小説が、こんなに大切だったことに初めて気づかされた。