石井光太の本

世界の産声に耳を澄ます

世界の産声に耳を澄ます 石井光太

あまり見ないお産にフォーカスしたルポ。 特に、紛争の影響などで、適切な環境で子供を産むことの出来ない人たちがどのように、新しい生命を誕生させるのか、それについてまとめられていた。貧困や治安の悪いなか、子どもを産み、育てる。困難なことは間違いないだろうが、そのなかで描写される親の力強さ、子どもへの愛情は胸を打つ。

「鬼畜」の家:わが子を殺す親たち

「鬼畜」の家:わが子を殺す親たち 石井光太

衝撃的。自分はおそらく良識のある大人より、幼稚な人間よりである事に気づかされた。子供の育て方はもちろんの事、発達障害、不妊手術、様々な事を考えさせられる。また、刑量についても考えさせられた。子を育てるという事が興味深い反面、恐ろしく感じた。

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地を這う祈り

地を這う祈り 石井光太

スラムでの苛酷な生活を露わにしたフォト・ルポルタージュ。目を背けたくなるほどショッキングな写真も多く載っています。この現実を前にして、偽善がどうとか言ってる場合じゃないなと改めて思いました。

43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層

43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層 石井光太

被害者の父親の想いを読むのが辛い。司法への不信から「個人的に復讐する」という。 そんな想いを抱くのも当然と感じる一方、被害者家族はここまで激烈な想いを抱くからこそ、一見(一見じゃなく本質かもしれないが)冷徹で、無機質と感じられる司法制度があるのだなとも思う。

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砂漠の影絵

砂漠の影絵 石井光太

イラクで武装組織に拉致され人質となった日本人5人の話。 武装組織は人質の命と引き換えに自衛隊の撤退を要求。 だが日本政府は動かず、人質1名が処刑される。 そして…。 この小説に書かれたように、実際に起きた人質事件において、日本国内では、人質となった人達に対して自己責任であるとの批判が起きた。 当時の自分も自己責任だと思った側だった。 バカだった。 なぜ、そんなふうに人を切り捨てられるのか。 助けたい命と切り捨ててもいい命。 それを分かつのは何か。 殺された命と生きのびた命。 何がそれを分けたのか。

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蛍の森

蛍の森 石井光太

終盤までは読み進めるのが辛くなるような話だけど、最後は泣いた。 本で泣くなんて久しぶりだな。

蛍の森

蛍の森 石井光太

偏見と差別がいかに恐ろしいか。この本はフィクションであるが、そう感じられないところがさらに恐ろしい。

神の棄てた裸体―イスラームの夜を歩く

神の棄てた裸体―イスラームの夜を歩く 石井光太

情熱や想いだけでは、人の人生は変えることはできない。生まれたその瞬間から、人は人生を変えられないのかもしれない。 娼婦はみな不幸なのだろうか、一夫多妻の妻はかわいそうなのだろうか。 イスラームの女性が娼婦として生きていくことは悪なのだろうか。 おそらく「良い」「悪い」ではないのだろう。 片面だけを見るのでなく、フラットな感覚をもっていたいと思わせる一冊。

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