窪美澄の本

さよなら、ニルヴァーナ

さよなら、ニルヴァーナ 窪美澄

発売されてすぐに読んだ本。 読み終わってから時間は経つが、人間の闇を見てしまったようなぞっとする気持ちが忘れられない。 中心となった人物のあの感覚をわかる人間は少ないだろう、 登場人物の視点のどれをとっても悲しさは拭えない。 どんな思いでこの本を書いたのだろうか

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水やりはいつも深夜だけど

水やりはいつも深夜だけど 窪美澄

短編集なので、読みやすい。 昔は親は親だったけど、 歳を重ねてみて、 親だって人だし、男だし、女だしという事がわかってきました。 家族だって人なので、それぞれ歩み寄らなきゃなと思いました。 読み終わって、少しあったかい気持ちになり、離れて暮らす家族をとても恋しいと感じました。

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晴天の迷いクジラ

晴天の迷いクジラ 窪美澄

3人の登場人物それぞれが、息苦しい家庭のなかで 生きていて、読んでいてこころが重くなった。 最後に出てくるクジラが3人に重なって、3人をぎゅーっと抱きしめたい気持ちになって、ぽろぽろと泣いてしまったよ。 この作者さんの作品、ぜひともまた読みたいな。

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さよなら、ニルヴァーナ

さよなら、ニルヴァーナ 窪美澄

積んでた本、読了。 途中、少ししんどくなった。 それでも読み終えたのは窪さんの言葉だからなのだろうなぁ。 多分もう2度と読まない(苦しくなるから) そう思ってしまうほどチカラのある小説。

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きみのために棘を生やすの

きみのために棘を生やすの 窪美澄

人生がままならない女たちの恋愛短編集。略奪愛がテーマと読後に知ったけど、そんな感じはしなかった。 私が幼いのか、2人の人を同時に好きになったことが無くて、ほぼ遠い世界の話のように読んだけれど、冒頭の作品は印象的だった。許婚が兵役につく間、「戦争で死んだ奴らの為に」体を重ねる男女。許されない恋、とかロマンチックなものではなく、時勢に逆らえないやるせなさを感じた。

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水やりはいつも深夜だけど

水やりはいつも深夜だけど 窪美澄

妊娠中の今、読めて本当によかったと思える本。 読後、夫のこと、生まれてくる子どものこと、実家の家族のこと、夫を育ててくれたシングルマザーの義母のこと。まわりの大切な家族たちのことに想いを巡らせているうちに、涙がとまらなくなりました。

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ふがいない僕は空を見た

ふがいない僕は空を見た 窪美澄

窪美澄さんは2冊目。 人それぞれ抱えているものがあって、でも窪美澄さんの言葉に救われる。 あまり重たい小説は苦手だけど、窪美澄さんの本は読みたくなるような本。

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じっと手を見る

じっと手を見る 窪美澄

淡々とした日常の中の不安と孤独感。よるべのない人たちの話。自分の居場所を探す話。「よるのふくらみ」が好きな方はたぶんこの話も好きなんじゃなかろうか。

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よるのふくらみ

よるのふくらみ 窪美澄

窪美澄さんの書く小説は正直すぎる 幸せになりたいという思いは、口に出さずとも誰もが心の中で抱えている気持ちのような気がする。 だから誰も、誰のことを責められない 大人になってしまったから、自分の行動に責任を持たなきゃいけない、周りの目、みんなで育った商店街という狭い世界観のなか。 自分の気持ちに真っ直ぐに生きていくことってだんだん難しくなる。 奮闘しながらも最後には、物語の登場人物がそれぞれの幸せのために、前を向こうとする気持ちに なんだか後味の良い本だったように思う。

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アカガミ

アカガミ 窪美澄

近未来の日本、若者の自殺率は跳ね上がり、出生率は極端に低下していた。政府は「アカガミ」という制度を作り、出産を手厚く支援したが。その裏には…

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ふがいない僕は空を見た

ふがいない僕は空を見た 窪美澄

黒くてどろどろしてどうしようもなく汗臭くて。それでも皆生きていく。 小さな町の小さな出来事が皆を変えてしまう。良くも悪くも。 久しぶりに小説を読んだから変な気分。次も小説。 2016-07-21

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アニバーサリー

アニバーサリー 窪美澄

 2000年の予言。「世界の終わり」がゆっくりと近づいていた。芸能人のもとに生まれ、親からの愛情に恵まれなかった真菜が持つのは、一人の友人絵莉花と終わりへと向かう世界に対する焦燥感であった。絵莉花に促されるがままに男に抱かれ、その対価として彼女はカメラを手に入れた。初めて自分の手で何かを手に入れた。手段はどうであれ、その事実が彼女を高揚させた。それからは終焉へと向かい、刻一刻と姿を変える世界を撮ることに夢中になっていった。核爆弾、細菌兵器、世界を滅ぼすのは一体なんなのか。それがなんであれ必ずカメラに収めよう。いつしかそれが彼女の生きる目的となっていた。  しかし、世界は終わらない。世界に失望し、恐怖し、今度は虚無感だけが残った。何を撮っても違う気がした。終わらない世界で自分がどう振る舞えばいいのかわからない。そしてまた男に抱かれる日々を送り始めた。「抱かれている時だけは、虚無感を忘れられる」絵莉花の言葉を真菜は思い出していた。  彼女はアシスタントとして働いていた。抱かれた男の一人、カメラマンの岸本のもとで。愛人の一人だとわかっていながらも、彼の撮る写真の優しさに惹かれていったのである。「世界が終わるわけじゃない。自分が世界を終わらせていくんだ。くだらない恋で」気がつけば、初めて心の底から好きになった男に当然のように捨てられた惨めさと、お腹の子だけが残り写真への情熱は失われていた。その一方で、少しずつではあるが確実に大きくなる子に対する情が芽生えつつあることを彼女は無視した。家族を知らない自分に何をできるというのか。  晶子がベビースイミングとマタニティースイミングの指導員となって40年の時が経とうとしていた。彼女は戦争を生き延び、四度の妊娠を経験し二人の子を亡くしている。二人の子の分も自分はやりたいことをして生きていく、そう決めていた。そんな彼女が開く妊婦向けの昼食会に、全く人と話そうとせず食事もとらない妊婦がいた。その妊婦は友人が出産しこなくなって以来、昼食会に参加することはなかった。  そして三月十一日、いつものように東京で開かれていた昼食会の最中にそれは起きた。妊婦らの避難を済ませた晶子の気がかりは一人の妊婦である。ここからそう遠くない距離。そう思った時には晶子の足は動き始めていた。 愛とは何か、家族とは何か。出産や晶子との出会いを機に、真菜はゆっくりと歩みをはじめる。答のない問いに、答のないことすら知らずに葛藤する真菜の心境の変化を、丁寧な人物描写をもってありありと描いていく。

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よるのふくらみ

よるのふくらみ 窪美澄

久しぶりにすごくいい本に出会ったと思いました。 幼馴染、兄弟、親、よその家庭、夫婦、恋、友情、 いろんな関係の人たちがいろんな立場や視点で男と女というものを書いています。 女の性欲っておおっぴらにあまり語られなくて、でも男の人と本当は別に変わらないし時には男の人よりはるかに強い。 うろ覚えですが 「女のあんな存在感と迫力で勝負に出られたら、男なんて最初から負けてる」 みたいな一文がありました。 女の強さや性欲や腹をくくった時の怖さは、男の人はあまり知らない分余計に凄みがあると思います。 全編通してかかれる女のグロテスク、生々しさ。 男の弱さと強さとかわいさ。 私はよくわかるなぁと思いました。 男性はこれを読んで男を、女をどう思うのでしょう。気になります。

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