求龍堂の本

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ミュシャの画集。 女性と花を調和させた装飾性の強い時期の作品から、 故郷の歴史を描いた大作『スラヴ叙事詩』全20作が収録されている。 *別ページで詳細で丁寧な解説もある。 端整な顔の人物、繊細かつ緻密な装飾、澄んだ色彩など、華やかな初期の特徴が、後期の『スラヴ叙事詩』にも含まれ目を引かれる。けれど、描かれているのは 故郷の「敗北、被支配〜再生」の歴史である。 一人の人間が自らの資質で、心の拠り所を模索する軌跡が伝わる一冊だ。