谷崎潤一郎の本

酒呑みに与ふる書

酒呑みに与ふる書 マラルメ

2019/04/06 読了 〜あるいは酒でいっぱいの海〜 松尾芭蕉から夏目漱石。江戸川乱歩に折口信夫。角田光代や村上春樹。内田樹と鷲田清一も。 酒の肴にちょうどいい。ちびちびやりながら楽しく読みました。日本酒の話がもっとあったらもっと良かったのになぁ。 装丁が素敵ですね。 〜すべての酒呑みに捧ぐ〜

9ac9871f 33f3 4bb3 b203 9133cb38cc652d3893ff 7bc4 4c12 af6d 249f655eb6daIcon user placeholder0b2ab76f 2891 42a6 926d 8e73730ccd197d65eb17 0d6a 4e37 9812 f1803c1fcc6680e02f84 921f 4faa be0d 64c6a3f8a453A19d8d4b d0bd 4c1a b273 5892799f2c2e 25
猫なんて!

猫なんて! 角田光代

総勢47名の作家による猫話 猫との距離感、間合いがそれぞれでおもしろい 犬派ですが、猫もいいなあ… なんて笑

A79a3eb1 108c 41f6 9191 3ec772c8110bE4f21041 cc6c 4268 b713 5baf3e868f4475657d05 f8af 4ca9 b80b d54f664b8b01F0494b87 194b 49b3 b501 bd4f881df8d65ee634e1 842e 438e 980f 0406d3b58a1fBde17c81 c70d 4ccb 903b c4afd6d4b6c347a40b97 1d75 48ef 99c6 3596077554cf 8
春琴抄

春琴抄 谷崎潤一郎

私にとって、初の谷崎さんの作品。 一言で言うならカナリスキ。 耽美的の意味がこの作品を読んで理解できた。 そしてもっと耽美派の作品を読もうと思った。 物語ではないけれど逆によく春琴の事が解る。 構成がとっても面白いな。

(016)妖

(016)妖 坂口安吾

谷崎潤一郎の『秘密』は僅か数十頁の短編だが、耽美な非日常の世界にどっぷり浸ることができる名作だ。 秘密を持つということの妖しい魅力に取り憑かれた男は、夜な夜な白粉を塗りたくり女の姿となって街に繰り出す。 「…鏡に映して凝視して居ると、廃頽した快感が古い葡萄酒の酔いのように魂をそそった」 秘密は秘密のままにしてこそミステリアスな魅力があるのであって、それが暴かれると同時にその魔力は失われてしまうのではないだろうか。

細雪 (中)

細雪 (中) 谷崎潤一郎

この中巻の有名な水害の描写は、恐らく谷崎とその家族友人達が自身が味わったであろう恐怖がリアルで、流石に穏やかに読めなかったな。。

Icon user placeholder3a12060b 4cd8 48ec 9733 fdbcc60eb8aaCd086107 8dc6 4d0d 8cf0 4c84f7ee23828f997df3 7220 420d 8e33 ee2e48d5a7faCee9898e 9704 47ce 97e2 a3a55b47bfd7B4c13e09 7546 4260 b572 c7bbd0bc8e7d
刺青・秘密

刺青・秘密 谷崎潤一郎

まだ刺青しか読んでないけど、凄い。10数ページの物語の中に好きなものが全て詰まっていた。

F3aeaf87 f584 4dda b877 04b3a955785f496be92f 1bec 4f40 b5f9 d8d9859286fe4f8e614f ec35 4985 9704 318bf3471b43Fa2f46de 09b8 4291 8d2c 025044e17ae2Icon user placeholderIcon user placeholderB13d8520 e928 46a8 8042 e946b9fcd72f 21
教科書で読む名作 陰翳礼讃・刺青ほか

教科書で読む名作 陰翳礼讃・刺青ほか 谷崎潤一郎

近代の代表的な作家である、谷崎潤一郎氏の作品が数篇収録された一冊。 「陰翳礼讃」は日本文化、日本人が持つ「陰翳」を取り上げ、谷崎独特の感性で「日本の伝統」について述べている。一見、懐古主義且つ国粋主義とも取れる主張が並ぶが、「伝統」と久しくかけ離れてしまった現代、谷崎のように「日本らしさ」を考えることもまた必要だと感じた。

Icon user placeholder04d39ccc 2f5b 49fa b63d 8ac2c41bd982
女体についての八篇 晩菊

女体についての八篇 晩菊 太宰治

太宰治、岡本かの子、谷崎潤一郎、林芙美子、芥川龍之介、石川淳、森茉莉、有吉佐和子の短編に安野モヨコさんの挿絵。豪華。 安野さんの描く女性の身体の曲線が本当に好きだ。 https://cakes.mu/posts/12785

562d0a4a cc5c 44ac 8bd7 55e9d865b49a74c33605 cad0 4be4 b2cb f7a38990d3aa38aecb1e ab6d 44a9 8407 9f126a093a21E4f21041 cc6c 4268 b713 5baf3e868f443a54a5ce 6490 4a67 9561 6cb5bc450f438f997df3 7220 420d 8e33 ee2e48d5a7fa
陰翳礼讃・文章読本

陰翳礼讃・文章読本 谷崎潤一郎

表題の2作の他、「厠のいろいろ」、「文房具漫談」、「岡本にて」収録。分量の半分以上が「文章読本」となっている。様々な作品を引用しながら、文章というものを解剖するように明晰に分析して「文章とは何か」を述べている、その文章自体が細やかながら明快なのは流石としか言いようがない。一番印象に残っている引用作品は志賀直哉「城の崎にて」だが、その分析も読んでいて楽しい。そして「陰翳礼讃」、他の随筆からも伺える谷崎潤一郎の美意識が短い文量に詰まっている。「まあどう云う工合になるか、試しに電燈を消してみることだ」という締めの一文が格好良すぎる。

D46f6615 a04d 44c0 9ee1 e22aa60894efB202f626 0795 4027 99ca 47cba8606095Icon user placeholder5cffc967 c952 41df 84d1 d5c3bfc0a727Icon user placeholder4aee193a 6d5e 4779 b05f 46018c39cc65Ee751934 df40 4fe9 af13 98e2e9c1113f 9
細雪

細雪 谷崎潤一郎

純文学と言われて身構えてしまうような私にもこの作品は入りやすく、なんとも言えない情緒感に浸る事ができました。今では味わう事のできない時代感をこの本で味わってください。

Icon user placeholderE7245062 a26c 4832 b620 d50414471cddIcon user placeholderD5a6691b adf0 419c 99c3 a82c187b6465Icon user placeholderC9416021 ddcd 4549 a615 2e95cc0f62acF6d87aa6 3579 41ba 95b0 873b70fa8305 17
痴人の愛

痴人の愛 谷崎潤一郎

育てる、育て尽くして、恐ろしい存在を育ててしまったことに気づく。自分が飲み込まれてしまうとわかりつつ、御すことができない喜びに抗いきれなくなる。 性的な雰囲気、エロティックなムードが漂ってはいるが、何か潔いエロさであって、秘匿、覗き、隠すといういやらしさはあまりない。 あるのはどこまでもマゾヒスティックで、痴的な主旋律。その男は痴人として登場するが、あらゆる男の代表として退出する。ナオミは男のそれを引き出すトリガーでしかないのかもしれない。

0bf64941 7f34 4cc5 bb39 922fcdd1756150de0f88 0505 4a94 9f9f 627e139f93f34f8e614f ec35 4985 9704 318bf3471b43A79a3eb1 108c 41f6 9191 3ec772c8110b10a7e947 0ad7 455d 8fb3 ff5112e95f17
鍵・瘋癲老人日記

鍵・瘋癲老人日記 谷崎潤一郎

これを官能小説だと言う人の気持ちも解る。それくらい官能的な作品。しかし、ここまで精密に画策された物語と、夫婦各々が《隠れて記す日記》をお互いに盗み見る事で夫婦の会話が行われる《陰険さ》と、その中に確かに《日本の美》が内包している作品というのは稀である。 ミステリーの要素も多くあり、江戸川乱歩に影響を与えたのも頷ける。表現方法、心的描写が何とも素晴らしい。ストーリー自体がとにかく面白い。 谷崎潤一郎、私のとても大好きな日本紳士であり、共鳴させられる変態です。

9427ac7a 2db9 4f7d 8407 cdaa2064546aA5ffb3e5 7fb4 47ae 9652 3c1ce62ab7e7