村田沙耶香の本

変半身

変半身 村田沙耶香

世界を皮肉的に見る事は誰にでもあったのではないかと思う。 その究極はニンゲンを辞めるという事になるのかなぁと。 でも、それが出来る人は選ばれた人だと思う。言い方が悪いが狂うしか方法がないかなぁと。 集団心理で、最後の場面に自分がいたら… 小さく声を出すのだろうか? そして、急展開をする要因になる人が人格が変わったと思うのだが、これは…。 復讐なのか?金儲けか? 村田さんの作品はいつも余韻が後味悪く残るが、それが魅力の1つになってるのかも。 村田沙耶香作品を読む前の気持ちは、ホラー映画を見る前の気持ちに似てる。

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ラヴレターズ

ラヴレターズ 川上未映子

西川美和さんの恋文にジンときて、壇蜜さんにはゾクッとさせられ、松尾スズキさんに、ほほうとなった。俵万智さんも素敵。

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となりの脳世界

となりの脳世界 村田沙耶香

0179 2020/02/06読了 最近のことから子供の時のことまで、作家というのはこんなにも覚えてるのかと…。そしてそれを言語化できるのもすごいなあ。さすが。 いい感じの趣味やバスの自意識過剰、算数苦手人間など、わかる!という話もあって面白い。走らせてる人たち論争とか。まさにとなりの脳世界にもこの世界はあったのか!と。 「誓いの色を着た日」も好き。芥川賞受賞にそんな舞台裏があったとは。 著者による本文イラストがゆるくてかわいい。

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地球星人

地球星人 村田沙耶香

著者の世界観が炸裂し過ぎていて、現実から離れ過ぎていて、何か入りきれなかった自分がいました。 『工場』の人間だからなのでしょうね。 最後は…どういう事?

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タダイマトビラ

タダイマトビラ 村田沙耶香

☆4 子供だから愛せるわけではないし、親だから愛せるわけでもない。それでも、私たちは「家族だから」愛してる愛されてる、って思いたくなる。 村田さんの作品は型に嵌った枠を壊しちゃうことで物事の本質を剥き出しにしちゃうのが恐ろしい。今作もとってもクレイジー。

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タダイマトビラ

タダイマトビラ 村田沙耶香

一言で狂ってる ここまで気持ちが悪くなる小説があるのか、こんなにも感情が負の方へ揺さぶられることがあるのかと、あまりの綺麗さに驚いた。と同時にやはり気持ちが悪くなる。 普通が普通じゃなく描かれて私の脳も侵される。世界をこんな視点で見ることもできることに気づかされた。 人間の理想に囚われた苦悩 私はただ一粒の生命体に過ぎないと気づく解放

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マウス

マウス 村田沙耶香

臆病な女の子のことを「マウス」というらしい。誰かに嫌われないように「真面目ないい子」を演じて生きている律も「マリー」を演じることで社会に溶け込めるようになった瀬里奈も「マウス」なんだけど、実際律のような子はたくさんいると思う(瀬里奈はクレイジーだから…)。そんな女の子たちに言いたい。「世界はあなたたちが思っているほど怖くない」って。「世界はあなたを受け入れてくれる」って。そう言いたい。

マウス

マウス 村田沙耶香

【mouse】···内気な女の子 辞書で見つけたこんな表現に、人知れず悲しみ震える小5の少女。 教室の人間関係に戸惑い、 友達の無邪気な一言に一喜一憂していたあのころを振り返りながら大人になっていく主人公の自尊心を、あるがままに描いた物語。 臆病だったひと、今も何かに脅かされている人に読んでほしい。

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殺人出産

殺人出産 村田沙耶香

男女を問わず10人子供を産めば1人の人を殺せる未来のお話。その他にも3人カップルという異性間交遊が流行る世界を描いた「トリプル」、わずか3ページしかない(!)「余命」などの短編小説が含まれています。 世にも奇妙な物語の中のようなお話です。ただ、「殺人出産」のお話は、読み手の心のドス黒い部分をじわりと浮き彫りにするような…ストーリーと、そのストーリーを読んでいる自分の顔が少し笑っていたように感じられて、自分はもしかしてサイコパスなのだろうか…?と疑ってしまいました。 万人にはオススメ出来ませんが、SFやホラーが好きな方は簡単に読める作品かと思います。 寝る前に読むことはオススメしません、体のあちこちが痛くなるような感覚のせいで、眠れなくなってしまいます!

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消滅世界

消滅世界 村田沙耶香

サムゲタンの鶏の手羽元にむしゃむしゃと食らいつき、そこからみえた白っぽい骨は、わたしの皮下に収まった骨と何が違うのだろうか。と、ふと思うことがある。分類して、名付けて、分類して、また名付けるを繰り返し、いつのまにかちがうものになっている。そうやって人間は、ヒトは都合良く生きていて、それはむしろ人間的な強さ、種としてのヒトの強さなんだとおもう。 村田沙耶香『消滅世界』の雨音は、違和を持ちつつも、都合良く正しさをすり替えていくヒトの群れにはあらがえない、いやむしろ自ら吸収されていく。正しさが移ろっていくというテーマは『変半身』と同じ。ヒトは正しさの変遷に悩むと言うよりも、どこかあっけらかんとして、次の正しさを求めていく。 村田沙耶香の作品は「ヒューマニズム」だと思う。それは浅田彰が山田詠美を「モラリスト」という感覚に似ている。公序良俗にそっていない山田作品をして、「口先だけの道徳ではない、身体全体で生きられるモラル」を語っているという。 村田も人間どうしが愛しあい、隣人愛があふれるようなヒューマニスティックな物語ではない(でなければ母親を部屋に監禁したりしない)。けれど、村田の作品はヒューマン、むしろヒトというものをまじまじとみつめて、生き様を語った稀有なもののように思う。ヒトへの愛というのか、村田作品を読むたびにそれを感じずにはいられない。 人間は、「人」をやめて、「ヒト」になった。そんなことすら考えてしまう。

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生命式

生命式 村田沙耶香

今の常識を超える12のストーリー。 共感できないが、何故か近未来を予感させる。とはいえ、最後の孵化で語られるコミュニティごとに違う、コミュニティが作る多様なペルソナは、現実にいくらでもある。自分も他人も多面あること、心に留めておきたい。

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きれいなシワの作り方 淑女の思春期病

きれいなシワの作り方 淑女の思春期病 村田沙耶香

小学生の頃は中学生に憧れた。 中学生の頃は高校生に憧れた。 そうやって、年上の女性に憧れ続けた。 早く大人になりたい、と。 いざ、アラサーになってみるとなんてことはない。 心は昔のまま、体だけしっかりアラサー。 こじらせ具合がアラサー特有のあるある。 でも、そんな今だってアラフォーになる成長段階。楽しみたい。

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消滅世界

消滅世界 村田沙耶香

セックスではなく人工授精で子供を産むことが定着した世界。そこでは夫婦間の性行為は近親相姦とタブー視され両親が愛し合った末に生まれた雨音は母親に嫌悪を抱いていた…

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殺人出産

殺人出産 村田沙耶香

価値観が少しずつ変わっていったら、今の普通はおかしくなって善悪がそっくりひっくり返っていく。 これがこの人の独特な世界観なんだなーというのが一番の感想。 まぁ面白いけど、物事の捉え方って人それぞれだなと感じた。 読んだ後はスッキリはしない。

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コンビニ人間

コンビニ人間 村田沙耶香

主人公の周りの人たちの会話に「あるある!」と感じてしまいました。 主人公に共感できるわけじゃない。 けど、恋愛や結婚、子育てという型にはめて評価する世の中は、つまらないな。

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GRANTA JAPAN with 早稲田文学 03

GRANTA JAPAN with 早稲田文学 03 オルハン・パムク

「若手作家ベスト11」の中から一編。村田沙耶香『素敵な素材』〜人は死んだら物質になってしまう。だから、温かい生物でいられる時間が愛おしい。本当にそうだろうか?死を忌まわしく思いすぎると、生まで軽んじることになりはしないか?そんなことを考えました。

消滅世界

消滅世界 村田沙耶香

超極端な世界なのに、引き込まれすぎて、自分が生きてる世界がどちらかわからなくなった。人を好きになる気持ちとか、性欲とか、不要と思っていたものの重要性を痛感した。

きれいなシワの作り方~淑女の思春期病

きれいなシワの作り方~淑女の思春期病 村田沙耶香

老い、女の人生について回る化け物、日々の悩みや憧れが素直に書いてあってあたたかかった。自分の本当の言葉を探すってこういうことか、と思った。未来の身体を受け入れる準備をして、心身の変化をちゃんと観察していきたいと思う。

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