樋口毅宏の本

愛される資格

愛される資格 樋口毅宏

面白いのか、面白くないのか、すごく難しい作品だった。 樋口さんの作品は、フィクションの力を借りてとんでもない境地まで主人公たちをプッシュアップさせて、どこに着地するんだろう、っていうワクワク感があって、その極北が『アクシデント・レポート』だと思う。あれほどフィクションの力を借りて、ガンガン突き進んでいく作品は無いし、虚実入り交じって、現実を飲み込むほどの作品は、そうそう無い。 と思うのだけれど、今作は氏の作品にしては、大人しいかも。と思った。 でも、読後に調べてみたら再婚相手についての半自伝的小説だと言っていて、それならこれもありなのかも。と思いました。長いラブレターとしてみると、わりと素敵なのかもしれない。

さよなら小沢健二

さよなら小沢健二 樋口毅宏

面白そうだなと思いつつ読んだことが無いままに引退宣言をされてしまったのでとりあえず1冊読みました。andymori2ndまでしか聴いてなかったので3rdからも聴こうと思います

238468ea a244 42a2 9fcc 7b6adc3d6990C8ab4ca0 717e 41de af3d e95859008373
ドルフィン・ソングを救え!

ドルフィン・ソングを救え! 樋口毅宏

2017.08.20 フリッパーズ・ギター好きなら笑える一冊。歌詞の一部が文章に散りばめられた遊び心のある文体。 フリッパーズがそうだったように、元ネタありきのオマージュ手法を書き物にも使用したんやろか。 内容自体もそれに負けず、グイグイと引き込まれ楽しい一冊。ナイスでした。しかしフリッパーズのことを知らないと面白さ半減かも。

Cfa6cdb2 66fa 4beb b02d 6667e25c0f86238468ea a244 42a2 9fcc 7b6adc3d6990De232267 052d 400b bc60 0ac4afae644c842ddbda 401c 438a ab02 eac060e27fd48a147539 d412 4499 b071 084ec14a5be6E1a519cf 2da6 4bdf 8c17 ecdd5949414735b888f7 1e65 4982 ba27 1839a5ebe438 11
アクシデント・レポート

アクシデント・レポート 樋口毅宏

久しぶりにとんでもない小説に出会ってしまった。 645ページ、二段組。カバーを外すと黒光りする装丁。 1995年、大坂発東京行き大洋航空420便と東京発沖縄行き461便が空中で衝突し、乗客672人が死亡した航空機事故の関係者のインタビューを集めたという小説。 もちろん、この航空機事故は架空だけれども、それでも昭和平成の時代について語られ、とくに95年以降の日本について関係者の言葉を借りて、著者なりの時代の見方が透けて見える。 厚くて、小難しそうな本だし、読みにくいように見えるかもしれないけれど、そんなことはない。インタビュー形式なので一本一本の短編小説として読める。どのインタビューも、すごく迫力があるし、起承転結があるからすごく引き込まれる。 上手くまとめる言葉が出てこないけれど、とんでもない小説に出会ってしまった。 平成の終わりに、平成とは何だったか振り返る良い機会になった。

03b1979f 9cfd 48b7 9aee 301b0ca1bd32238468ea a244 42a2 9fcc 7b6adc3d6990014253d4 6080 4951 9119 24735184a696F11603e6 7980 4853 ba71 c021c99f74ca84d1a374 bc29 4c2e b929 01982e9a9690
民宿雪国

民宿雪国 樋口毅宏

架空の国民的画家、丹生雄武郎の評伝。 架空の画家の生涯と世間受け入れられ方を通して描かれるのは「日本とは何か」「芸術とは何か」という根源的な問いで、作中の人物の力を借りて時にはタブーに足を踏み入れていく。 民宿雪国は、文庫本で236ページという短さで、根源的な問いを明らかにしていくには短すぎたように思う。それは、作者がそれだけ一作に力を注げる時間的余裕が無かったのか、それとも彼の生み出した画家、丹生雄武郎が手を持て余してしまったからなのだろうか。。。 この作品を発展させ、ボリュームも圧倒的に増やしたのが「アクシデントレポート」なのだろうなあ、と思う。 それでも、二転三転四転五転する新たな事実に驚き、皮肉たっぷりに描かれる「芸術」はとても痛快だった。

2feacd2a b058 49bd 9d12 9535ea249592238468ea a244 42a2 9fcc 7b6adc3d6990Af663ff4 7637 486d 92ce ba17b8715718B44fe3cf 0581 4568 9cc3 7fd84a5f8243
さらば雑司ヶ谷

さらば雑司ヶ谷 樋口毅宏

勢いがあって読み易いけど決して人には勧められない。 たしかに実写化するなら園子温だけど観たくはない。 オマージュ元一覧がすごい。ここIWGPだなレザボアドックスだな、って思ったネタ元がすべて列挙されてる。 なんやかんや面白かったです。

53c115a0 3a83 4299 91d4 bd9e15151685790b3b74 52f5 44dd bc04 2399c9417ee1238468ea a244 42a2 9fcc 7b6adc3d6990C38a4c74 915f 4b53 9098 4c0f1d844ebbB34171db eeeb 44e7 b50d 391074db8f0089e302dc 61e2 4acf b97e bf2a8c22fa0e
タモリ論

タモリ論 樋口毅宏

「タモリ論」というより、「いいとも!論」という感じです。 「いいとも!」を、久しぶりに見たくなりました。確かに、マンネリ感は否めなかったけれど、やはり、あれを超える帯番組というのは、今後も出てくることはないだろうなぁ と感じました。 改めて、「いいとも!」の、タモリさんの、すごさを思い知らされました。

Aab567a6 b279 4b45 9839 db51573ef318238468ea a244 42a2 9fcc 7b6adc3d69903e15ba04 a396 4ca7 b118 fa06c4bf0688Dd941b90 88b9 425c 9cca f8c6c38d532fE5cb63f7 63eb 4588 8463 064aa01b1d9dB753c101 f48b 462c 816f 60f31e26ba2aD14c65f0 6335 4953 a3c1 bdc4eb3dabd8 9