柚木麻子の本

BUTTER

BUTTER 柚木麻子

軸がたくさんあって一言で感想をまとめられないけど、とにかく夢中でどんどん読んだ。私たちはどうしてこんなに「許されること」を求めて身を削ってしまうんだろう。でも人間の生きづらさにフォーカスしすぎてて、ちょっと疲れちゃった。

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奥様はクレイジーフルーツ

奥様はクレイジーフルーツ 柚木麻子

知り合いの性事情をセキララに聞かされているみたいで恥ずかしい。基本的に、初美、大丈夫??と心配しちゃうくらい面白おかしい内容だけれど、夫の興味をひこうと甲斐甲斐しくがんばる初美を応援したくなってくる。

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さらさら流る

さらさら流る 柚木麻子

自分の事をよく知るには、客観的に分析するのではなく他人から見た自分を知るべきなのかもしれない。視点が変わる事で真逆の感じ方がある。最初から終わりまで主人公の菫と、その彼の光晴が何度も何度も自分自身と向き合い、自身を知ろうとしていた。

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嘆きの美女

嘆きの美女 柚木麻子

美しいって罪ですか? 美しいだけで幸せになれますか? お世辞にも美しいとは言えない主人公と美女たちの奇妙な同居生活。 主人公側の人間(とは言え耶居子ほどのアグレッシブさはない)としてはなんか勇気をもらえる作品でした。ありのままの自分を受け入れたいって思えた。 ただ「美しい」ということだけで崇拝するのも嫉妬するのも間違っていて、そこにはいろんなことで悩んだり心の闇も抱えた自分と同じ「人間」がいる。人生山あり谷ありなのはきっとみんな同じ。

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本屋さんのダイアナ

本屋さんのダイアナ 柚木麻子

今の時代でもこんなに女性が生きるのは辛いのかと実感。 彩子が堕ちていくところは見るに耐えなかったけど自分も彩子になり得ないなと、酷く共感。 この本を読んだ人生と読まなかった人生では何かしら変わってると思う、

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幹事のアッコちゃん

幹事のアッコちゃん 柚木麻子

2019/2/21読了 シリーズ三作目。四篇の短編全部にアッコさんががっつり出てくる贅沢さ。 「ランチのアッコちゃん」から続く、アッコさんと〝永遠の部下〟三智子のコンビが特に好きなので、メインではない登場の仕方であっても、四篇全てに三智子も出てくるのが地味に嬉しい。 そして、いつもながら出てくる食べ物がどれもこれも割と普通のメニューなんだけど、間違いなく美味しそうと思わされる描写がすごい。ポテトサラダとかおかゆとか自家製の梅干しとか焼きそばとか。 誰もが思い浮かべやすい一般的なメニューなのに、アッコさんが選んで届ける料理は、どれも特別美味しそうなんだよなー。

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私にふさわしいホテル

私にふさわしいホテル 柚木麻子

2018/7/6読了 連作短編という形が大好きなので、この本は通して読んでもとても面白かったけど、中でも表題作が一番好きな話だったな。 東十条先生の描写に、もう特定の人物しか思いつかないし、悪意滲み出てて笑った。段々と東十条先生との関係性も変化して行くし、半ばコンビみたいでもあるんだけどね。 後半はちょっと主人公がダークサイド寄りになるから、気楽な読み物としてのんきに読んでると意外とずしっときてしっぺ返しをくらう。今まで、意図的にいわゆる『白柚木さん』の本しか読まないできたんだけど、『黒柚木さん』の方の作品もそろそろ解禁しようかなー。

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マジカルグランマ

マジカルグランマ 柚木麻子

75歳のおばあちゃんが主人公。この設定がもう面白い。目まぐるしく変わる環境に食らいつき、どん底に突き落とされてもなお、楽しみを見つけ、新しい事にも挑戦し受け入れていく主人公は、75歳だということを忘れてしまうほどパワフルで、魅力的でした。後半、主人公の出した答えに私は納得出来ず読み終えました。私の保守的な性格のせいなのか、年齢のせいなのか...とても面白かったです。

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BUTTER

BUTTER 柚木麻子

これは、連続不審死容疑の闇に迫る、深層心理サスペンスか、濃厚な食を非凡な表現で描く珠玉のレポートか、過度な痩身をもてはやす世の中への警鐘か、サイコパスに近づくなという警告、いや出会った時の処方箋なのか。 被害者と加害者の境が曖昧な毎日の中で、あまりにも豊潤でとろける投げかけをされたと感じた。

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伊藤くんA to E

伊藤くんA to E 柚木麻子

ここ何年かずっと、主にノンフィクションばかり読んでたのだけど、この作品がまた、優れたフィクションはリアルを超えるリアリティを持っていることを思い出させてくれた。

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終点のあの子

終点のあの子 柚木麻子

憧れとか嫉妬とか劣等感とかそういうの、ギュッと詰め込んだ柚木麻子さんデビュー作。 お嬢様学校が舞台のちょっとほろ苦い短編4作。 自分自身の高校生活と重なる部分があって(ただし制服は可愛くない。笑)胸が痛くなったり。 朱里みたいな空気の読めない子に対する「見えない制裁」や「見えない壁」でなんとなくカテゴライズされたグループ分け…とかは女子校あるある、なのかな。

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私にふさわしいホテル

私にふさわしいホテル 柚木麻子

主人公の生き方がおもしろい!スポットライトが当たらないなら当たりにいくまで、みたいなセリフが文中にあったけど、まさに目的のためなら手段を選ばないアイディアの豊かさが読んでて楽しかった。あと、実在の作家とか賞をもじったものとかこれは作者自身のことなのでは?みたいなこととか出てくるから、現実とフィクションの混ざり具合も本当に小説!って感じで最高。ウジウジしちゃうときに読むと勇気もらえる気がする。

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伊藤くん A to E

伊藤くん A to E 柚木麻子

ダメ男伊藤くんに振り回される女の人たちのお話。 伊藤くんを通して、自分を見つめ直して、また一歩進んでいく、そんなお話。 柚木さんは女の人を書くのがうまいと思います! すごいリアル!

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早稲女、女、男

早稲女、女、男 柚木麻子

ですので、買いました。市川紗椰さんもワセジョだったなんて!めんどくさくも愛おしい、そしてどんくさいのがよいです。

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本屋さんのダイアナ

本屋さんのダイアナ 柚木麻子

大穴と書いてダイアナと読む名前の女の子と、誰もがうらやむ優等生の女の子…親友だった二人の人生が再び交わるまで。終盤タイトルの意味に関わるとこ染みる。物語途中で起こるある出来事がショックすぎた。起こる悲劇の種類が違うけど、自らの足で越えてく話。

運命の人はどこですか?

運命の人はどこですか? 飛鳥井千砂

もっと恋愛モード全開の話かと思ったがそれほど...いや全然そんなこともなくて 短編ならではの物足りなさも感じつつさらっと読んでしまいました。 どれもタイトルほどの印象深さはない。 ただ西さんの話は突出してぶっ飛んでいたような気がする。

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