池澤夏樹の本

真昼のプリニウス

真昼のプリニウス 池澤夏樹

生きる、という感覚と他者 生の実感を持てないものは 持つものに憧れる それを愛だ恋だと錯覚する 物語ることへの疑問 消費社会への根本的な嫌悪感と 人間の生のように熱い火山たち そして恋人 欠けていたピースが徐々に揃う 結末は書いてないけれど。

知の仕事術

知の仕事術 池澤夏樹

日本を代表する知識人だが、年齢に関係なく仕事量が増えている気がする。編集も書評もそして、エンターテイメント小説まで書いている。そしてまさかこんな軽そうな本まで!池澤夏樹の面白さは理系的なベースがある、文系どっぷりの人であり、それが文章にも、この本にも出ていてとても面白かった。

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レッドタートル ある島の物語

レッドタートル ある島の物語 マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット

幾つもの類型的な物語を組み合わせたような話、といってしまっては元も子もないが、美しいスチール写真と池澤夏樹さんの解釈による映画版には無いスクリプト、昨今のアニメーションの過剰な感情表現とは真逆のミニマルなキャラクターの描写にとても上質の情感が味わえる、大人向けの絵本でしたよ。

クジラが見る夢

クジラが見る夢 池澤夏樹

こちらの大型本 わが家の本棚に鎮座してます 長年連れ添って、もはや家宝 文庫版も欲しい…

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カデナ

カデナ 池澤夏樹

ちゃんと知らないといけないな と思った まず知るところから

スティル・ライフ

スティル・ライフ 池澤夏樹

冬の早朝のような澄んだ透明感に溢れる文章。 人と世界は、同一なものに見えて案外かけ離れたところにあるものなのかも。 星が世界の一部に不確かに存在してるのと同じで、 他者の認識が無ければ生きてるのかなんて、簡単に不確実なものになっていく。

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猫なんて!

猫なんて! 角田光代

総勢47名の作家による猫話 猫との距離感、間合いがそれぞれでおもしろい 犬派ですが、猫もいいなあ… なんて笑

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バビロンに行きて歌え

バビロンに行きて歌え 池澤夏樹

”彼はよくわからないままにうなずいた。女の子は陽気な声でよく喋った。彼はぼんやりとその心地よい声を聞いていた。”

南の島のティオ

南の島のティオ 池澤夏樹

ある島で起こる小さな小さな奇跡のお話。 心が温まるお話が多くてほっこりとさせられる。 ここでしか味わうことができない体験。そんなふうに毎日が好奇心に満ちた生活は心が豊かで楽しいと思う。

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きみのためのバラ

きみのためのバラ 池澤夏樹

久しぶりに素敵な小説を読んだ ノンフィクションがマイブームなのだけれど、たまに小説もいいな

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百年の愚行 ONE HUNDRED YEARS OF IDIOCY

百年の愚行 ONE HUNDRED YEARS OF IDIOCY 池澤夏樹

P133 消費欲の問題点は加速するということである。微分という操作によって速度が加速度(すなわち速度の速度)に変わるように、消費はやがて消費の消費に変わる。昨日と同じものを今日も食べられるのではもう充分ではない。今日はまた新しいものを食べるのでなければ、真の現代の消費者ではない。

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