町井登志夫の本

今池電波聖ゴミマリア

今池電波聖ゴミマリア 町井登志夫

タイトル買い。世紀末な今池、いいですね。大好きな町今池が電波でゴミで嬉しい限り。(今池を知らなくてもまったく問題なく読めます!) 2001年の小説なのに、ストーリー全体に漂う救いようのなさは、2017年に読んでも古さを感じさせません。。 ネットがストーリーの鍵のひとつになってますが、そこは古く感じるかも。 トラボー、ペラ、パタイなど独特の若者言葉がいい味を出してます。(時計じかけのオレンジのナッドサット語みたいな) 私は真紀派ですが、この小説のヒロインはマリアなんでしょう。 一般人は何もできず振り回されるけど、今日のところはひとまず生き延びるしかない(そして、そんな日を繰り返すしかない)みたいな諦念が根底にある気がする。 そして無力感の象徴であり、死ねるなら死にたいマリアは、作中なんども死ぬチャンスに巡り合うのに生き残ってしまう。 救いのない話なのにきちんとエンタメしてるし、全体的にはテンション高め。なぜか爽やかな読後感。

爆撃聖徳太子

爆撃聖徳太子 町井登志夫

2018/03/20 読了 まさに「爆撃」の聖徳太子。「聡耳」のこういう解釈もありか。 話の中で実際に動くのは小野妹子。なぜ、彼がこのようにこき使われるのか。それは読んでのお楽しみ。 乙支文徳将軍は、文句なくカッコいい!

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