島田裕巳の本

葬式は、要らない

葬式は、要らない 島田裕巳

葬式は世界中にある。 その数多ある世界中の葬式の中で日本の葬式は ぶっちぎりで高価。お隣の韓国もかなり高いが、 それでも日本が倍近くお高い。 昔から高いのか? ずっと昔からあるのか? 根拠も無く考えていたものとは大きく違った。 現在のような形の葬式になったのは実は近代。 明治頃に大きく変わり、 そこから徐々に変質していった。 在り方を変えたのは教えや戒律、ではなく、 自分達が、宗派が、団体が、組織が、 生き残る為に変革していったのだ。 言わずもがな、宗教も商売なのだ。 つまり、お葬式は商品。 身も蓋もないって? 世の中そんなもんよ?

人はなぜ不倫をするのか

人はなぜ不倫をするのか 亀山早苗

題名からは俗な印象しかないだろう。 だが、その内容はただの俗と切って捨てるには 些か以上に興味深く、また奥深い。 様々な分野の専門家達が不倫という行動の原理を 解明しようとする。 ジェンダー学、脳科学、昆虫学、行動遺伝学 性科学、心理学、宗教学。 人間という種族のカテゴリーにこだわらず、 昆虫、類人猿、魚類、ウィルスをも範疇に入れる。 人間以外の生き物に不倫という概念はあるのか。 あったとして、それは人間と同じ様な感覚なのか。 生殖行動が良質の遺伝子を残す為だけの行為なら、 他の生き物同様、人間の不倫という行為もまた、 ただの遺伝子の闘争の産物に過ぎないのか。 不倫という名のゴシップ単語から始まり、 最終的には人間という名の種族の繁栄にまで。 生物の情け容赦無い生き残りをかけた戦いを垣間見る。

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平成宗教20年史

平成宗教20年史 島田裕巳

平成元年から平成20年までの日本の新宗教を中心に日本社会の流れを追っていく。とてもわかりやすい良書。

映画は父を殺すためにある―通過儀礼という見方

映画は父を殺すためにある―通過儀礼という見方 島田裕巳

個人的には目からウロコな評論でした! 通過儀礼という言葉は知ってたけど、超うろ覚え。。で、映画を通過儀礼という視点で切り取っていくんだけど、なるほどなあ、と頷くことしきりでした。さて、自分はちゃんと通過儀礼をしたのかどうかは…。

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日本の10大新宗教

日本の10大新宗教 島田裕巳

日本にも、ボクの知らないところで、こんなに宗教が蔓延っていたのかあ、と個人的には衝撃。個々の宗教が膨張した時代的な背景と現在という時代を俯瞰しながら、客観的に総括している視点が面白い。