村上春樹の本

酒呑みに与ふる書

酒呑みに与ふる書 マラルメ

2019/04/06 読了 〜あるいは酒でいっぱいの海〜 松尾芭蕉から夏目漱石。江戸川乱歩に折口信夫。角田光代や村上春樹。内田樹と鷲田清一も。 酒の肴にちょうどいい。ちびちびやりながら楽しく読みました。日本酒の話がもっとあったらもっと良かったのになぁ。 装丁が素敵ですね。 〜すべての酒呑みに捧ぐ〜

9ac9871f 33f3 4bb3 b203 9133cb38cc652d3893ff 7bc4 4c12 af6d 249f655eb6daIcon user placeholder0b2ab76f 2891 42a6 926d 8e73730ccd197d65eb17 0d6a 4e37 9812 f1803c1fcc6680e02f84 921f 4faa be0d 64c6a3f8a453A19d8d4b d0bd 4c1a b273 5892799f2c2e 25
象工場のハッピーエンド

象工場のハッピーエンド 村上春樹

安西水丸さんのイラストたっぷり味わいながら、村上春樹さんの軽快なリズムに乗って、いつのまにか音読していた。。。あの羊男さんや双子も登場、「マイ・スニーカー・ストーリー」に目が点になり「鏡の中の夕焼け」にるるる。白ワインとマスクメロンのイラストいいな〜と思いつつ、書体がいろいろで楽しいです。

走ることについて語るときに僕の語ること

走ることについて語るときに僕の語ること 村上春樹

実際日常的に走っている人の走ることについての文章が読みたくて読んだんですけど、読んでよかった。村上春樹の文章についてはつらつらと読めてしまい、気が向いたときに手に取るという感じでこれまで読んできたので、エッセイ的なもの(本作では「メモワールのようなもの」としていますが)は初めて手にしたのですが、元々いろんなことに興味のある人の文章という感じで、読んでいて面白いなぁ。しかし毎年フルマラソンを走り、また毎月走る距離を管理しているというのはすごい。あと小説を書くことについても書かれていたのが個人的に興味深かった。

406f1245 066b 423b 87eb 22a797955e97B81813b6 473e 46cd 90d2 a98ad0bc98f4628c2ab5 603b 4834 b049 afcd7a532dc4A20c6877 009d 4922 a0f4 4304c9f6c7497a9cc2e9 e307 4227 aceb 7b80eea8b47cE5c15d86 fa5a 4766 a6aa bf26459b9822B895e8fe f2e0 4393 b335 c54abfd41f56 10
MONKEY vol.12 翻訳は嫌い?

MONKEY vol.12 翻訳は嫌い? 柴田元幸

特集「翻訳は嫌い?」に惹かれて購入。外文が好物なので。 巻頭の「日本翻訳史 明治篇」では、坪内逍遙や二葉亭四迷らが、西洋文学の翻訳を通して、新しい日本語(今私たちが読み書きしている日本語)を生み出していった歴史が述べられており、大変興味深く読みました。 「翻訳講座 村上春樹+柴田元幸」は、原文とお二人の訳文を比較しながら、良い翻訳とは何かについて論じています。私は柴田氏の翻訳が選書も含めて大好きなのですが、正確さよりも物語の雰囲気を重視した村上春樹の翻訳も読みやすくていいものだなあ、と思いました。

みみずくは黄昏に飛びたつ

みみずくは黄昏に飛びたつ 川上未映子

村上春樹=文体というのが、インタビューを通じて、改めて分かる。一方で、女性の描き方とか評論に関する話など明快な回答が出て来ないトピックもある。川上さんが鋭い質問をバシバシした結果、村上春樹の見えなかった部分が浮かぶ。

D5061594 40e8 4e46 859c 9c57e2e0b35e59cbeb2b a74b 49f6 ac0d bb8d8e0ffc2689f691a9 f020 41fa b05f 5e39ad0486e86c297c28 f15b 4bd1 b046 0af57a8709c980f51ed9 5a97 4f46 8c10 87b5fc4a0f2e8cd725ca 2539 4ad5 8cf7 3b1985decebeOoebgixj normal 32
ペンギン・ブックスが選んだ日本の名短篇29

ペンギン・ブックスが選んだ日本の名短篇29 村上春樹

村上春樹作品の英訳で知られる日本文学研究者ジェイ・ルービン。夏目漱石や芥川龍之介なども翻訳しているらしい…がイギリスの老舗出版社(だと思うんだよな。昔ペーパーバックってここのオレンジのやつしか無かったような気もする。なんかイメージ的には岩波?)から出した日本の作家の短編アンソロジー。序文を村上春樹が書いてて、自作も二つ収録されているが、なんでこれ?みたいなこと書いてて面白かった。正直なところ日本文学はそんなに得意ではないのだけどかなり面白く読めた。収録はテーマ毎で特に時系列というわけではなくこういう形式も面白いかな、と思った。列記するとこんな感じ。知らない作家も何人かいたけどどれもクオリティ高く選者の力量を感じた。小説好きの方にはおすすめです。 (日本と西洋) 監獄署の裏 永井荷風 (忠実なる戦士) 興津弥五右衛門の遺書 森鷗外 憂国 三島由紀夫 (男と女 ) 焔 津島佑子 箱の中 河野多惠子 残りの花 中上健次 ハチハニー 吉本ばなな 山姥の微笑 大庭みな子 二世の縁 拾遺 円地文子 (自然と記憶) 桃 阿部昭 『物理の館物語』 小川洋子 忘れえぬ人々 国木田独歩 1963/1982のイパネマ娘 村上春樹 ケンブリッジ・サーカス 柴田元幸 (近代的生活、その他のナンセンス) 屋根裏の法学士 宇野浩二 工場のある街 別役実 愛の夢とか 川上未映子 肩の上の秘書 星新一 (恐怖) 砂糖で満ちてゆく 澤西祐典 件 内田百閒 (災厄 天災及び人災) 大地震・金将軍 芥川龍之介 虫 青来有一 ピンク 星野智幸 UFOが釧路に降りる 村上春樹 日和山 佐伯一麦 マーガレットは植える 松田青子 今まで通り 佐藤友哉

A0c83aa7 024d 4bf8 b6a8 c554669d0e4d7a9cc2e9 e307 4227 aceb 7b80eea8b47c
ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集

ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集 村上春樹

どんな紀行文を読んでいても、作家さんはどこの旅行先でも面白い体験をしていて、その出来事だけで何十枚も文章を書けるほどだからよほど旅行の仕方が上手なんだなぁと思っていた。しかし今読んでみると、作家さんは、その土地を感じる、という行為をいろんな方法や角度から実践していて、そのことが面白い体験に繋がっているように感じた。特別なことが必要ではなく、自分でもすぐにできることで、これから実践していきたい。

9f07f1ed fea7 4553 b8ca d8123b7dc4fbCee9898e 9704 47ce 97e2 a3a55b47bfd72feacd2a b058 49bd 9d12 9535ea249592Icon user placeholder20f858c5 316d 44ab 8eff d3f42571a520Icon user placeholderFb6e4b2d fd53 4079 9d49 7cbaa0d5dfd8 34
バースデイ・ガール

バースデイ・ガール 村上春樹

二十歳の誕生日にアルバイトをしているお店のオーナーから ひとつだけ願いを叶えてあげると言われた主人公 その願いは 本文ではあかされなかったが 時間のかかる願い事らしい ひとつだけの願いって難しい 煩悩だらけの自分には 決められないかも

014253d4 6080 4951 9119 24735184a696151a20ec 11c6 4572 b74d 1715202fc2412c0e8e23 d08e 4c6c a8d8 d7064a045267
村上春樹 翻訳全仕事

村上春樹 翻訳全仕事 村上春樹

装丁のカラー写真も豊富に、著者の翻訳仕事がざっと展望できる。 柴田元幸との対談も充実。二人の翻訳の姿勢の違いが面白い。この二人が話すと翻訳というのがどういうことなのか分かりやすい。 別に春樹ファンでなくとも関係なく読める。 翻訳スキルを高めたい人はもちろん、翻訳をよく知らない人にも面白いのでは。 硬くなく読みやすい。

Icon user placeholder05289b6e c13e 4974 a782 5bcf61cb73c5805fc547 4364 4efc bf31 cca6445fe17a84c2015c 14b2 47d1 95f8 d61810aa47fa0389fd94 457d 45fb 9b5b c974568b150f6c85bf1c 3d04 4ea3 9f3b cb6c0d54ed4980c9af28 2457 4c13 b006 8462e2d6f693 15
バビロンに帰る―ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック〈2〉

バビロンに帰る―ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック〈2〉 村上春樹

昔から好きな作家だし訳者だし、ほぼ全部読んでるはずだし再読するか、と思って手にとってみたらこれが未読の〜正確にいうと短編5編のうちいくつかが読んだ記憶のないもの〜作品集でなんか得した気分。短編と訳者である春樹さんのエッセイ、それに作者の「再発見」に貢献した文芸評論家の序文が収められている。「不躾なくらいに気前よく才能を撒き散らす作家」と訳者が言うとおり今読んでも古さを感じない作品ばかり。特にタイトル作は何度読んでも味わい深く素晴らしい。