宮部みゆきの本

希望荘

希望荘 宮部みゆき

外さないのが宮部みゆき。杉村三郎シリーズが中編で楽しめるのがうれしい。三部作を経て、いよいよ私立探偵になった杉村三郎。三部作はプロローグに過ぎなかった。物語はこの本から始まる。そして恐らく、杉村三郎も徐々に探偵になるのだろう。作者も、杉村三郎が好きなんだろうなというのが分かる一冊。

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過ぎ去りし王国の城

過ぎ去りし王国の城 宮部みゆき

最後の方の50ページくらいを読みながら「これ、あとちょっとで全部片付くの?下巻あったっけ?!」と思う密度で、一気に進んでいきました。 最後に描かれるほんの少しの変化は、あまり描かれなかったラストシーンの城田にもほんの少しの変化をもたらしたんだろうか。

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悲嘆の門(上)

悲嘆の門(上) 宮部みゆき

英雄の書の主人公は、子供らしい動機で行動したけど、それが我儘であることを理解していた。この本の主人公は自分の動機が独りよがりであることを理解していないか理解しようとしなかった。この書き分けが凄い。

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宮辻薬東宮

宮辻薬東宮 宮部みゆき

豪華なメンバーの書き下ろしアンソロジーです。 落とし所が皆さんそれぞれなので、ドキドキしながら読みました。

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小暮写眞館I

小暮写眞館I 宮部みゆき

イマイチ話に乗っていけない。 けれど次巻以降も読んでみようかと。面白くなればいいのだが。

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理由

理由 宮部みゆき

信子の、石田さんと対面したときの描写が、もうなんともリアリティー。ここまで目の前で描けるとなると、文学の領域の広さに驚く。 相変わらず、現代社会の闇を描いた傑作。

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昨日がなければ明日もない

昨日がなければ明日もない 宮部みゆき

探偵・杉村三郎シリーズ。 事件は3つ。杉村が身にまとっている日常という色が無ければ、かなりムカつく事件内容である。 深みに入ってしまう杉村探偵。 宮部先生が長い時間をかけて生み出した探偵は、風に向かって石のように立ちつくさねばならない時がある。 立科警部補の登場で、杉村を支える人が現れたと思いたい。

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SF JACK

SF JACK 新井素子

8/10点 買い。 内容には触れず独断採点のみ書く、何様スタイル。

悲嘆の門(下)

悲嘆の門(下) 宮部みゆき

誰も自分からは逃れられない。なぜなら“言葉は蓄積する”から。この言葉こそが『英雄の書 』と『悲嘆の門 』を大別するキーワードになるように感じました。英雄とはなんなのか、そのルーツを描く今作ですが、主人公があまりにも現実的で、ほんの少しだけ正義感が強い青年が、"物語"に酔って英雄に成っていく様は、見ていておぞましくもありました。誰にでも、英雄に魅入られる瞬間が訪れうるのだと、その時に踏みとどまれる世の中であればいいと、切実に願います。 『英雄の書』の主人公・ユーリや、キーパーソンであったアッシュも重要な役所で登場していて、胸が熱くなりました!

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荒神

荒神 宮部みゆき

超能力や霊験といった題材を扱ってきた宮部みゆきさんの「怪獣モノ」。途中まで江戸時代版『シン・ゴジラ』のようだと思いながら読んでいたら、解説が樋口真嗣監督でした(笑) 宮部みゆきさんの少年少女に向ける眼差しは優しく温かい。

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三鬼 三島屋変調百物語四之続

三鬼 三島屋変調百物語四之続 宮部みゆき

三島屋変調百物語。第四弾。 おちかさんの心が段々ほぐれていっているのが、嬉しい。語りと現実の文章の境目が、しっかり理解できるのに、スルッと読ませてくれる。流石です。新しい登場人物もスルッと溶け込んでます。次も楽しみ。

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