西村賢太の本

二度はゆけぬ町の地図

二度はゆけぬ町の地図 西村賢太

知り合いの芸術家が絶賛していたので読んで思った。 「なるほど、僕は芸術で食べて行けない訳だ。」と。 度を超えたクズっぷりとそれを書ききる才能、そのどちらも自分には無い。 嫉妬した。

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棺に跨がる

棺に跨がる 西村賢太

人一倍プライドが高くて、人一倍自分のコンプレックスに敏感な貫多。 どうしようもない性根に気付いていながら、その癖自分本位な貫多。 ダラしなくて、とことんダメなんだけど、それでも見捨てられないのは、自分の内面のどうしようもない部分を投影しているからかもしれない。 カツカレーの食べ方を揶揄されたとしても、女を蹴ることはないけれど、秋恵の貫多に対する態度に苛つく自分がいる。 秋恵はとうとう、貫多を見捨てたけれど、それでも一読者として、ぼくはこの男をこれからも見ていくだろう。 だからとりあえず、さよなら秋恵さん。 これからはぼくたちがこのどうしようもない男を見守るよ。

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