福岡伸一の本

ツチハンミョウのギャンブル

ツチハンミョウのギャンブル 福岡伸一

福岡ハカセの文章はいやらしさがない。 フェルメールを語るときも政治について語るときも、ニューヨークでの滞在を語るときも、生命を語るときも、軽やかで淀みない。 文章の流れを滞らせてはいけない。 動的平衡の流れに身を任せて、 ハカセの言葉に浸ろうじゃないか!

動的平衡ダイアローグ 世界観のパラダイムシフト

動的平衡ダイアローグ 世界観のパラダイムシフト 福岡伸一

期間が経つと、ヒトは変わってしまうという考えは全くなかった。この話を知ってから、人間は、私はなんなんだろう…という気持ちになり、自分を自分として繋ぎ止めている記憶、関わっている周りのひとたち、自分の生活などを前より気にするようになった。

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科学以前の心

科学以前の心 中谷宇吉郎

科学的な文章の中に、温かい言葉がつまっている 「たまには面白くて為にならない本も読ませた方が良さそうである。」 子どもにも、自分にも

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生命の逆襲

生命の逆襲 福岡伸一

敬愛する池田学のハナカマキリの表紙が目について、しかも作者が福岡伸一さんというのだから、垂涎。「好き」ということのエネルギーをもらえる語り。

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世界は分けてもわからない

世界は分けてもわからない 福岡伸一

この、一冊の本の中にある魅力は3点にまとめられる。 ①知的好奇心を満たしてくれる。 ES細胞からコンビニのサンドイッチの保存料のソルビン酸の解説から、夜空の星が見えるわけ、イタリアの画家カルパッチョの絵の謎など話が多岐にわたるが、決して雑学の羅列ではなくテーマに沿った内容になっている。 ②科学に対する深い愛情が感じられる。 表現が比喩的なものになり、ご自分でも「いささか擬人的しすぎているかもしれない」と書いておられるが、それは科学に、科学をする者に、そして科学のことを知りたがっている読者に対する深い愛情が あるからだ。 ③テーマが明確で、それでいて深い。 エピローグは次の一文で結ばれる。 「世界は分けないことにはわからない。しかし、世界は分けてもわからないのである。」 そして、これらの魅力を引き出しているのは、何よりその文体にあるのだと思う。

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新版 動的平衡: 生命はなぜそこに宿るのか

新版 動的平衡: 生命はなぜそこに宿るのか 福岡伸一

僕は学生時代、分子生物学研究室に配属になり毎日のようにDNAやシーケンサーなどの機械と向き合っていた。 しかし全くおもしろさや楽しさを味わうことができず適応障害を発症して中退した。 その半年後に福岡伸一の本と出逢い分子生物学の奥深さや魅力の虜になった。 生命を切って分けてを繰り返すことで機械的に生命を理解しようと試みることが分子生物学だと思っていた僕には、とても大きく、そして嬉しくもある衝撃を与えてくれた。

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動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか

動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか 福岡伸一

人間とはチクワみたいな形状で、口から入れたものを分解吸収し、内側から新しくなって、代謝によって古くなったものを脱ぎ捨てるだけ… そう考えるといろんなことがどうでもよくなって楽しくなってきた。満員電車の隣の人も、週刊誌のグラビアの女の子も、ミミズも、オケラも、アメンボも… みんなチクワみたいなものなのね。 生命として明確に定義できることって、意外とシンプルなんですね。 なんとでもなるような気がしてきてなんか楽しい。

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