梅原猛の本

百人一語

百人一語 梅原猛

P310 私は汽車の旅が好きである。汽車の中では私は完全に孤独になることが出来る。その孤独の"時"に私は大抵、ぼんやりしている。ぼんやりしていることは、決して考えていることではないが、時々意外な着想が、その空白の精神の中に訪れるのである。

神々の流竄

神々の流竄 梅原猛

かつて、若い頃に梅原の著作物にハマってしまったことがある。記紀神話や聖徳太子の怨念、柿本人麻呂や出雲と大和。まるで推理小説を読んでいるように、憑かれるように読んでしまう。

最澄と空海―日本人の心のふるさと

最澄と空海―日本人の心のふるさと 梅原猛

P141 この神と仏との親密な関係は、近くは八幡信仰から、遠くは役行者にさかのぼるものですが、日本仏教が神道と仏教を融合する方向に決定的にすすんだのは、やはり最澄、空海による山岳仏教の出現によると思います。

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水底の歌―柿本人麿論 (上)

水底の歌―柿本人麿論 (上) 梅原猛

ここから梅原猛に入りました。 柿本人麻呂は歌聖と言われながら、謎の多い人で、菅原道真の様に怨霊になったのではないか?と書かれていて、30年前に読んだ時は、たいした面白いと思わなかった飛鳥・奈良時代が、俄然面白いと思ったものです。

日本人は思想したか

日本人は思想したか 吉本隆明

P100 われわれは大体だめな人間だから、本を書いて自己弁明してるようなもんで、ほんとに偉いキリストやソクラテスのような人は自己弁明する必要ないんでね。本を書かないんじゃないかと思うんだけど。

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日本文化論

日本文化論 梅原猛

P37 もともと、英・数というのは、ヨーロッパ文明を受け入れるための技術学だったと思うのです。しかるに、その技術の学が教育の中心になってしまった。