松村圭一郎の本

うしろめたさの人類学

うしろめたさの人類学 松村圭一郎

私がいわゆる途上国へ行ったときの経験と、筆者のエチオピアでの経験が重なった。章の途中で学生時代のエチオピアでの日記が挟まれていて、「あぁ、そうそう、そうだよね」と思いながら読み進めた。 途上国へ行く人は、たいてい"物乞いには金を渡すな"と言われる。(少なくとも自分はそうだった)そこになんの疑問も抱かずにいたが、この本を読んで考えてみると、それは日本の基準で勝手に相手を評価しているようにも思われた。 "うしろめたさ"を感じたことに、正直になること。私たちは都合が悪いことから目を逸らして蓋をして生きてきた嫌いがあるから、そろそろ直視する練習をしてみても良いのかも知れない。 でも最後はちょっとくどく感じてしまったな。

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