波田野節子の本

李光洙――韓国近代文学の祖と「親日」の烙印

李光洙――韓国近代文学の祖と「親日」の烙印 波田野節子

「民族の裏切り者」はどんな植民地空間を生きたか。理想、希望、現実、挫折、弱さ。いま韓国で流通している脱色された義士たち、銅像になった「ハルモニ」よりも、この本の李光洙は、私の一番近くで、一番厳しい眼を私に向けている気がした。彼を長年追ってきた気鋭の研究者による新書。