町田康の本

ギケイキ:千年の流転

ギケイキ:千年の流転 町田康

現代人(といっても千年前に死んだ義経の魂だが)の視点から描かれた義経記。 義経の小説は重厚感や悲壮感が漂うイメージだが、この話はとにかく軽い、そして明るい。武士達が普通にファッションとかSNSとか言っていて笑える。 気軽に楽しく読めて、史実の大切なところも押さえてあるので、歴史が苦手な人にもオススメ。義経が頼朝に会う直前で終わってるけど、続編はあるのだろうか?ぜひ続きを読みたい!

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芸術の神様が降りてくる瞬間

芸術の神様が降りてくる瞬間 茂木健一郎

BS日テレで放送された対談をまとめたもの。 茂木健一郎苦手だし、対談ものを文章で追うが好きではないから、この手の本は避けている。 でも町田康が語ってるなら…が読んだ動機。 町田は、文体から予想はついていたけれど、言葉ひとつひとつにかなりこだわっている。茂木が逆に質問されて、話変えて、が連続していた。 「告白」を書いた背景や、日頃からの文章の書き方、小説に対する考え方がパンクだった。 「書くというのは本当に、技術なんですよね。」 という一言が残った。 書くことは技術なのか。センスや感性ではないのか。言葉の配置をそれぞれに捉えて作っていくってことなのかな。深い。

宿屋めぐり

宿屋めぐり 町田康

この切迫感。著作は凄く増えたけど、この人はもっと評価されるべきでしょう。

猫のあしあと

猫のあしあと 町田康

2017/04/28 前作にはかなわないかなぁ。 なんか、家の中が猫だらけになってきましたね。

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正直じゃいけん

正直じゃいけん 町田康

「くっすん大黒」に続き、町田節に笑かされた。私は音読の癖がある。傍から見るとさぞ不気味だろう。ブツブツと念仏を唱えるように、呪文をかけるように言っているだけでも不気味だろうに、急に笑いだすのだから、狂気でしかない。町田康は読者の様子を想像して書いているに違いない。 大阪出身で、大阪弁も惹かれている一因であろう。この感覚どこかでと思えば、近松門左衛門に辿り着いた。 池澤夏樹が編集した日本文学全集で宇治拾遺物語を現代語訳する仕事に町田康が抜擢されている。宇治拾遺物語を書いた(歌った)のはきっと当時のパンクロッカーに違いない。

100万分の1回のねこ

100万分の1回のねこ 谷川俊太郎

角田光代、広瀬弦のが素晴らしい。 元々の絵本を読んでいなくても中々に味わい深いものがたくさん。 町田康だけ独自路線だったな。 あと山田詠美は苦手。

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きれぎれ

きれぎれ 町田康

"いつもこれだ。いつだって到達ポイントにはなにもない。"

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フォトグラフール

フォトグラフール 町田康

「私は身の毛がよだつほど嘘が嫌いである」という一行目から嘘をかましてくる写真大喜利の一冊。 写真を見て妄想したことを書き連ねているだけなのだが、流暢に語られる嘘の数々は笑いを誘う。適当にふざけているようでいて、リズム感を大切にした少々古風な文体は流石、町田康である。

ずるずる、ラーメン

ずるずる、ラーメン 椎名誠

ラーメンに関する随筆集。 以前読んだ「ずっしり、あんこ」に比べ、感動的な話もなく、どうでも良いような内容ばかりだけど、楽しく読める。 読んだ後の頭の中は完全にラーメン。早くラーメンを食べたい!

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リフォームの爆発

リフォームの爆発 町田康

来るべき我が家のリフォームに備えて⁉︎あー、笑った。でも真面目。 20161009

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スピンク日記

スピンク日記 町田康

エッセーのような小説のような。犬の目を通した町田康、というか町田氏の思う、うちの犬こんなこと思ってんだろうなーって想像なんだけど、その辺考えると視点がだいぶ多層的、まあ犬猫小説ってそういうものなのだけど、とかまぁそういうのは置いといて、とにかく可愛いし和むので良い。しかしほんとに犬(プードル)ってこういう語り口で喋りそうやね。この本の最終章最後の一文はわりと静かな感動がある。

ユリイカ 2014年1月号 特集=ルー・リード

ユリイカ 2014年1月号 特集=ルー・リード 田中泯

ロック・ミュージック、ミュージシャンを言葉で伝えるほど、野暮かもしれない? でも 追悼ルー・リード、ユリイカは捉えどころ全部読めますよ。この中に彼を語りたい、彼の気持ちを伝えたい、世の中 はみ出し者は許さない形式に彼は挑む気も更々無い。自分の創作物を世に解き放つ!それが彼の意思表示かと思いきやはぐらかす、スイート・ジェーンだし、彼の言動、行為も掴みきれない正真正銘のワイルドだから私は大ファンなのです^_^❣️ ホワイト・ライト・ホワイト・ヒートは現在未来形で普遍する。私には、ボブ・ディランだけでは物足りません。

スピンクの壺

スピンクの壺 町田康

うちの犬も、こんなことを考えているのではないだろうか、、(笑)