藤木稟の本

バチカン奇跡調査官 ジェヴォーダンの鐘

バチカン奇跡調査官 ジェヴォーダンの鐘 藤木稟

久しぶりに表紙が平賀でしたね。 今回の舞台はフランス。鳴らない鐘と青い鳥の奇跡。 本当に奇跡なんじゃないか、と目を輝かせる平賀に同調して、今回はそれっぽいんじゃないだろうか、と読み進めることに。ロベルトが持ち帰ってくる村人たちの話には、奇跡の案件とは別の謎を秘めていて、どう繋がるかと思っていました。 奇跡のオチよりも、奇跡で目が見えるようになった彼女に関わる謎の全容に感動でした。 後半のロベルトの解説が面白い。宗教ってポンと生まれるものじゃないから。そうやって絡み合い影響し合っているものだから、論の展開が面白かった。あっちの神話は全然読んでないから新鮮によ読めたのかも。

バチカン奇跡調査官 ゾンビ殺人事件

バチカン奇跡調査官 ゾンビ殺人事件 藤木稟

短編集。 『チャイナタウン・ラプソディ』はちょっと不思議で解明しない方が面白いオバケのお話が、程よく秘密で胡散臭くて、そういう意味でこのシリーズでは異色かも。 『マギー・ウォーカーは眠らない』は、クスッとさせられちゃうことばかり。でも、最後のちょこっと笑いまで、全部の全部、可愛いらしい。 『絵画の描き方』で平賀とロベルトが読めたのが嬉しい。このペアのいつも通りの雰囲気。嬉しいなぁ。 『ゾンビ殺人事件』はローレンが出てくる。最後にローレン!!この短編集はなんて豪華!! …ということで、とても美味しく読ませてもらいました。

バチカン奇跡調査官 血と薔薇と十字架

バチカン奇跡調査官 血と薔薇と十字架 藤木稟

いつもの奇跡調査とは違い、今回は田舎町で起きた吸血鬼事件を探る話。 吸血鬼は浪漫だよなあとこういう話を読むたびに思います。 相変わらずオチには「うーん……?」といったことも多いのですが、相変わらず魅力的なキャラクターは健在です。 2011.11.28

バチカン奇跡調査官 サタンの裁き

バチカン奇跡調査官 サタンの裁き 藤木稟

やっとロベルト氏が役に立ってくれて嬉しいのですが、彼が英語を覚えるのはいつなんでしょうか。 前巻での力技よりはちょっとマシになりましたが、やはり強引かな?と思う展開で、ライトノベルの域を出ていません。 こう書いておいてですが、やっぱり題材が個人的にヒットなので読み続けてしまいますし、おもしろいです。

D7162833 27b6 4ef1 bd45 4ae3785998103d3d8eb2 a6d2 43f3 add6 1d9819f184b1F305cac8 e136 4eea 9e0c ce6b9c1f47e9
バチカン奇跡調査官 終末の聖母

バチカン奇跡調査官 終末の聖母 藤木稟

奇跡調査をするイケメン神父二人の活躍を描くシリーズ。 今回はメキシコが舞台でした。いつもなかなか物騒なあれこれなのですが今回は物理的に物騒さが増していたような気がします。 新キャラも出てきてなんだか賑やかな様相になっております。チャンドラ博士に関してはまだ謎の人という印象です。表紙になったわりにはあんまり活躍しません。顔見せといった感じです。味方だと良いのですが。 今回も当たり前のように奇跡調査をするのですが、結論が出るまでの間にも事件が起き、途中様々な人物が様々な思惑を持って動いているので、肝心な奇跡ってなんだったっけ。と思ったりもしました。 ミステリーというよりはSFのような壮大さをかんじました。 奇跡か否かの結論とトリック(?)の解説は、何をどうこう言っているのか文系なわたしにはわりと理解が難しいですが、平賀さんがとても生き生きしていらっしゃったのでよいとおもいます。 科学と神のみわざが相反しないものだという結論は好きです。 今回も面白かったです。続きが気になります。 16.03.27

バチカン奇跡調査官ラプラスの悪魔

バチカン奇跡調査官ラプラスの悪魔 藤木稟

降霊会と次期大統領候補の若い指導者の死となんやかんや。 面白かったです。シリーズ一二を争うくらい好きかもしれない。 そして今回はラストに余韻を引く怖さがありました。信じていた人が実は自分が信じていた形とは全く違うものかもしれないというのは本当に恐ろしいことです。最後の最後で度肝を抜かれました。そこがもう大好きです。幽霊より降霊会の殺人より余程怖いです。 今回もミステリーとしてはどうかしらといったものですがこのシリーズはミステリーの謎解きを楽しむものではなくキャラクターのハラハラドキドキ感を共有するものだと思うので良しです。 とりあえず主人公二人が仲良しそうで何より。二人に同行する捜査官も良いキャラクターで好きなので再登場を地味に願っています。 あとアメリカ料理に対する悪意溢れる描写に笑ってしまいました。彼にはきっとああ見えているに違いない……。ごはんがおいしくないと噂のイギリスに行ったら卒倒するのではないだろうか。 16.03.11

D7162833 27b6 4ef1 bd45 4ae378599810C2e73f6d 4102 460c 9ac4 9c3012de96579af1c933 3068 4493 8e14 f48f46aa5bfe
バチカン奇跡調査官 二十七頭の象

バチカン奇跡調査官 二十七頭の象 藤木稟

今回は2つの事件を柱に、たくさんの登場人物(被害者加害者その他を含む)が出てきたのが特徴的。前に砂漠に行ったときの登場人物の少なさとは大違い。 ローマ(ある意味、平賀とロベルトの庭)で起きた身近な事件は、紐解いて仕舞えば単純明解だったけど、謎解きにくるまで、最終的にどう繋がるのかわからなかった。 フィオナがとても重要な役回りで、今後どんどん登場しそうな予感。

D7162833 27b6 4ef1 bd45 4ae378599810Cdeb69a0 8550 445f bcea 85badbbe9778
バチカン奇跡調査官1

バチカン奇跡調査官1 日野杏寿

原作のファンです。 表紙の二人が、ちょっと原作よりかっこよすぎやしないか?!と思いつつ、読んでいくと、漫画で読むならちょうどいいんだ、とわかりました。ちょうどいいです 漫画でも文字数多いです。でも、文字数減ったら面白くなくなると思うので、これもちょうどいいのだと思います。