栗原裕一郎の本

小説の家

小説の家 柴崎友香

白地に白インクで印刷されたページ、読むのを邪魔しているかのように模様が踊りまくるページ、手書きが混じるページ、サイズの違うページ。読ませる気はあるのか?と問いたくなる。目次はそれぞれの作者による手書き。装幀は名久井直子さん、さすがである。持っているだけでも楽しい。まだ眺めているだけだが、読めるかどうかは不明。紙にもとことんこだわりありの逸品である。

バンド臨終図巻

バンド臨終図巻 速水健朗

タイトルどおり、東西のいろんなバンドが解散に至るプロセスを網羅したもの。大雑把には売れてエゴが増大した結果か落ち目になったからか、に大別はされるんだけどそれなりにストーリーがあって面白い。凄く仲良くて始めたバンドで最後は憎みあって、というのが最悪のパターン。アイドルグループとか日本のビジュアル系バンドとかのもけっこう載ってて個人的にはそっちは興味ないんで国内編と海外編に分かれてたら良かったな。 一番意外だったのはとっくに解散してると思ってたグループがけっこう細々と続いたりしてる、というところかな。お金がからむとやめるにやめられないよね、なかなか(笑)